Spring Waltz#6-2/2

つづきより


 マフラーを返して帰ってきたウニョンに、友達のミジョンは聞きます。

 
 「ウニョン、ねえ、彼、何だって?やっぱり会いたくて来たって?」

 「期待するんじゃなかった。

  他のみんなはまだ魔法にかかったままなのに、私だけ解けちゃったみたい。

  黄金の馬車はかぼちゃになり、ドレスは古着に戻っちゃった。」


 ミジョンは「何も無いのに探すわけ無いのに」と言いますが、ウニョンは悲しさのあまりチェハのことを悪く言います。

 
 イナとチェハは小学校に行きます。ユン・ジェハの行っていた学校にはチェハは思い出が無く、イナはそんなことは知らずに教室に入っていきます。そして、思い出に浸っています。

 突然、校庭を走るチェハ。それを、驚いた様子で見るイナ。グランドに倒れこみ仰向けになるチェハにイナは話しかけます。チェハは子どもの頃のことをイナに聞きますが、その頃のチェハは優等生だったようです。


 チェハはイナに、今のままのチェハでいいかと訊ね、今、この瞬間からはじめて出逢ったみたいに一から始めようと言います。


 フィリップはウニョンのトラックの店に来て、店が終わるのを待ちます。

 ウニョンが手作りのお店をやっているので、パペット、指人形をフィリップに作ることを約束します。そして、指人形が出来上がりました。フィリップは嬉しそうです。

 フィリップは店の売上に貢献するように、大きな声で呼び込みをはじめます。若い女性などがアクセサリーを買い求め、フィリップの客さばきのよさでどんどんと商品が売れます。

 店を閉めた二人は、ドライブに出かけます。フィリップは韓国のあちこちに出かけたいのですが、こんなに一度には無理なので、スポーツをすることにします。

 川の近くのバスケットコートで二人は楽しそうに遊びます。


 チェハとイナは、こちらも楽しそうにドライブをしたりショッピングをしたりしています。


 夕立が降ります。


 ウニョンはフィリップとトラックで、チェハはイナとレストランでそれぞれの楽しい会話を楽しみながら食事をします。ウニョンたちはカップラーメンですが。

 フィリップはウニョンの笑顔が自分のおかあさんみたいだと言います。すでに7才の時に他界し、フィリップは寂しそうです。そして、ウニョンもお母さんと小さい時に別れて、今でも会いたいと思い出します。


 フィリップを送ってホテルに来たウニョンは、フィリップにプレゼントを渡したいのでここで待つようにと、ピアノ室に通されます。

 待つ間、ピアノにさわり、その側にあるテーブルの上の小箱を見つけます。その小箱の端に出ている布が気になり、取り上げて中味を見ようと開きかけます。


 チェハとイナは車で帰ってきます。 


 フィリップは、ウニョンにオーストリアのパーティーのときに履いた靴を持って来ました。無理にでもウニョンに履かせたいようで、一生懸命にウニョンを説得します。そして、ついに履かせます。

 その時に、弾みで落ちた小箱をウニョンが拾い上げたところに、チェハとイナが戻って来ます。

 
 「ここで何やっているんだ!」


 突然、チェハは怒りとともにその小箱をウニョンから取り上げます。


 その剣幕に驚くウニョン、そして、フィリプとイナ。



















 
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# by arrive_at | 2007-06-20 20:44 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz#6-1/2

春のワルツ 第6話 謎の小箱


<ネタバレに注意>



 ピアノに向かうチェハは何かを思い出そうとしていたのか、それとも、何かを忘れようとしていたのか、ピアノに突っ伏してしまいました。

 部屋に急いで入ってきたイナは、チェハの肩に手をあて心配します。その手を振りほどくように、チェハは立ち上がります。

 「チェハ」

 「帰っていいかな。オーストリアに帰りたいんだ。」

 「冗談よね。」

 「来るんじゃなかった。」

 「どうしたの。」

 「契約を破棄する時は、どうやって償えばいい。」

 「私のショックを償うのは無理よ。急にどういうこと。

  今度の企画はね、いい加減な思い付きじゃないの。

  簡単には諦められないわ。納得できる理由がないと。」

 「納得できる理由か。突然の怪我というのはどう。」

 「怪我したの。」

 「するしかないんだったら…。」


 チェハは思いつめたように、右手のこぶしでガラス窓を割ろうとしました。

 理由が分からないイナはチェハの頬をぶちますが、チェハはイナにもいえない大きな悩みがあるようです。

 チェハの胸を叩くイナを引き寄せて抱きしめます。


 ウニョンはフィリップをピンクトラックでホテルまで送ってきました。フィリップにコーヒーを誘われますが、今度にしようとウニョンに断られます。しかし、笑顔で別れました。


 イナはチェハを気遣いますが、チェハは「僕の名前を読んでくれ。」と、イナに言います。

 「ユン・ジェハ」


 部屋に戻ったチェハのところにフィリップが来ます。そして、今日は誰に会ったかを当ててと言います。チェハは疲れているようで、椅子に深々と腰掛けています。

 フィリップはウニョンに会ったと言い、チェハは小さくうなずきます。

 フィリップはチェハに、ウニョンを誤解していると言い、チェハは小さくうなずきます。

 フィリップは「あの時、僕、嘘ついた。」と言い、チェハはわずかにうなずきます。

 「本当は、付きまとったのは僕のほう。これからは優しくしてあげて。OK?」

 そして、チェハはかすかにうなづいたようでした。


 
 ウニョンは家に帰りましたが、一緒に住んでいるミジョンにいろいろと聞かれます。ミジョンはフィリップのことも気になりますが、「嫌な奴」のことをウニョンが好きなんじゃないかとからかいます。二人は笑って楽しく騒ぎます。

 
 フィリップは、ホテルの部屋でウニョンの貝殻を見ながら思い出しています。

 ウニョンは部屋で写真を見ながら、ユン・ジェハを思い出しています。

 チェハは「イ・スホ」と言う名前をつぶやいて、物思いにふけっています。


 翌朝は仕事場でアルバム作りの会議が開かれています。


 ウニョンは、デザインコンテストのオフィスでメモを受け取ります。グリーンヒルホテルのユン・ジェハ。


 ウニョンは母親に頼まれてバイクで出前の配達に出かけます。そこはグリーンミュージックのオフィスです。

 ドアを開けざまにぶつかったのはチェハです。靴にコチジャンがかかりました。旅の思い出がよみがえります。それも、失敗の思い出が。

 ウニョンは驚くとともに、ばつの悪い思いをします。

 ウニョンとチェハは二人でテーブルを挟んで座りますが、なんだか居心地が悪そうです。


 「何か?」

 「取ったら。」

 「あー、はい。」

 
 ヘルメットを取りますが、お互いに見合いながらチェハが聞きます。

 
 「子どもの頃、どこに住んでた?」

 「えっ、なんで。」

 「何となく。」

 「ソウルです。」


 ちょっと気まずい感じでしたが、フィリップとイナがコーヒーを入れて持って来ました。偶然の再会にイナは喜びます。そして、お互いに挨拶を交わします。フィリップはウニョンを探し当てたことを面白そうに話します。英語なのでウニョンには分からないのですが。


 ウニョンは帰る時にチェハを見ます。そして、チェハもちらとウニョンを見ます。


 マフラーを届けようかと考えるウニョンですが、ミジョンは彼が謝ろうとしていると言います。ウニョンはそんなことは無いと思うけど、ため息をつきます。


 チェハはインタビューの途中でも考え事をしているようです。


 ウニョンはグリーンミュージックにマフラーを返しに出かけ、チェハと会います。

 
 ウニョンが話しかけようとするとチェハはさえぎって去ろうとします。ウニョンはチェハに「私を探していたでしょ。何でうちに来たの?」と訊ねますが、チェハの冷たい態度に怒ってしまいます。

 チェハはチェハで、ウニョンに対して高圧的な態度を取ってしまいます。


 泣きながら帰ってくウニョンを車からチェハは見ていました。




 

つづく
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# by arrive_at | 2007-06-20 19:39 | 春のワルツ 2007  

今日も徒然なるままに

 現在は「春のワルツ」のレビューを書いていますが、このドラマもすでに3月で全て見終わっています。NHK BSでの放送時には、一体どんなドラマになるのかと思っていました。期待通りになかなか面白かったことは言うまでもありません。

 最近はレビューを書いたり、さぼったりですが、それでもブログに訪れてくださる方が何人もいらっしゃるので、本当にありがたいことです。なるべく早くレビューをエントリしなくては。

 そうはいうものの、私の体調のほうが優れず、というと大袈裟ですが、春にはシラカンバ、カモガヤなどの花粉症がひどく、目の裏側まで痒く、鼻はティッシュでかみすぎて鼻血まで出る始末です。気分が優れない日が続いています。

 また最近、24時間心電図というものを取ったりして、狭心症の具合を調べるという事もやりました。普段は元気ですが、何かの拍子に心臓の周辺が苦しくなります。今日も、東京都大田区下丸子というところから田園調布まで多摩川を1時間ほど散歩しました。家に帰って着替えを済ませたら、体温が下がったようで、急に胸が苦しくなるなり、血管のどこかが痙攣を起したようです。

 以前は水泳が終わってプールから上がると、急に体温が下がるので、手足の末端がしびれたり、立ちくらみがあったりしましたが、とにかく、体温の急変は心臓への負担や血管の収縮などで血圧の変化や血管の痙攣などを起します。ジャグジーで温まるとか、厚着をするとかで体温調節をしないと体が危険な状態になるようです。

 こんな私の体調レポートなど役には立たないとは思いますが、それでも、健康管理の点で、くれぐれも身体の変化とその体調の調節をこまめに行ってください。

 スポーツをする人は健康体の人は多いかと思いますが、しかし、世の中はそんなに頑丈な人ばかりではありません。低体温の人、低血圧の人、呼吸器系、循環器系などに問題のある人などでも水泳や陸上のトレーニングをしている人は多いと思います。諦めずにスポーツを続けるにはやはり体をいたわりながらということでしょうか。

 今日はドラマのレビューどころか、健康相談のエントリみたいになってしまいましたが、生活の中の一こまということで、「行けるとこまで行こう!」の一片でした。
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# by arrive_at | 2007-06-05 23:42 | 徒然日記  

Spring Waltz#5-2/2

つづきより


 クリスタルデザインコンテストの事務所に出かけたチェハは、ウニョンの住所を教えて欲しいと頼みますが、個人情報は教えられないと断られます。

 しかし、支援をするのならということで、連絡先を書き止め、優勝者に伝えることはできると言います。チェハは連絡先を置いていきます。


 しばらくして、事務所にフィリップが訪れ、ウニョンに会いたいので連絡先を教えてくれるように頼みます。片言の英語で受付の女性を説得します。フィリップのなかなか巧みな説得に、ホンデイ通りでピンクのトラックで雑貨を売っているという情報を教えてしまいます。


 フィリップはついにピンクのトラックを見つけます。そこにはチェハも来ていたのですが、フィリップが訪ねていくところを見て戸惑います。

 ウニョンがトラックから出かけるのを見つけて、チェハは後をつけていきます。

 ウニョンは小さな飲食店に入って、仕事の準備をしますが、チェハもその店に入って行き、店の端の席に腰かけます。ウニョンは注文をとって、弟と話をしながら海苔巻きを作ります。お母さんが帰ってきて、家賃の値上げについて愚痴をこぼします。
 
 その様子を見て、チェハはウニョンには兄弟も親もいないことを思い出します。


 急にチェハは店を出て行ってしまいますが、青いマフラーが残されていました。ウニョンは店を出てマフラーを渡そうとお客さんを探しますが、遠くから振り返ったのはチェハだと気が付きました。


 「ウニョンは死んだ、手術は失敗したんだ。」

 子どもの頃、遠い異国の地でそう父親に聞かされたチェハは、 なす術もなく悲しみます。

 「お気の毒に、手術の後遺症で亡くなったようですね。」

 病院でも、ウニョンが亡くなったと聞かされて肩を落とすチェハでした。


 ウニョンは店からトラックに戻る途中、露天で商売をする人の取り締まりを見つけ、慌ててミジョンに逃げるようにと知らせます。
 ミジョンはフィリップに手伝ってもらい、商品をトラックに積みます。そして、トラックはウニョンの運転で走り出しました。

 公園で止まると、後ろの荷台からはフィリップが降りてきます。車酔いをしながら、フラフラと降りてくるフィリップを見てウニョンは驚きます。ミジョンも何だかフィリップに好意を持っているようです。

 フィリップがビジネスで韓国に来たということを知って、チェハも来ていたことが分かります。さっき店に来た人はチェハかもしれません。
 ぼんやりとチェハのことを思い出すウニョンでした。


 ピアノ室で一人お酒を飲みながらチェハはピアノを弾き続けます。

 過去の記憶をたどりながら、またはその思い出を振り払おうとしながら、それでも、ウニョンが死んだということが大きな心の傷として何度もよみがえってきます。


 イナはチェハがピアノを弾いているのを覗いて、そして嬉しそうに確認して、ピアノ室のドアを静かに閉めます。



 と、突然、ピアノの音が断ち切れて、その音に驚きイナはピアノ室を開けます。


 そこには苦悩するチェハがピアノに突っ伏しているのです。

 チェハの苦悩の意味とは一体何でしょう。





 
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# by arrive_at | 2007-05-28 11:21 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz#5-1/2

春のワルツ 第5話 ピンク・トラック


<ネタバレに注意>



 インチョン空港でイナはチェハとフィリップの到着を待っていました。しかし、チェハは急用で空港から国立療養院に行ってしまいました。

 チェハは子どもの頃ウニョンをこの病院におんぶして運んだことを思い出します。

 「医療記録申請書」を提出しますが、署名のところにユン・ジェハと書いて消し、イ・スホと書いては消します。どうしても名前がかけないチェハは、生存確認だけでも出来ないかと受付に訊ねます。

 しかし、家族と確認が出来なければ記録は見せてもらうことは出来ないということです。

 

 「明日の朝、病院の正門で会おう。遅れないようにね。」

 子どもの頃、ウニョンが手術をする前日に、スホは病院で出逢った男性と約束をします。

 ウニョンは明日緊急に手術をするということになります。

 「病気が治ったら、ウニョンは一番最初にやりたいことはなあに。」

 「お兄ちゃん、私ね、あの島に行きたい。

  前に行ったおじいちゃんとおばあちゃんがいる島。

  病気が治ったら、お兄ちゃんとお母さんとお兄ちゃんのお父さんと私と4人であの島に住んで  
  みたい。」

 「そうだ。お兄ちゃん、手術のときずっと側にいてよね。」

 「(ねえ、ウニョン。俺、すぐに戻ってくるから。だからさ、絶対に良くなるんだよ。ウニョン。

  絶対に生きてて。生きてまた会うんだ。分かった。)」


 フィリップとイナは滞在先の部屋に着きました。


 病院でウニョンの生存だけは確認できることになったチェハは、また明日病院へ行くことになりました。


 スホはソウルに出てきて父親を探すが、なかなか見つかりません。

 ウニョンを街角に置き去りにして、すぐに戻るからと約束をして父親を探しに行きます。

 残されたウニョンはどこかに行ってしまいます。


 かつての場所に行ったチェハは当時を思い出しています。その近くを現在のウニョンが通り過ぎて行きます。

 友達のミジョンはウニョンと鯛焼きを食べようといいますが。ウニョンは苦手だと言います。


 スホを待つウニョンは鯛焼きやさんで鯛焼きを買おうとします。あまりお金が無いので戸惑っていると、おばさんは鯛焼きを一つくれます。お腹が空いたウニョンはその鯛焼きの端を少しかじります。そして、スホと会って鯛焼きを上げると、スホは心配のあまり、その鯛焼きなんか欲しくないと捨ててしまいます。


 そんな記憶をたどっていると、チェハはピンクのトラックに乗ったウニョンを見つけます。

 タクシーでトラックを追いかけるのですが、夜の街をトラックは走り去ってしまいました。

 オーストリアからついたばかりのチェハは、すぐにウニョンの生死を確認しようとし、そして、オーストリアで出逢った気になる人、ウニョンを見かけて探しますが、それも見失ってしまいました。


 ユン・ジェハ帰国記者会見場ではチェハの到着をイナはいらだちながら待っています。

 会場に現れたチェハは、記者の質問に答えます。

 「これまで韓国の音楽業界からどんな熱烈なラブコールを受けても帰国を断っていたのに、今回はどうしてグリーンミュージックのオファーを受け入れようと決められたのですか。」

 「さっき、フィリップが言ったように自分のルーツを確かめたかったのと、もう一つ、会いたい人がいたからです。」

 「気になりますね。ひょっとして、それは初恋の人ですか?」

 「プライベートな質問は、ちょっと。」


 フィリップはチェハと部屋に戻って、ウニョンに会いたいなといいます。連絡先は分かるのかとチェハは聞きますが、手がかりは手紙だけです。

 クリスタルデザインコンテスト優勝者のウニョンを探すのはコンテストの事務所に訊ねればいいということに気付きます。フィリップはとても会いたいと言います。


 イナは準備したピアノで、チェハにコンクールで優勝した曲を弾いて欲しいと頼みます。

 チェハは子どもの頃のチェハはどんな子だったかとイナに聞きます。

 曲が思い出せないので、イナは「ショパンのスケルツォ2番」といい、チェハは弾き始めます。


 虹の貝殻細工を手にしているところに、チェハの父親から電話がありました。

 父親は、チェハが何故急に韓国行きを決めたのかわかりません。母親も心配しているようです。

 電話を終えたチェハには、誰にも言えない何かを抱えているようです。




 つづく
 


 
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# by arrive_at | 2007-05-28 11:07 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz#4-2/2

つづきより


 ホテルで休むウニョンですが、うなされます。

 遠い昔、スホを追いかけて海に入ったこと。

 森の中を、そしてソウルの街の中をウニョンを探すスホ。

 同じ頃、チェハもうなされてベッドから起きます。



 翌朝、チェハは窓を開け、湖のほとりに人影を見つけます。


 ウニョンは湖のそばで、雪のかたまりを積上げてお祈りをします。


 チェハは朝の散歩に出かけ、雪が積上げられたものを見て、幼いときの浜辺でのお祈りを思い出します。


 雪の街を歩くウニョンは、教会から流れるピアノの音に気付き、そして入っていきます。チェハは教会で何かを思い出すようにピアノを弾きますが、ウニョンが来る前に帰ってしまいます。


 フィリップはウニョンの部屋に行きますが、そこには昨晩着たドレスとお礼の手紙とプレゼントが置いてありました。そして、クリスタルミュージアムに行きました。


 貝殻で作られたプレゼントを見て、フィリップは嬉しそうです。


 ホテルから出て、車の前でフィリップは貝殻を見ています。それを見たチェハは何かを感じます。

 「あの子の名前は?」

 「ウ、ウニョン。ソ・ウニョン」

 イナに訊ねられてフィリップが答えると、その場に居合わせたチェハは急に車で走り出します。

 フィリップとイナは驚いています。


 子どもの頃に、スホはウニョンが手術で亡くなったことを聞き、悲しみにくれた日のことをチェハは思い出します。


 クリスタルミュージアムに着いたチェハは走ってウニョンを探します。
 
 ウニョンはたくさんの展示物を興味深気に見ます。そしてミュージアムを後にします。

 万華鏡の部屋でチェハはウニョンを思い、会えないままに別れてしまいます。


 韓国に向かう飛行機に、チェハとフィリップが乗っています。

 「一緒に弾こうか。

  クレメンタインでしょ。

  何でいつもその曲弾くの?

  イナのせい?ね。何なの?怪しいね。」

 「今日は英語が出ないな。」

 「うーん、韓国行くから。」

 「上手くなったよ。」

 「当然だよ。僕は半分韓国人。だろ?」

 「そうだな。僕も半分だ。」

 「何が?」

 「ユン・ジェハが半分。残りが半分。」

 「残り?何、それ。」

 チェハは膝の上で、ピアノの鍵盤を弾いていました。



 スホとウニョンは夜の公園で過ごしますが、ウニョンが倒れ、病院に担ぎ込まれます。島からポンヒが駆けつけますが、スホの姿を見るとポンヒは怒ります。

 ポンヒが看護婦に、ウニョンの母親が死んだのに、ウニョンはまだ何も知らない事を伝えます。それを聞いていたスホは眠るウニョンを見つめます。


 ポンヒがスホを見つけ追いかけると、スホはある病室に入って隠れます。その病室には女性がいましたが、チェハという名前を呼んで、スホを抱きしめます。

 突然のことにスホは驚きますが、女性は自分をママだと名乗り、離そうとしません。

 ポンヒは病院の廊下の椅子で眠るスホを見つけますが、スホを叱ってもどうしようもないことを嘆きます。誰かが手術代を出してくれるわけではなく、ため息をつきます。


 あの時の様子を思い出すチェハです。


 自分と父親のチョンテの写真をスホは破いてしまいます。そして、スホはチェハという子供のパスポートを見ながら、考え込みます。

 「ねえ、ウニョン、絶対に生きてて。
 
  生きて、またいつか会うんだ。

  分かった? 約束だよ。」



 飛行機の中のチェハは、心の中でつぶやきました。

 「僕は韓国を離れる時、必ず帰ると心に決めた。

  15年ぶりだ。

  イ・スホとして旅立った僕は、ユン・ジェハとして帰ってきた。」


 
 

 
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# by arrive_at | 2007-05-19 12:58 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz#4-1/2

春のワルツ 第4話 帰郷


<ネタバレに注意>



 コンサートを終えたチェハに会場は拍手の嵐が起きます。

 階段にたたずむウニョンは二度と歌わないと思っていたのに、「いとしのクレメンタイン」
の曲を聴いて悲しくなってしまいます。


 そこにフィリップが現れ、ウニョンを引き止めます。

 「帰るの?」

 「一生懸命話しかけてくれようとするのは嬉しいんですけど、何で馴れ馴れしいの。

  友達じゃないんだから、語尾には『です』を付けるんです。

  帰るんですか?良かったですか?って。分かります?」

 「帰るですか?良かったですか?」

 「あんまり良くなかったですけど、帰るのは当たりです。

  帰ったほうがいいと思って。さよなら。」

 「行かない、で、です。」


 ウニョンはフィリップにパーティーに誘われます。フィリップの車にはウニョンが着るとちょうどいいドレスがありました。
 着替えたウニョンの姿はたいへん美しく、フィリップはその美しさに驚きます。

 ウニョンは気後れしながら、「まあ、いいか。旅行中だし。」と出かけることにします。


 コンサート会場の入口でチェハは誰かを探しているようです。


 パーティー会場でイナはチェハに名刺を渡します。
 チェハはイナが自分に近付いたのは仕事の為だと誤解し、イナに冷たい言葉を投げつけます。

 「グリーンミュージック。僕に近付いたのはこのため?

  はっきり言っとくけど、韓国には行かない。

  CDはもっと興味無いし。

  悪いんだけど、僕は君が覚えているユン・ジェハじゃないから。分かった?」

 チェハの冷たい言葉におろおろするイナでした。


 スピーチをするチェハは、その中で遠い国からきてくれたソン・イナを友達として紹介します。
 突然のことにイナは驚きながらも感動します。


 そこにフリップとウニョンが現れます。

 チェハとイナ、フリップとウニョンが挨拶を交わしますが、ウニョンには何だか居心地が悪いみたいです。

 イナはチェハとウニョンは初対面ねと紹介しますが、ウィーンからザルツブルグに行く列車の中で、ウニョンはチェハにコチジャンをかけてしまって、すでにチェハを知っており、罰の悪い思いでいます。

 そんなことを知らないフィリップは、チェハに

 「僕の彼女」

 「変だと思った。演奏後に消えたから。」

 「知り合った途端、つきまとわれちゃって。」

と、嘘をつきます。フィリップは照れて冗談のつもりでしょう。


 それぞれのカップルはダンスを踊り始めます。ウニョンはフィリップにダンスを教えてもらいながら、楽しそうです。
 それを横で見ながらチェハはウニョンの様子を探ります。 何も知らないウニョンはフィリップと楽しそうに過ごします。


 踊っている途中でウニョンはチェハの視線が気になります。

 その後パートナーチェンジをしますが、ウニョンは戸惑います。

 「たいしたもんだね。」

 「何が?」

 「クリスの前ではアリス。フィリップの前では誰?

  男によって名前を変えるんじゃないの。」

 「あ、そんな。」

 「今度はキムチでもこぼした?

  安心して、フィリップには内緒にしてあげる。」

 チェハのひどい言葉に傷ついたウニョンはその場を立ち去ります。


 会場を出ていくウニョンに、チェハは列車で着替えた熊の絵のセーターを投げつけます。

 「持ってけよ。

  真面目な顔をして男を騙すのが君の趣味なのか?

  僕も騙されるところだった。」

 「騙したのはどっちよ。」

 「でも、君のチョイスは正しかったよ。

  貧乏な音楽家よりは、フィリップのほうがまし。」

 「それ、どういう意味?」

 「でも、勘違いしない方がいいぞ。女なら誰にでも優しそうでいて、フィリップは人を見る目があるんだ。」

 「私だって人を見る目くらいちゃんと持っているわ。

  あなたが嫌い。

  あなたが着てた服なんか、もう要らない。

  返さなくていい。」

と、ウニョンはセーターをチェハに返します。
 チェハはその場でセーターを階段の上から捨ててしまいます。


 ウニョンはチェハと会ったことを愚痴りながら、荷物を持って外を歩いていきます。そこにフィリップが車で追いかけてきます。

 フィリップが話す英語が分からないので、ウニョンは呆れて歩き出しますが、ハイヒールが脱げて転んでしまいます。

 フィリップはウニョンを抱き上げ、車のボンネットに座らせて、ハイヒールを自分の蝶ネクタイを外して結わえます。

 その時に流れる英語の曲が素敵です。


 レストランでイナとチェハはフィリップを待ちます。イナはチェハに会えたことを喜び、二人でいる時間を楽しんでいます。チェハのほうはあまり関心が無いようですが。


 夜遅くホテルについたフィリップは、ウニョンの宿泊を探してきます。ウニョンの差し出す部屋代をフィリップは受け取りますが、その中からコインをいくつかウニョンに戻しフロントに行きます。

 部屋を取ったフィリップに、ウニョンは「まさか、一緒の部屋じゃないよね」と、つぶやきます。

 何か話し足りないフィリップですが、ウニョンは警戒してすぐに部屋に入ってしまいます。


 チェハの部屋に戻ったフィリップは、ウニョンの素敵なことを話します。チェハはウニョンを信じるなと警告しますが、フィリップにとっては楽しいことのようです。



つづく





 
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# by arrive_at | 2007-05-19 11:52 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz#3-2/2

つづきより


 「あの島ってさ、持ち主いるのかな。」

 「どうして。」

 「いなかったら大きいのは俺の島にして、小さいのはウニョンにする。」

 「だったら兄妹島だね。そしたら、お母さんのはあれにしようかな。あ、お父さんの島が無い」

 「お父さんの島は無くていいよ。」


 夜になってウニョンは学校の宿題をします。スホはノートに押された判子を見て何かと聞きます。これは宿題チェックの判子だとウニョンは答えます。

 学校に通っていなかったスホのために、ウニョンはスホの腕に判子の印を描きます。

 ニコニコマークの判子は、ウニョンにとって大事なお兄ちゃんの印です。


 スホはウニョンのために朝早くから貝殻を集めました。おばあさんにそれを預けてスホはソウルに一人で行くつもりでした。
 大きな船に乗っていたスホのところにウニョンも乗りました。ウニョンは一緒にソウルに行って、一緒にお父さんと島に帰ろうとスホを説得します。


 チョンサン島のポンヒのところに電話がありました。ソウルでヘスンが事故にあったとの知らせです。


 船から下りた二人は電車の駅舎の生垣を這って乗り越え、無賃乗車でソウルに向かいました。ソウルがはじめてのウニョンには、見るものがたいへん珍しいものばかりです。


 スホは父親のチョンテを探しますが、まったく見つかりません。スホとウニョンは探しつかれて夜のベンチで途方にくれます。

 ウニョンはスホに「いとしのクレメンタイン」を歌ってくれるように頼みます。咳き込むウニョンは倒れてしまいます。



 オーストリア、ザルツブルグでコンサートを開くユン・ジェハは、コンサートのアンコール曲に「いとしのクレメンタイン」を弾きおわります。

 そして、会場を後にしようとするウニョンはその曲を聞きながら、階段に座り込み涙を流します。



 遠い思い出がよみがえるように。
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# by arrive_at | 2007-05-19 10:26 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz#3-1/2

春のワルツ 第3話 星のない街


<ネタバレに注意>



 砂浜に大きな字で「ウニョン、ごめん」とスホは書きます。


 賭博場で窓の外を見るスホと、賭けに負けてしかめっ面をするチョンテ。そして、「うんざりよ。出てって」と女に怒鳴られて、スホとチョンテはあてもなく街を彷徨います。安宿でスホが目覚めると父親のチョンテはどこにもいません…。


 うなされるように夢から醒めるスホですが、この島に戻ってからもチョンテは怪しげな動きです。スホは父親がいなくなるのではないかと心配になって、「また、父さんがいなくなったら俺は死んでやる。」とチョンテを責めます。


 ヘスンはわかめ工場の友達ポンヒから、チェ船長がソウルでチョンテを見かけたが、会社なんて無くて、上手くなんか行っていないと忠告をします。しかし、ヘスンはチョンテのことを疑わず、悪い人ではないと弁解をします。


 ヘスンの留守にチョンテは盗みに入りますが、チョンテは逃げるように走り去ります。ヘスンは家に戻ると、家の中が荒らされお金が無いことに気付きます。ヘスンはチョンテを追いかけますが、港から船は出て行きました。


 スホは学校から帰ると、防波堤にたたずむヘスンのところに行きます。ヘスンから「あんたのお父さんどこ行った。あれがどんなお金か分かる。」と詰め寄られます。スホは父親を探し家に戻りますが、そこにはチョンテの姿はありませんでした。


 ヘスンはチョンテを追いかけて、お金を取り戻そうとソウルに行きました。


 ヘスンはソウルから島のへソンに電話をかけます。

 「もしもし、ポンヒ。まだソウルなの。忘れていたんだけど、明日ウニョンの誕生日なの。それでお願いがあるの。私の代わりにわかめスープを作ってあげて。」


 学校ではスホが嘘つきだとみんなにいじめられています。 喧嘩して怪我をして帰ってきたスホの家には「泥棒の家」「嘘つき」と落書きがされていました。悲しさの中でスホは「いとしのクレメンタイン」を口ずさみます。


 ポンヒはスホに荷物をまとめてうちに来るように言います。ポンヒはスホを施設に入れるのがいいと言います。チョンテがウニョンの手術代を盗んだということを話しますが、スホは施設には行かないと言い張ります。


 スホは船に乗ろうとしますが、島の人々はチョンテの息子だということで責めます。浜辺でたたずむスホは小船で海に漕ぎ出します。それを見つけたウニョンはスホを引き止めようとします。

 ウニョンは思わず海に入って船を止めようとします。スホはこの前のようにウニョンが倒れる事を心配し船に上げますが、ウニョンを島に送り届け、自分は隣の島に渡り、そして船で本土にわ渡りソウルに行くと言います。


 しかし、二人の乗った船はどんどん流されてしまいました。


 船が島に流れ着き、二人は目覚めます。空は晴れ渡り、二人は死なずに助かったことを喜びます。崖をよじ登り、島のおじいさんとおばあさんに助けられます。
 スホは船は何時に出るのかと聞きますが、明日にならないと船は出ないようです。


 その頃、ソウルではへソンがチョンテを探して街を彷徨います。絶望に心も放心した様子で道を歩いていると、交通事故にあってしまいます。


 濡れた服を乾かすウニョンですが、干している服が風に飛ばされて何か不吉な予感を感じます。




つづく
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# by arrive_at | 2007-05-19 10:08 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz#2-2/2

つづきより


 夕立が降りはじめ、二人は道端で雨宿りします。

 ウニョンが、どうしておにいちゃんのお父さんは迎えに来ないのかと聞きます。スホは父親から電話があったからソウルに行くとウニョンに告げます。


 学校で、スホは遊びで賭けをしてお金を儲けます。そんな様子を見て、ウニョンはスホにいつソウルに行くのかと言います。すぐに行かないなら宿題をしようといいますが、勉強の出来ないスホはウニョンに今すぐ出て行くと言います。

 スホは港で船に乗ろうとしますが、無賃乗車を見咎められ、仕方なく島に戻ります。そして、スホは島の高台にウニョンがいるのを見つけます。ウニョンは港を出て行く船にスホが乗っていると思って、寂しくて泣いていました。

 スホはそんなウニョンに、お前のせいで船に乗れなかったと言います。スホは言いがかりをつけますが、自分の身の不幸を誰かのせいにしなければ耐えられないのでしょう。

 スホは泳いでソウルに行こうと海に入って行きます。そして、それを止めようと海に入ったウニョンは意識が無くなってしまいます。

 病院に運ばれたウニョンは心臓が悪いので、母親のヘスンはウニョンをソウルの病院にいかせなければならないと医者に言われます。


 自分のせいでウニョンの具合が悪くなったと心配するスホですが、そんなスホにヘスンは声を掛けます。今日はウニョンが自分の貯金箱を割り、本土に行く人にハンバーガーを買ってきてと頼んだそうです。そして、それはおにいちゃんに食べさせてあげたかったからだそうでした。

 自分の心臓の手術代にするって言っていたウニョンは、そのために貯めていたお金をスホのために使ったのでした。病室でウニョンに謝るスホでした。



 スホはウニョンの病気を治してくれるように神様にお願いをします。そこに、上級生が通りがかります。弟の金を巻き上げたスホを殴ろうとしますが、そこにスホの父親チョンテが帰ってきます。


 チョンテが帰ったきたことでスホは安心しますし、ヘスンもウニョンも嬉しそうです。チョンテはここで暮らすといい、スホにとっては楽しい日々が過ぎます。


 畑の中を戯れるスホとウニョン。海辺で太陽にかざすとキラキラ光る貝殻を見ながら遊びます。

 ウニョンがアメリカの生活について質問をすると、スホは本当はアメリカ帰りじゃないことを話します。

 「俺さ、アメリカ帰りじゃないんだ。

 アメリカに住んだこともない。全部嘘なんだ。

 アメリカの近くにも行ったこともない。飛行機だって一度も乗ったことない。

 学校は2年生の時に辞めて、九九なんて知らない。習ってないもん。

 俺は不良で、泥棒で、嘘つきなんだ。

 これでも、これでもお前のお兄ちゃんになれるかな。

 これでも、お前、俺の妹になれる?」


 スホは浜辺に残り、ウニョンは峠の道を歩いていくと、そこで虹を見ます。

 正直に話をしたスホと、その真実を聞いたウニョンの心は離れていくのでしょうか、それとも、絆が深まるのでしょうか。







 
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# by arrive_at | 2007-05-18 20:00 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz #2-1/2

春のワルツ 第2話 虹の貝殻

<ネタバレに注意>


父親のチョンテと息子のスホが船に乗って島に向かいます。



 「僕の父さんの故郷は遠い南の果てにある島だった。

 そこは、父さんの父さんの代から暮らしていたという場所。

 そして、僕が人生で一番眩しい春の日を過ごした島。」



 島に上がると、坂道の途中でスホは女の子の姿をチラッと見かけます。


 チョンテは自分の父親の家に着くと、父親の名を呼びます。しかし、父親はすでに亡くなっており、叔父に教えてもらって畑の近くにある墓を参ります。

 チョンテは港で泣き崩れ、息子のスホは父親を揺さぶりながら、ソウルへ帰ろうと何度も父親の腕をを引っ張ります。


 父と子は港の堤防で体を寄せ合いながら眠っていました。そこにヘスンというチョンテと同級生の女性が女の子を連れて通りかかります。そして、声を掛けます。


 ヘスンは二人を自分の家に呼び、朝ごはんをご馳走します。

 「いきなりだったから、あんなところにいると思わないもの。だけど、雰囲気がすっかり変わっちゃったね。ソウルの人って感じ。」

 「ヘスンは昔と全然変らないな。」

 「君は可愛いね。お母さんとそっくり。名前はなんていうの?」

 「ソ・ウニョンです。」

 「坊やはなんていうの?」

 「ス…」

 「スホって言うんだ。優秀の秀に、坊やの坊。」

 「へぇ、イ・スホね。でも、どうして今まで一度も島に帰ってこなかったの。」

 「それは、その、遠くにいたからさ。ずっとこいつと外国にいたんだ。。アメリカに。カリフォルニアで小さな会社をやっているんだ。」

 チョンテはスホをヘスンに何日か置いてもらえないかと頼みます。


 
 スホは父親に置いてきぼりにされないように、父親の後をついて歩きます。父親は腹の具合が悪くなったといって、畑の中に入って行って用を足そうとします。息子のスホは道端で人が来ないかを見張っていますが、なかなか父親が帰ってこないので心配で探しに行きます。

 スホは父親に置いてきぼりにされたのではないかと気付き、島の港まで駆け降りると、フェリーには父親が乗っており、船はすでに港を離れていきました。

 父親に見捨てられたスホは泣きながら堤防で途方にくれています。そこにウニョンが呼びに来ます。

 ウニョンはスホを連れて帰らないと夕ご飯が食べられません。それで、スホから少し離れたところでじっとスホが立ち上がるのを待っていました。

 ヘスンはスホにたくさんのご飯を出して食べさせます。そして、ヘスンは、 ウニョンは体が弱く、友達も少ないからスホに面倒を見てもらえないかと頼みます。


 翌日からスホは島の学校に通います。

 授業の内容が分からないのでスホは困ってしまいます。そこで、ウニョンはおにいちゃんはアメリカ帰りですぐには分からないと弁解します。スホは困惑したままです。


 ヘスンはわかめ工場で働いていますが、そこで、チョンテの息子を預かったことを、軽率なことをしたと周りの人にとがめられます。しかし、ヘスンはチョンテを疑うということをしませんでした。


 ウニョンとスホは家に帰りました。ウニョンは貝殻を繋ぎ合わせて貝細工のおみやげ物をつくっています。以前に母親と作って売ったら、けっこう人気があったからです。

 そんなことに興味のないスホは、お腹が空いてハンバーガーが食べたいと嘆きます。


 学校の帰り道、ウニョンは菜の花畑の中でかくれんぼします。スホが鬼で、二人はずっとかくれんぼをしています。島の斜面に咲く菜の花は美しく、そして二人はその中をいつまでも遊んでいました。




つづく
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# by arrive_at | 2007-05-18 19:45 | 春のワルツ 2007  

春のワルツの制作

 桜が舞い落ちる中を父親と息子が歩いていく冒頭のシーンは、いつ頃の撮影なのでしょうか。

 2005年の年の暮れから撮影に入ったと言われていますが、韓国での公開はその翌年の冬からだそうです。

 少年と少女が菜の花畑でかくれんぼをするシーンも、第1話から回想シーンで登場しています。


 今日はそんな疑問が解ける記事を見つけました。



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尹錫瑚監督の四季シリーズ最終作『春のワルツ』、19日に撮影開始 <2005/4/18>

特に初めて海外ロケを試みる。欧州や北米のうち、最も撮影条件が良い場所を選ぶ予定だ。


 尹監督が設立した外注制作会社「ユンズカラー(Yoon’s Color)」のチョ・ソンウ室長は「欧州とカナダをロケ先に考えている。シリーズ初の海外撮影に臨むため、様々な撮影条件を考慮している」と述べた。


 国内での撮影は主に全羅(チョルラ)道の島で行われる。尹錫瑚監督をはじめ制作陣が300余の島々を訪問して探し出した場所だ。


 南怡島(ナミソム)、宝城(ポソン)緑茶畑など尹錫瑚監督がドラマ撮影地に選択した場所が常に観光名所になっており、この場所も放送後に有名になると見られる。


 チョ室長は「様々な問題点が発生することもあり、撮影地を公開しない予定」としている。


 子供時代のシーンを最初に撮影後、9月から成人俳優が登場し、本格的な撮影に入る。全20話で50~60億ウォンの制作費を投入する。







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ユン・ソクホ監督作品「春のワルツ」その後の行方・・・ <2005-06-08>

ユン・ソクホ監督の四季シリーズ作品は日本でも大変注目されているが、その完結編となる「春のワルツ」の内容が韓国で公開された。

ストーリーは、母親を失くし、いいかげんな父親のせいで苦労しながら暮らす主人公スホがある日父親の賭博の借金のため父親の故郷の南の島で隠れて暮らすことになる。そこで生まれて初めて優しい少女ウンギョンに出会い、人生で最も幸せな春を送る。しかし幸せな時も長くは続かずスホとウンギョンは不意の事故で離れ離れになってしまう。そして15年後偶然に再会し・・・。

四季シリーズの「秋の童話」ではソン・スンホンとソン・へギョ、「冬のソナタ」ではペ・ヨンジュンとチェ・ジウ、「夏の香り」ではソン・スンホンとソン・イェジンとビッグスターが連なる中、気になるのは誰が「春のワルツ」の主人公を演じるかだ。キャスティングについてこれまでいろいろと報道されてきたが、最終的にユン監督が新人の抜擢を提案した。「春のワルツ」の主演と助演俳優は公開オーディションを通して選抜され、現在インターネットポータルネイト‘TONG’で受付中だ。また製作側は、「疲れた現代人に純粋で美しい愛を悟らせる癒しのドラマになるだろう」と自負している。

20話完結予定の「春のワルツ」は、既に4月から幼少時代の撮影が始まっている。6、7月中には成長した主人公達のキャスティングを完了し、9月から撮影を再開し2006年3月から韓国で放送予定だ。

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 まだ、この頃には撮影が始まったばかりで、幼い頃の撮影はすでに撮られており、夏の間に大人の主役を決め、秋から冬に準備をし、撮影が始まったのは冬からだったようです。


 「夏の香り」以来、構想は3年を過ぎ、部分的には2005年の春に撮影を済ませ、本格的な内容はその半年後からという制作には、驚きました。このようにして、ドラマ撮影などは時間と労力と約3億円といわれる費用をつぎ込んで出来るのですね。


 そして、「春のワルツ」が出来たようですが、なるほどと言う感じです。大きなプロジェクトですね。
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# by arrive_at | 2007-04-11 11:16 | ドラマあれこれ  

Spring Waltz #1-3/3

つづきより



 コンサート会場に着いた男性はチェハです。熊の絵のセーターを着て、汚れたコートで熊を隠してフィリップの待つ控え室に行きます。

 

 「早かったな。」

 「う~ん、可愛い。どうした、それ?」

 「話せば長いんだけどさ。似合ってる?」

 「Nice! どういうこと?教えて。」

 「う~ん。不思議の国のアリスに会ったんだ。」

 「アリス?」

 フィリップが座っているところにチェハが入ってきて、鏡の前で赤いセーターを着た自分の姿を眺め、アリスとの出会いを思い出しながら、少し微笑んでいました。それを見て、フィリップも少し興味をひかれます。


 チェンバロかチターの調べをバックにウニョンは工芸品を見てまわります。街角でバイオリンを弾く姿が、列車であった人の顔に見えるようです。


 コンサート会場で打ち合わせをしている最中に、チェハは列車で一緒だった韓国の女の子を思い出します。

 チェハはピアノの前に座り、そっとポケットからチケットを出しました。自分のコンサートのチケットを、演奏者が本人であるということを知らずに渡されたことを思い出し、会場のどのあたりの席なのか確認しました。不思議の国のアリスにもう一度会うことが出来るのでしょうか。

 
 「Cris Y」という演奏者のことを知らないウニョンは、「有名な人なんだろうな。こんなとこでコンサートをするなんて。」と会場についてからつぶやきます。

 ロビーでウニョンを見つけたフィリップは、「誰か待っている?」 「僕?」と訊ねます。「ううん。」と否定しますが、言葉が通じないためにちぐはぐします。

 チケットの指定された番号に座ると、列車で出逢ったクリスが来ることを期待してウニョンは演奏が始まるのを待ちます。

 舞台の袖では、二階席にやってきたウニョンを確かめるチェハでした。


 コンサートが始まりましたが、出てきたピアノ奏者はあの列車に乗り合わせた男性でした。驚くウニョンですが、演奏の素晴らしさとは別に心にショックを受けたみたいです。曲の合間に会場を出て行ってしまいました。


 チェハは演奏の最後に聴衆者に向かい演奏の曲目について説明をします。

 「今日はなぜか子どもの頃を思い出しました。

 だから、最後に特別な曲をお聴かせします。

 大切な思い出に、私を導いてくれる曲です。」


 階段を下りながらウニョンはがっかりした様子です。

 「待って損した。まったく人をばかにして。

 嫌な奴。」



 その後ろから流れてくる「わたしのクレメンタイン」は、いつか懐かしい子どもの頃を思い出す曲です。

 桜の舞い散る中で、父親と共に歩く少年。

 菜の花畑で、かくれんぼをする少年と少女。

 雨の中でお祈りをし、船を漕ぎ出すのを追いかけ、

 いろいろな思い出が、二人のそれぞれの心に浮かんできます。







 

 
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# by arrive_at | 2007-04-09 19:38 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz#1-2/3

つづきより


 翌日、フィリップはイナを迎えに行きます。そして、二人は車でザルツブルグへと向かいます。


 ウニョンはウィーンの駅のホームで男性とぶつかります。

 「ちょっと、なによ、あの人。誤りもしないで。」


 列車のコンパートメント(列車などの仕切った部屋)に行くと、すでに4~5人の人がいて、ウニョンのトランクを窓側の上の荷物棚にのせてくれました。


 フィリップはイナを送りながら二人で会話をします。

 フィリップは15才の時にチェハと出会って、その頃はフィリップはピアノをひいていました。そして、ピアノはかなわないのでチェハと友達になりました。

 イナはチェハに15年ぶりに会ったことで、私のことを忘れたと残念がります。


 列車はリンス駅で止まり、同じ部屋の人たちが降りていってしまいました。

 残ったのはウニョンと駅でぶつかった男性だけです。窓をボールペンで「タタンタ、タン、タン」と叩き、「Are You Korean?」、「こんにちは?」、「ニー ハオ マ?」と韓国語、日本語、中国語で訊ねますが、無視されます。

 「韓国人なら、こんなに失礼なはずないのに。顔はまあまあなのに。」と独り言をつぶやき、ふくれっつらくをします。向かい側に座って楽譜を読んでいた男性が、少しだけ目を上げます。


 列車は雪景色の中を走り、いつの間にかウニョンは寝てしまいます。

 ウニョンがふと目を覚ますと、その男性は寝ているのですが、その頬に赤い血のようなものが垂れていて驚きます。

 「血なの?」と驚きますが、上を見ると、荷物棚にのせた自分のトランクからコチジャンが垂れて、男性の白いコートや、白いセーターを真っ赤に染めています。「あ~、どうしよう。」

 そっと手を伸ばし、男性の頬に触れようとして自分の手にもコチジャンが垂れます。そして、椅子に足をかけて高いところにある荷物をとろうとして男性の膝元に倒れこみます。

 男性は目を覚まし、目の前に迫るウニョンの困りきった顔を見つめます。自分の顔や肩に垂れたコチジャンの赤い色に驚き、不快な気持で怒ります。

 「なんだよ、これ。いいよ。」
 「ごめんなさい。」
 「どいて。」
 と、韓国語で返します。

 何とかしようとするウニョンの手を振り払って洗面所に行ってしまいます。

 顔を洗って戻った男性はため息をつきます。ウニョンは思い出したように自分のトランクから赤いセーターを出して、これを着てくれるように頼みます。

 「着るわけないだろう。子供じゃあるまいし。」

 しかし、いつの間にか男性は熊の絵の入った赤いセーターを着ています。ちょっと袖が短くて、窮屈そうですが、黙って楽譜を読んでいます。

 「広場で演奏とかしてる人?」

 ウニョンは悪いと思って、クリーニング代替わりにコンサートのチケットを無理矢理渡します。
 「プロの演奏を見たら勉強になるでしょう。」

 「なんて名前?」
 「クリス。」
 「じゃあ、私はアリス。不思議の国のアリス。よろしくね、クリス。」

 二人で同じ部屋にいるので気まずいのか、窓ガラスに息を吹きかけて落書きをするウニョンですが、その様子をちらりと見た男性は、幼い頃にニコニコマークを二人で付け合ったのを思い出しました。
 そして、ウニョンの顔をしげしげと見ます。

 「何?」
 「いや、ある人に似ているから。」

 変な顔をしてウニョンは少し考え込みました。そして、男性は遠くの景色を見ながら何かを考えているようです。



 ザルツブルグの駅に着き、ウニョンは男性に話しかけ、コンサート会場へ一緒に行こうと誘います。しかし、男性はさっさと立ち去ってしまいますから、「嫌な奴。迷子になっても知らないから。」とつぶやきます。ウニョンの方が大丈夫なのかな。


 


つづく
  

 
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# by arrive_at | 2007-04-09 19:26 | 春のワルツ 2007  

Spring Waltz #1-1/3

春のワルツ 第1話 巡り会い


<ネタバレに注意>


 新年の祝いを喜び合うウィーンの人々のなかで、ウニョンは手を合わせて祈ります。


「 本当に愛していれば、会いたいと願えば、いつかまた巡り合い愛し合うことが出来る。

 子どものころのかくれんぼと同じ。

 絶対見つからないように隠れていても、あなたは心のどこかで、

 私が見つけるのを待っているはずだから。

 数え切れないくらいすれ違っても、一生懸命祈れば、

 きっと愛する二人はいつかの日か巡り合える。」


 子どもの頃のチェハは、ピアノの発表を終えて舞台を降ります。イナが緊張しているので、チェハは手を握り、そして息をかけて緊張を解こうとおまじないをします。


 飛行機の中でウニョンが隣り合わせた女性が、気分が悪そうにしています。ウニョンは声を掛けますが、飛行機酔いしそうな女性は、自分の手を合わせて息を吹きかけます。そのおまじないは世界的ピアニスト、ユン・ジェハに教えてもらったそうです。

 女性の話しは続きます。子どもの頃に結婚の約束をし、15年が過ぎたそうです。


 ウニョンにも思い出があります。それは浜辺で別れたお兄ちゃん。


 ウニョンはデザイナーの卵としてオーストリアで工芸品を見てまわるつもりです。ウニョンも海外旅行が初めてで緊張しています。

 女性は「映画みたいなロマンスが待っているかもよ」と、励ましてくれます。


 空港では青いスカーフの女性を探すフィリップが、到着口で女性を探しています。

 ウニョンに話しかけますが、この男性の言葉がわかりません。

"Hi, I'm Philip. I'm Cheha's manager. Pick Up."

 英語やオーストリア語での説明がウニョンには通じません。

客引きの「カードライバー」と間違えて「Help! Help!」とウニョンは怖がります。 警察官が駆け寄り、その間違いが分かります。

 フィリップはやっと青いスカーフの女性のイナを見つけ、車で送ります。その途中で「カードライブ」
という言葉と共にウニョンのことを思い出し笑いします。

 
 イナはやっとチェハに会えたことで、嬉しさのあまりピアノをひくチェハに声を掛けられずにいます。

 チェハは無心にピアノを引き続け、イナは眼中にありません。演奏が終わってイナは拍手をしますが、チェハは冷たく対応し無視します。

 イナは感情的になりながらチェハにインタビューを申し込みます。母国に帰る予定や会いたい人はいないかと聞きますが、誰もいないと答えます。

 15年前に祖国を出たことや、子どもの頃の友達について、そして、イナは自分との結婚のことも忘れたのかと詰め寄ります。

 フィリップがそこに現れて二人をどこかに連れて行こうと車に乗りますが、そこでウニョンを見かけ、車を降りていきます。

 フィリップは街角でバスを待つウニョンに話しかけます。

 「また会いましたね。」「I'm a cardriver.」と会話します。一緒にバスに乗ったフィリップはガイドを申し出ますが、高くつきそうなのでウニョンは戸惑います。

 フィリップはそんなことお構い無しに話しかけます。ウニョンはデザインコンテストの受賞でオーストリア旅行を貰い、観光に来たことを伝えます。片言の言葉で話が通じ、そしてクリスタル博物館に言ってみたいと言います。


 チェハはイナをホテルに送り、明日はコンサートだからと帰って行きます。


 フィリップとウニョンはウィーンの観光をしながら、楽しい時間を過ごします。

 雪の舞う中、ウニョンはフィリップがハンサムだと思いながらも、どうしてこんなに親切なのかと不思議に思います。

 「どこに泊るの。」と言うフィリップに、明日はザルツブルグに行くことを伝えます。フィリップはザルツブルグでのコンサートのチケットを渡し、そこに来てくれるようにと約束をします。

 
 チェハは家で子どもの頃の写真と手紙を取り出して見ます。そこには「世界一可愛いイナより。」という手紙がありました。

 チェハは書庫の本の奥から布に包まれた貝細工を取り出し、ライトに透かして見ながら、子どもの頃のことを思い出します。


 その頃、ウニョンはホテルの部屋で同じように貝細工を取り出しながら、やはり子どもの頃に想いを馳せます。






つづく







 
 
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# by arrive_at | 2007-04-09 18:23 | 春のワルツ 2007  

ようこそ『春のワルツ』へ ドラマ紹介番組(再)

 「春のワルツ」 待ってましたという状態です。

 NHK BSでの放送が終わり、半年かけて見たばかりだというのに、4月からまた始まるのです。しかし、見たいものはやはり見るというのが良いのです。

 今日は夕方3時40分からの、ドラマ紹介番組の再放送を見ました。主役のユン・ジェハ役のソ・ドヨンさんとパク・ウニョン役のハン・ヒョジュさんが登場しました。初々しい感じの二人ですが、役者としてもまだまだこれからという感じで、気取りやもったいぶった思わせぶりな態度のない率直な受け答えは、さすがにドラマのイメージどおりに爽やかでした。いいですね。二人とも少し日本語を理解できるのですね、勉強家です。

 さて、やはり気になるあのシーンですが、メイキングビデオとドラマからの映像を両方やっていました。

 ダニエル・ヘニーが演じるフィリップ・ローゼンタール役はチェハの親友ですが、それだからこそ感情をこめてフィリップがチェハを殴るシーンでした。その迫力とともに、本当にこぶしが頬に当たる鈍い音がして、そのまま倒れこんだまま動かないドヨンさんに、殴った方のダニエルも駆け寄り心配しますが、やはり、ドヨンさんはすぐには立ち上がれませんでした。頬骨の骨折でした。

 この衝撃のシーンを番組紹介で見るとは思いませんでしたが、そういったことも含めて、NHKはこのドラマのヒットのためにがんばっているのですね。まあ、公共放送テレビですからそこまでするのかと、なんともいえない気もしますが。やはり有料の民放の端くれですから、視聴率を稼がないといけないのでしょうね。国営放送ではありませんから。そういう問題は置いといて。

 ドラマの主題歌をソ・ドヨンさんが歌っていましたが、たいへん素晴らしい声です。歌手ではないので歌が上手いとは言えませんが、ビミョ~な音程のところは目をつぶっても、素晴らしい歌声でした。この主題歌は日本での放送用ですが、韓国での放送は女性歌手の歌だそうです。


主題歌  (You Tubeです。音量に気をつけてください。)


 柔らかな歌声に、思わず心がほわほわしてしまうのは私だけでしょうか。


追: 春のワルツ ホームページ
 

 
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# by arrive_at | 2007-04-07 22:54 | ドラマあれこれ  

レオナルド・ダ・ヴィンチ ―天才の実像

 今月の3月20日から6月17日までレオナルド・ダ・ヴィンチの展覧会が開催されています。

 レオナルド・ダ・ヴィンチ ―天才の実像


■東京国立博物館
  第1会場: 本館 特別5室
  第2会場: 平成館 特別展示室

■2007年3月20日(火)-6月17日(日)

■午前9時30分-午後5時
  (ただし金曜日、4月27日(金)-5月6日(日)は午後8時まで、土・日曜、祝日は午後6時まで/入館は閉館30分前まで)


 
 私も昨日3月28日に行ってきましたので、感想を書こうと思います。

【準備】
 入場券は前もって買っておく。
 金属探知機でのチェックがあるため、危険なものは持っていかない。
 当日は9時30分開館なので、早く行って並ぶ。

【当日】
 8時30分にJR上野駅動物園口で友達と待ち合わせ。
 東博(東京国立博物館)では入場券売り場の列と、すでに入場券を持った入館の列に分かれているので注意。
 平日8時45分で前から30人目ぐらいだった。4列で並ぶ。

【開館】
 開館10分前ぐらいに、係員に従って前庭まで誘導される。
 本館の「受胎告知」の部屋に入室する前に荷物をあずけて金属探知機のゲートをくぐる。
 持ち物は鞄の口を開いて係員に見せる。
 音声ガイドを500円で借りる。



 このような状態で「受胎告知」と対面できました。つづら折の見学通路が坂を下りるように作られているので、遠くからも見ることができます。絵の前にはガラスがありますが、反射がないのでとても見やすい状態でした。通路は2列か3列で通過しますが、絵に近い側は満員で停滞しているので、2列目ぐらいでやや立ち止まりながらもゆったりと見るほうが、ストレスは感じなかったと思います。混雑による前後左右からの圧迫って、気持ち的にもストレスが高まりますものね。

 絵の感想は、それはたいしたもので、筆致もよくわかり、絵の具も鮮やかという感じで、写真や画像よりも青っぽかったと思いました。レオナルドが20才の時に描いた絵というのは、その天才ぶりに驚くことでしょう。15世紀の作品とはいえ、その保存がいいのはイタリアの美術館の努力の賜物でしょうか。

 本館ではこの絵画一点だけですが、次に平成館ではレオナルドの科学に対する取り組みを展示しています。現在では科学と思想とは分けていますが、レオナルドの時代には宗教による支配が強いようで、科学的な考え方や実証という点でも理解されていたかどうか疑問です。

 「魂は脳に宿る」 というタイトルの展示を見ましたが、今では精神用語と医学用語は分けていますので違和感がありました。それでも、脳内に思考する働きがあり、感情も思想も全て脳の働きによるものだと、その当時は言っても信じられなかったのではないでしょうか。

 また、レオナルドのデッサンは正確で緻密ですが、そういった芸術性だけでなく、人体の比率や解剖による人体の構造の把握なども行い、数学的、物理的、医学的な要素が研究されていたようです。

 ざっとした感想ですが、天才の仕事が網羅され、発明発見されたこともたくさんあり、何でも研究家というような印象を持ちました。


 当時はレオナルドのことを人々はどのように評価していたのかが気になります。





 
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# by arrive_at | 2007-03-29 13:20 | 東京国立博物館  

ルネッサンスって何だっけ

 春めいてきた今日この頃ですが、そんな時にはサンドロ・ボッティチェリ作「春(プリマヴェーラ)」などを画集で見ながら、ヨーロッパの中世の時代、15世紀前後のルネッサンスの作品を思い起こすのもいいものです。

 しかし、ルネッサンスって何でしたっけ。

 
 ルネサンス(仏: Renaissance 直訳すると「再生」)とは、一義的には、14世紀 - 16世紀にイタリアを中心に西欧で興った古典古代の文化を復興しようとする歴史的・文化的諸運動を指す。また、これらが興った時代(14世紀 - 16世紀)を指すこともある。
 イタリア・ルネサンス以前の時代にも古代文化の復興運動があったとして「○○ルネサンス」と呼ぶこともある。日本では長らく文芸復興と訳されてきたが、(文芸のみでなく広義に使われるため)現在では余り使われない。  (Wikipediaより)



 西暦が始まってから、ローマ時代、初期キリスト教、ビザンチィン、中世初期、ロマネスク、ゴシックと時代と様式が変わる中、次々と天才芸術家が現れたのでした。ローマ・ギリシャ美術の模倣だけでなく、自然の美、現実世界の価値観の再発見など、新しい人間中心主義の世界観をあらわすことになったようです。

 イタリア・フィレンツェという商業都市には今も有名な作品が集められていますし、その栄華の名残が感じられるそうです。残念ながら、行ったことはありません。


 作品の紹介はさて置いて、有名な画家や彫刻家の活動時期を整理してみました。

 ドナテルロ  (1380-1466)
 フラ・アンジェリコ  (1400前後-1455)
 ボッティチェリ  (1445-1510)
 レオナルド・ダ・ヴィンチ  (1452-1519)
 ミケランジェロ  (1475-1567)
 ラファエロ  (1483-1520)
 ティツィアーノ  (1490-1576)

 それぞれの影響が作品に表れ、そして、お互いを意識しながらの活動だったとも言えそうです。

 
 ルネッサンスを考えると、その前に紀元前500年ごろのクレタ・ミュケナイ・ギリシア文明で見つかった彫刻などの素晴らしさがより分かりますし、また、このころに作られた青銅での作品が錆びてしまい、300年後ぐらいにローマ時代に大理石による復刻彫刻の技術も見逃せません。

 そして、15世紀に新たに彫刻や絵画による表現が華開いたというのは、やはり芸術が時代を刺激し続けているということでしょうか。現代もまたその時代の刺激を受けながら、試行錯誤の連続ではないでしょうか。歴史は振り返って分かるもので、時代の進化はその最中はあまり良くは分からないのかもしれません。

 古くて新しい言葉であるルネッサンスですが、その時代の作品の美しさと素晴らしさが今でも見ることができるのが嬉しいことですね。私にも、ちょっとイタリアに行こうかといえる日が来て欲しいものです。
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# by arrive_at | 2007-03-29 12:17 | 東京国立博物館  

地球って何だっけ

 数日前にジュール・ベルヌ作「地底旅行」という本を読み終えました。岩波文庫455ページ840円という、どこでも買える文庫本です。

 2月末に突然東京ディズニーシーに初めて行き、地底旅行をモチーフにしたアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」を楽しみました。ディズニーランドの行列はどこでも同じようなもので、同行者と何かしらの会話をして暇を潰しながら、そのかたわら、洞窟の中を進みながら科学者が研究したであろう実験室や実験道具などを覗き込んでは行列の暇つぶしをしていました。

 このアトラクションは私にはけっこう合っていました。ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンと同じようなジェットコースター式の乗り物です。スプラッシュマウンテンも同じようで、こういうタイプはお手の物です。そういう理由で気に入ってしまったので、あとでこの原作を読むことにしました。

 あらすじはあまり書かないほうがいいのですが、登場人物は伯父の鉱物学者のオットー・リーデンブロック教授、甥のアクセルというやはり鉱物学の研究者、そしアイスランドの狩人で火口から地底探検まで冒険を共にするハンスの三人です。

 この作品の面白さは科学研究のための冒険といえば簡単ですが、地球の内部は熱いか冷たいかということについて教授と甥はそれぞれ違う意見を持ち、その証明をするために古文書を頼りに出かけるのです。娯楽というにはたいへん興味深く、そして、やはりそれは科学者のレポートとは違ったことはいうまでもありません。是非読まれるといいですよ。

 
 さて、4日ほど前に東京国立科学博物館を訪ねました。「花 FLOWER~太古の花から青いバラまで~」が3月24日から開催され、その初日に行ったのです。

 太古の花ということで、3億5600万年前のシダ類の化石から始まっています。地球の歴史は46億年前ぐらいに出来たそうでマグマの海といわれるように温度が上昇していたそうです。40億年前には大気が冷え水蒸気が雨となり海が誕生したそうです。そして、38億年前には青い海、青い空、固い地殻という地球が完成したそうです。人類は約600万年前に現れたそうです。

 参照: 地球の歴史


 普段はあまり気にもしない地球について、地底旅行の本を読んだり、花の展覧会に出かける機会があったので、少しだけ調べてみました。いつもは人類が文明を残した歴史ぐらいしか調べませんので、たいへん勉強になりました。

 科学はやはり理科の分野ですので私には歯が立ちませんが、それでも勉強は何かの足しになるのだろうという気がします。
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# by arrive_at | 2007-03-29 10:55 | 国立科学博物館  

夏の香り 第18章 最終章 ふたりの運命 

 ユン・ソクホ監督の純愛ドラマの「四季シリーズ」第3作目としてのこのドラマは、良くも悪くも美しい純愛という感じでした。脚本のチェ・ホヨンのストーリーも現実によくあるようなシーンが多く、その台詞にも無理のない、感情が細やかだけどストレートな表現だったと思います。

 私はそれほど映画やドラマを研究しているわけではないので、作品の批評はど素人ですが、それでも、この4部作の中では素直な内容だったという気がします。

 昨晩は「春のワルツ」が最終回で、そのストーリーの複雑さと、それに反してゆったりとしたドラマの流れを楽しんでいましたので、どうしても4作品を比較してしまいます。やはり「冬のソナタ」のドラマチックな展開は素晴らしく、いつまでも話題にされると思います。そして、「春のワルツ」の方はこれからの再放送でもっと人気が出ると思います。

 「秋の童話」はDVDで一気に観たというのも関係してか、印象に薄い気がします。そして、この「夏の香り」の素直なぐらいストレートな純愛は、少し子供っぽいようでもあります。 しかし、主役の美男美女度は一番高いのではないでしょうか。

 このドラマの中で一番いいと思ったところは、ミヌの真面目で謙虚なぐらいの愛の表現が素敵でした。ソン・スンホンというかなり派手な顔立ちの俳優がもし暴走した役をしたら、それは本当にイタリア男のあにきぶりになって、雰囲気の違ったものになったでしょう。それだけ、いろいろなイメージを持ち合わせた俳優ということなのでしょうか。

 また、ソン・イェジンのお人形のようなスタイルや顔立ちは人目を惹くものがあり、美しい女優発掘という感じもします。悲しくおとなしい役だけでなく、この人には青春スポーツものか何かで、歯を食いしばるタフな役を演じるのも面白いかなと思いました。例えば、「アタックナンバーワン」のような感じで(笑)。

 ど素人の感想なのでいい加減ですが、それでもいつも韓国ドラマのバイタリティーには感心してしまいます。ドラマの作り方にも細部まで力が入り、これでもかこれでもかという強さが感じられます。日本のドラマはみんなでなぐさめ合うような、そんな弱くデリケートなところがよくありますが、もともと韓国はタフな国民なのでしょうね。

 日韓共同開催のサッカーw杯の時の韓国の熱狂的な様子を思い出しながら、ソン・スンホンが何度アン・ジョンファンに見えたことか。はっきりくっきりした顔立ちがなかなか印象的でした。



 


 さて、最終回の始まりはヘウォンが病院に運ばれるところからです。


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 ヘウォンはすぐに病院へ担ぎ込まれる。ミヌもヘウォンについて病院に駆け込むが、意識の戻ったヘウォンに会う前にチョンジェに追い返されてしまう。

 ヘウォンの容体は重く、意識は戻ったものの再度心臓移植を受けない限り、助かる見込みはない。しかし移植を受けてもいい結果が出るという保証はない。「移植を受けて苦しみながら死ぬよりは、死ぬまで自分の足で歩きたい」と手術を拒否するヘウォン。

 自分のカではヘウォンを説得できないと悟ったチョンジェは、ミヌに助けを求める。カラー・リゾートにあるプロポーズの小部屋で「お願いだから手術を受けてほしい」とミヌに言われたヘウォンは、苦しむ姿を見せたくないからと、ミヌが自分のそばを離れることを条件に手術を受けることを約束する。

 約束通りヘウォンから離れイタリアに渡ったミヌは、チョンジェからヘウォンが亡くなったと言う知らせを受ける。だが、それは嘘だった。闘病生活で苦しむ姿を見せたくないヘウォンが、チョンジェに頼んで嘘の連絡をしてもらったのだ。

 時が流れ、すっかり元気になったヘウォンは、チョンジェといい友だち関係を築いていた。デプンとジャンミは結婚し、チョンアもミヌのことを忘れて別の人と結婚。そのチョンアが新婚旅行に出発する日、ミヌが新しい仕事のために韓国に戻って来る。

 ミヌに連絡を貰ったチョンジェは嘘をついたことを後悔し、ヘウォンに会うように勧めるが、ヘウォンは首を縦には振らない。ウネの心臓がなくなった今は、ミヌに会ってももうときめかないかもしれない。そうしたら、今まで信じてきたミヌとの愛が嘘になってしまう。ヘウォンはそれが怖いのだ。

 しかしある日、ヘウォンとミヌは偶然、街ですれ違う。人ごみに紛れ、いったんは気づかずに通り過ぎるが、胸のときめきではお互いを感じ、2人は再会する。
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 今更ながら、ヘウォンは心臓が悪いということで手術やその後の不安が付きまとうという問題を抱えていることを思い出させました。

 体が悪いということは、生活するうえで本人の負担も大きいこともさることながら、周りでサポートすることの負担も当然大きいものです。ただ心配するということだけではなくて、手術の費用、看病、そして毎日の生活の中で気遣うという事も含めて、やはりたいへんなんだなあと改めて感じました。

 私も2年前から狭心症になり、発作の苦しさや検査の為の入院を経験し、本当に手術室に入るのはいやだという気持がよく分かります。手術後の養生生活もたいへんでしょうしね。私の場合は腕にパイプを差し込まれカテーテル検査しましたが、それを抜いたあとの止血がたいへんでした。麻酔が切れて、痛くてのたうち回っていましたから。

 そんなことを思い起こすと、ドラマのストーリとは別に、やはり病気で苦しんでいる人のたいへんさを想像してしまいます。心臓の手術というのは本当に大変なのでしょうね。


 さて、「夏の香り」も終わりの時が来ました。何気なく見始めたのですが、やっと終わったというのが感想です。途中の展開に多少飽きたこともありましたが、これも作品の一つだと思うと、こじんまりはしていましたが、なかなか純なところに徹した作品ではなかったかと思います。

 4月には「春のワルツ」がまた放送されますし、それまではしばらくお休みをしたいと思っています。

 また、お会いしましょう。
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# by arrive_at | 2007-03-02 12:28 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第17章 さよならの前に

 長い冬のちょうど真ん中に当たる2月が終わりました。

 28日しかない短い月でしたが、このドラマを楽しみながら平凡な日々を送るというのも、それはそれで有意義だったように思います。このドラマは明日で最終回ですね。

 私は私なりにブログを続けながら日常の徒然を書き記すということで、その時間を確実に送ったのかということを感じています。ドラマの進展とは別に、毎日の出来事の方が忙しく、また、変化に富んでいたようにも思います。

 今日は3月1日で、高校の卒業式がこの数日であちこちで執り行われることでしょう。今朝のニュースに卒業式に行く高校生を乗せた列車にトラックがぶつかり、48人もの怪我人を出したということで気が付きました。晴の日に残念な事故ですが、現実は容赦なく人に襲いかかります。

 高校の卒業というのは、ある意味、自分が過ごした地域、家族、友達との別れでもあります。特にこれから遠くへ巣立っていく人にとっては、嬉しくもあり、寂しくもあり、喜びと不安を感じる時期でもあるのでしょう。

 しかし、卒業は、これからの長い人生においての節目であり、また、それはただの通過点でもあるかもしれません。遠い先で振り返ってみて、その時をどのように過ごし、また、何を得たのかを知る日も来ることでしょう。育ててもらった親や周りの人への感謝と、がんばった自分を称えて過ごすのもいいものです。明日からは新しい旅立ちです。ご卒業、おめでとうございます。

 そして、当の昔に卒業した人にとっては、懐かしい思い出を辿ることでしょう。私の場合も、自分の生まれ育った町を出て、知らないところで新しい生活をスタートし、そのさみしさと不安に泣いた日もありました。そして、いつの間にかそういった弱い自分が鍛えられ、たくさんの人と出会い、失敗や挫折と共に発見と自信を徐々に手にしていったとも言えるのでしょう。最近は、ふるさとの町の名前も少しずつ忘れかけ、反対に今住んでいる町の名前をたくさん覚え、ごちゃごちゃした地下鉄の路線図を覚え、何より現在の私を理解してくれる友達が出来ました。

 「人間いたる処青山あり」という言葉もありますが、どこがお墓になったとしても、私のことを少しでも覚えてくれている人がいるということが、一番嬉しいことではないでしょうか。

 このブログもいつかは消えることもあるでしょうけど、それでも、誰かが覚えていてくれることもあるでしょうから、そういった出会いが一番嬉しいと思っています。

 思いついたら行動し、行動したあとは反省し、反省の後にまた計画をするというこの繰り返しが、そして、堂々巡りではなくてそれがスパイラルのように前に進んでいくことが出来ればいいですね。ブログに限らず、生きかたのサークルとしてこれからもがんばろうと思います。







 さて、習字の勉強を10時までしていましたので、5分間見逃しました。

 それにしても、ミヌの揺れ動く心は当然でしょうね。諦めたくても諦めきれないというのはそれこそ意思とは別のところにあるのでしょう。それでも、人は悩みぬいて決断をするときがあります。その結論よりも、そこにいたるまでが大事だというのは、本人にはすごくよくわかっているのですね。ただ、周りの人はそこまで本心を読み取らずに何とでもいいますが。

 いよいよ、二人は別れるのでしょうか…。


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 ミヌはヘウォンに会いに行き、自分が愛しているのはウネではなくヘウォンだと訴えるが、ヘウォンはミヌにシム・ヘウォンとして愛されたことは一度もないと、再ぴミヌを突き放す。

 もう諦めるしかないと思ったミヌは、当初ヘウォンと2人で行こうと思っていたイタリアヘ独りで行くことを決意する。一方、ヘウォンとチョンジェの結婚の準備は着々と進み、9月7日に日取りも決まる。だが、それは奇しくもミヌがイタリアに発つ日だった。

 ある日、ヘウォンは結婚の報告をしようとウネの実家を訪れる。帰り際、ヘウォンはもうすぐミヌが来ることをウネの父から聞かされるが、自分が来たことは言わないでくれと言って帰っていく。

 帰る途中、向こうからミヌが来ることに気づいたヘウォンは、慌てて林の中に身を隠す。ウネの実家に着いてヘウォンが来たことに気づいたミヌは、急いでヘウォンを追いかけるが、ミヌの目の前でバスに乗り、去ってしまう。

 結婚式当日。デプンの車で空港に向かっていたミヌは、最後に一目ヘウォンの姿を見てからでなければ出発できないと、デプンに頼んで結婚式場へ向かってもらう。そこで少し離れた場所からヘウォンの美しい花嫁姿を見ると、再び空港へ向かおうとする。

 だがその時、心臓の高鳴りでミヌがそばにいることを感じたヘウォンは、もう一度だけミヌに会いたいと必死で彼を捜す。しかし見つけた瞬間、ミヌの車は発進してしまう。

 ヘウォンは夢中で追いかけるが、突然胸を押さえ道路の真ん中で倒れてしまう。
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 ミヌの悩みきった顔にも慣れてきました。ちょっとヨンさまの冬ソナの後半を思わせる感じですが、ここで明るい表情の場面は簡単には入らないので、出来れば楽しかったころの回想の場面を見たいところです。

 ミヌがヘウォンを追いかけて山道を駆けるシーンは、なかなか逞しくてよかったと思いますが、最近の日本の若者のスリムでだらだらした格好よりは、よほど好感が持てますけど。おばさんとしては。

 そんな私の好みは別として、やはり結婚を決断したヘウォンのつらい顔を見ると、引き離される運命の二人というのは可哀想なものです。ドラマだから事情がよく分かりますが、現実にもやはり恋愛で悩む人は多いでしょうね。悩んで食欲も湧かないというような事もあるかもしれません。今の私にはそんな悩みはかけらもありませんが。

 それから、ウエディングドレスというのは素敵なものですが、普通は静々と歩くだけでしょう。出来れば、一度は裾をたくし上げて思いっきり走ってみたいものですが、そんな姿が画面に映し出され、そのドラマチックなシーンに何だかジーンと来てしまいました。花嫁というのはその格好だけでも、誰から見ても社会的な儀式、セレモニーですから、それがどんな緊急事態かということは、誰の目にも想像がつくことでしょう。

 デプンの車に乗ったミヌが、サイドミラーから心配そうな顔で後ろを見ていましたね。ミヌは一体どうするのでしょうか~。



 明日も目が離せません。
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# by arrive_at | 2007-03-01 13:21 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第16章 すれ違う想い

 長い長い時間を潰す極意は何でしょうか。

 昨日のディズニー・シーではやはり列に並んでひたすら時間を潰すというのが多かったのですが、皆さんはどうしているのでしょうか?

 私は残念ながら彼氏と一緒ということではなかったので、案内役の息子に連れられて「海底2万マイル」という海底探検に出かける列に並びました。午後の気温も上がったいい時間に、酔いも少しあってうとうと状態です。列に並びながら寝ると、いつの間にか進んでいて叱られる始末です。それにしても立ったまま寝られるというのはなかなか素晴らしい特技ではありますが。

 それでも若者の息子はかっこ悪いと嫌がるので、仕方無しにめざましにお話をすることにしました。この「海底2万マイル」というのはフランスのジュール・ベルヌという作家が書いたものです。この作家の作品は冒険ものも多く、たくさんのファンがいることでしょう。

 最近、私がこの作家の本を読んだのは「南十字星」という作品です。舞台はアフリカで、フランスの地質調査をする研究員が主人公です。南アフリカはダイアモンドの発掘をして億万長者になろうという人々が世界中から集まります。ヨーロッパやアジア、アフリカの地元の民族など、たくさんの人々がこの物語を彩ります。

 そして、やはり主人公よりももっと大事な主役はダイアモンドです。430カラットのダイアモンドが見つかるのですが、それは大宴会の中で忽然と姿を消し、そして、みんなはそれを探して運命に翻弄されます。

 あらすじはこのぐらいにしておきましょう。それよりも、この科学的な理論がアッと驚く結末なんですが、マクマリーの無機化学の本にでも出てくるような、または、そんな本格的なテキストには出てこないような、本当かウソか分からない不思議な出来事が起こります。これこそ冒険とスペクタクルとでも言うのでしょうか。息をもつかせぬ展開に引き込まれること間違いないでしょう~。

 と、あまりの面白さに、長い待ち時間でそのあらすじを語ってしまいました。いや~、失敗でしたね(笑)。

 とにかく、待ち時間を面白く潰すには洗練された技術が必要のようですね。次は失敗しないように、また何かを隠し持つようにしましょうか。







 さて、ミヌは暴走しないとはいえ、どうしても断ち難い気持と共に、何度もヘウォンに会いますが、なかなかいい方向には行かないようです。

 そして、チョンジェも全然諦めないですしね。

 


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 ヘウォンを諦められないミヌは、何とかしてヘウォンの気持ちを変えようとするが、ヘウォンは「ソ・ウネにはなれない」とミヌを突き放す。そしてその後、倒れてしまう。

 医師から連絡を受けたチョンジェは、すぐに病院に駆けつけ、一晩中ヘウォンに付き添う。とりあえず大事には至らなかったが、担当医によれば心臓に無理な負担がかかっていて注意が必要らしい。

 退院したヘウォンを送って行く途中、チョンジェは以前彼女にプロポーズした場所で、もう一度プロポーズする。「このまま独りでいたらミヌさんはいつまでもヘウォンを忘れられない」そう言われて、心が揺らぐヘウォン。さらにチョンアにも促され、ついにヘウォンはチョンジェとの結婚を決意する。

 初めは絶対に許さないと言ってたチョンジェの母も、夫と共に大喜びでヘウォンを迎え入れる。

 その後、ヘウォンはチョンジェの一家と共にカラー・リゾートの竣工パーティに出席。同じく出席していたミヌは、そこで初めてヘウォンがチョンジェと結婚することを知り、ショックを受ける。

 「僕をもう愛していないのか」と聞くミヌに、「これからはチョンジェだけを愛していく」と答えるヘウォン。

 その直後、ミヌはウネの母親からの電話で、ヘウォンが自分に心臓を提供した人がウネだと知っていることを知る。
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 もうストーリーはあるがままにして、感想を徒然に語るだけです。

 どうして、心臓提供者のこころが移植者に乗り移るのか、それがどうも分かりません。たぶん、こういった手術のときに血液を全部入れ替えるということがあるそうですが、血液型による気質の変化はあるのでしょうか。あるかもしれませんね。

 しかし、その本人の性格や嗜好までもが出るというのはどうでしょうか。

 「前は、カラーは好きじゃなかった。」なんて言っていましたしね。どうも、そんなことは迷信だと私は思ってしまうのです。

 それを言ったら、ドラマの神秘性が無くなっちゃいますけどね(笑)。
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# by arrive_at | 2007-02-28 16:13 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第15章 愛するゆえに

 今日の散歩はミステリーツアーということで。

 朝っぱらからミステリーツアーもないものですが、8時には家を出て、10時開場のかの有名な「東京ディズニー・シー」なるところに出かけました。まあ、散歩がてらのお出掛けなので、あまり詳しいことはわかりません。ディズニー・シーというのは出来てから5周年が過ぎようとしているようですが、初めてなので様子も何もわからないし、はあ、そうですかと素直に何でも聞くことにしました。

 2月末の平日とはいえ、開場前には結構な人数が集まっています。開門と共に若い人たちは素早くダッシュしていきます。まあ、たいていが若い人ばかりなんですが、小さいお子さん連れというのはあまりいないようです。私はすでに年寄り組の方ですから、決して走りません。ですから、適当に10分ほど歩いて着いたのが「タワー・オブ・テラー」でした。ここはお寺(TERROR)ではありませんが、成仏できない何かがいるようです。

 この建物はニューヨークにあるハイタワーというホテルだそうで、その古さと不気味さで廃屋になっていたそうです。そして、その建物を取り壊そうとする意見と、貴重な品々を収集したホテルの存続を願う意見との対立があるそうで、そのホテルの実態調査にみんなで行くのだそうです。

 いや~、朝の11時からそんなテンションの高いミステリーはお断りです。そういうのは夜の11時ごろからお願いしたいものです。

 とはいうものの、ディズニー・シーがどうなっているのか分からずに、何となく並んだ列はどんどん前に進んでいきます。最初は70~80分待ちということでしたが、60分もしないうちにタワー・オブ・テラーに乗車しました。もうどうとでもなれって感じで、目の前がパッと開いて景色が見えたら、すぐに暗くなって、また、パッと開いて。落ちたり上ったり、また落ちたり上ったり、もう腰が抜けそうでした。たぶん、体重の軽い人は浮いていたでしょうね。

 そんな胃腸を刺激するような乗り物を降りてくると、写真撮影された画像がモニターに並んでいます。まだ、恐怖の体験前のすっとぼけた様子が映し出されています。あぁ、買っちゃいましたよ。

 それにしても、気持の悪さはなかなかで、少々頭痛もしてきました。だから、朝から激しいのはイヤだったんです。吐き気しますもんね。

c0082504_1584644.jpgワールドにて

ディズニーワールド







 この「タワー・オブ・テラー」は7年半ぶりです。当時、ディズニーワールドのMGMスタジオというところにはすでにありました。ただし、今の東京ディズニー・シーとは違う設定です。「ハリウッド・タワー・ホテル」という名前で、建物の感じも全然違います。ハリソン・ハイタワー氏の存在もありませんし、シリキ・ウドゥンドゥという魔よけの人形もありません。ただ、このホテルに足を踏み入れた人は消えるという、そんな噂のホテル探検です。記念写真の人々もあっかんベーをしたり、いいともマークを作ったり、ただただニコニコ顔です。黒人白人、親子、恋人同士、みんなでヘイヘイとかなんとか騒いで笑っています。さすがにフロリダの陽気にやられて、ノー天気そのものです(お仲間でした、汗。) そのころは若かったという一言でしょうか。




c0082504_1523747.jpgコロンビア号内

















 出てきてからも気持が悪かったので、コロンビア号という大型客船で一休み。乗り物酔いに向かい酒ということで、ビールで頭を冷やしました。昼間のピアノ演奏とEⅩ幸子(小林幸子さんのような歌の上手な歌手)のLIVEもありました。やっと、落ち着きましたわ~。

 それにしても、アメリカの「タワー・オブ・テラー」の設定が、東京にきたらすごくバージョンアップしていたのには驚きました。いつの間に、そんなハイタワーのストーリーが出来たのか、その方が私にはミステリーなんですけど。

 もし、このような散歩をお望みの方は、日が落ちて不気味さが増すころにどうぞ。

c0082504_1525158.jpg東京ディズニーシーにて





















 さて、全18話のドラマもいよいよ佳境に入ってきたようです。残念ながら今日は見ることはできませんでしたが、レビューはいつものリンクに助けていただくことにします。



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 チョンアから、自分の心臓が男性のものではなく女性のものであることを聞いたヘウォンは、それを確かめるために提供者の実家を訪ねる。そしてそこで、ミヌとウネが一緒に写った写真を見てしまう。

 自分の心臓がウネのものであることを知ったヘウォンは、ミヌはずっと自分をウネとして見ていたのだと深く傷つき、「自分はウネには勝てない、一生ウネとして見られることには耐えられない」と、ミヌと別れることを決意をする。

 一方ウネを忘れようと決心したミヌは、へウォンと一緒に思い出のカラー・リゾートを訪れる。そしてプロポーズの小部屋で「一緒に韓国を離れ、新天地でやり直そう」とヘウォンを誘う。

 しかしへウォンは、ミヌとウネの思い出に自分が割り込む隙はないと、別れを告げる。
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 心臓提供者がその心臓の持ち主の恋人と出会うというのは、コミックバンチの北条司の「エンジェル・ハート」とよく似ていますね。 シティー・ハンターとその彼女、シャンインという移植した娘。

 かおるがいつも見守っていてくれるようで、それはそれでいいストーリーです。
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# by arrive_at | 2007-02-28 15:01 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第14章 別れの予感

 おでかけシリーズは今日は近所です。

 週末から本格的に寒くなってきたので、今日は日陰にできた霜柱が午後になっても解けていません。

 50ccの原チャに乗って、市立図書館や旅行会社などこまごまと用事を片付けていきました。普段はほとんどこのバイクに乗りませんので、寒い日にどんな格好で出掛けるかは、運転中に寒さに震えるか、手足が凍るかという心配があります。

 ヘルメットにシールドがついていますので、目や鼻までは直接冷気に晒されませんが、口もとは冷えます。フルフェースのヘルメットは安全だろうとは思いますが、50ccでフルフェースというのもどうでしょうか。まあ、私にはおばちゃんらしさをかもし出す雰囲気が大事です。制限時速をもしオーバーしてもしらを切るだけのおとぼけ度が大事です。だって、寒くて思い切りアクセルを噴かしてしまうのですから、30km/hはすぐにオーバーします~。ごめんなさい~。

 バイク野郎によると、車の流れに沿って走らないと危険だそうで、それで事故を起すこともあるようです。しかし、だからといって警察の取り締まりに捕まるという不運もあるので、そこは運を天に任せての走りになります。罰金も事故もどちらもご免です。どうすればいいのかは神のみぞ知るということでしょうか。あ~ぁ。

 こんなちまちました出来事が日常なのでしょうね。夢のあるドラマのような日々って、ナイナイ。






 さて、教会に現れたのはチョンアです。まだミヌとの復縁を期待しているのですね。いえ、もともと相手にされていなかったのですが、しぶとく諦めないというところでしょうか。


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 約束の日。ミヌの母からら約束式のことを聞いたチョンジェはミヌの家を訪ねて、ヘウォンと別れなければヘウォンに移植された心臓がウネのものであることを話すと脅す。

 ヘウォンの心臓は、そのショックに耐えられないはずだ。

 結局ミヌは約束式に行かず、その翌日「ウネを忘れられない」とヘウォンに別れ話を切り出す。傷ついて体調を崩すヘウォン。

 しかしミヌを諦められないへウォンは、その晩、弱った体でミヌの家を訪ねる。ミヌも自分にはヘウォンを幸せにできないと思いつつ、ヘウォンの気持ちを受け止め、自分はヘウォンを笑わせることが出来ないから、せめて好きな花を見て元気になってもらおうと車で蓮の花を見に連れて行く。

 ミヌと過ごし、少し元気を取り戻して帰宅したヘウォン。しかしそんなヘウォンをチョンアが待ち構えていた。

 ヘウォンはチョンアから、心臓をくれた人が女性であることを聞かされる。それまで男性だとばかり思っていたヘウォンは衝撃を受けるが、それがウネであることはまだ知らない。
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 ミヌがヘウォンへの愛を恐れていますね。それも、ひとえにチョンジェの脅しにあります。良心にチクチクと棘を刺すような責めかたですが、それって紳士的なんでしょうか。

 チョンアの自己中心的な言動とは違うようですが、それでも人は本能的な要求の為には理性は吹っ飛ぶのでしょうか。たぶん恋愛は本能なのでしょうね。そして、それは残酷なほどのサバイバルなんでしょうね。

 死ぬまで戦え~!



 私もバイクで路上のサバイバルに挑むのでした。(それ、どうなんでしょうか。)





 
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# by arrive_at | 2007-02-26 22:13 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第13章 せつない選択

 大きな展覧会を見るのは結構時間がかかるので、他の展覧会は別の日ということになります。それに、オルセー美術館展などを観たあとで素人の作品を見るというのは、甘いお饅頭を食べたあとでミカンを食べるようなことになります。酸っぱさが際立つというか…。

 翌日は仕切りなおして東京藝術大学へ行きました。4年生の卒業作品は東京都美術館のほうで展示されているようですが、今日は芸大の建物の方に向かいました。

 美術学部・大学院美術研究科の卒業・修了作品展ということで、「卒展」といわれるものです。私も詳しくはないのですが、年に一度の作品の勢ぞろいを見るチャンスでもあります。もちろん無料でたくさんの作品を見られますので、たいへんお徳で、そして作品の種類の多さに楽しくなってしまいます。

 誰の知り合いでもありませんので、ただただ順番に見ていきます。ふーん。あれっ。ほう。ええーっ。そうかー。おおっ。あーあ。まあ、こんな調子で面白おかしく進んでいきます。

 また、タイトルがよくわからないのです。「質量保存の法則」ってこっちの引き出しを閉めたら、あっちの引き出しが開いて、また閉めたらどこかが開いて、また閉めたら他の全部の引き出しが開いたのですが。みんなで遊びました~。

 それから工芸の素晴らしいこと。その技術も素晴らしいのですが、材料費も結構かかるのでしょうね。そういった点で、工芸はいつも見るのが好きです。けっして買えませんが。

 彫刻は彫刻棟の展示全てと、屋外展示なども見ました。岡倉天心の像?の横の小道にガラスの立法体の箱がいくつかありました。水の湧く白石の水源もあり、全てが繋がっているようです。何だか分からないのですが、その小道の不可解さは良かったと思います。また、ガラスの部屋で温まったのですが、屋外にミラーガラスを建てるというのも何だか変です。しかし、その部屋の中はやけに落ち着いたという、人の心理を刺激する作品でした。いいなあと思うことと、訳が分からないなあということは共存するのですね。

 なんでも勉強だと思うと、やはり現場に足を運ぶのは大事ですね~。





 また、ドラマの方がおろそかになりながらも一日が過ぎていきます。しかも、今日は電気工事が午前中にあり、テレビが途中で映らなくなるでしょうという放送が丁寧にありました。ダメジャン。


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 ウネの墓でヘウォンを見たミヌは、ヘウォンに気づかれないようそっと帰ってくる。

 その晩はヘウォンのもう1つの誕生日を祝う予定だったが、ショックのあまりヘウォンに会えないミヌ。もしかしたらウネの心臓だからヘウォンを愛しているのかもしれない。そんな思いを拭い切れないミヌは、ウネを忘れようと彼女との思い出の品をすべて燃やしてしまう。

 それを聞いたヘウォンは、ウネのことを無理に忘れる事はないと、ミヌがウネと知り合った大学ヘミヌを連れて行く。しかし、ウネを他人と思えないというヘウォンに思わず取り乱して、ウネとへウォンは何の関係もないと怒鳴ってしまうミヌ。

 一方チョンジェはミヌの母に会って、ヘウォンの心臓移植のことを告げ、ミヌとヘウォンが別れるよう協カを乞う。ミヌの母もヘウォンだけは認められないと、何とかミヌを説得しようとするが、ミヌはヘウォンと約束式をすることを決意。

 そして約束の日、1人教会でミヌを待つヘウォン。だがやって来たのはミヌでなくチョンアだった。
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 すっかり意地悪役になってしまったチョンアですが、こんな役をやるのはきれいな人じゃなきゃ出来ません。その嫌味な感じは、さらりといえるようなリッチでゴージャスで自分勝手という感じがないと効果がありませんね。

 そういった意味では、私は悪役には絶対になれませんけど…。
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# by arrive_at | 2007-02-26 21:39 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第12章 二度目の恋

 2月だというのにめっきり春らしく暖かい日が続きます。

 そんな陽気の日は、東京都美術館で「オルセー美術館展」の鑑賞です。1月27日から4月8日まで開催しています。特に3月22日(木)は65歳以上の方は無料で入れますので身分証明書などを持参されるといいでしょう。まあ、1,500円でパリの印象派の作品を存分に観られるのでしたらお安いともいえます。9時から4時まで開館をしていますので、仕事帰りの人はホームページなどで事前に調べるといいのではないでしょうか。

 さて、サブタイトルは「19世紀 芸術家たちの楽園」ということです。私の注目したのは、エドゥアール・マネの「スミレのブーケをつけたベルト・モリゾ」です。マネの画集の表紙にもなるくらい有名な作品で、そのモデルの美しさと瑞々しさは今も失われてはいません。衣装が喪服というので真っ黒なんですが、素敵といえば素敵ですが、さすがにポストカードを買って人に出すのははばかられます。葉書きを出そうと思っていた人は未亡人の伯母ですから。

 次に、発色のいい明るい作品としてフィンセント・ファン・ゴッホの「アルルのゴッホの部屋」がよかったです。結局葉書きはこの作品にしました。ゴッホのタッチと色は勇気を与えることでしょう。

 何気なく鑑賞していましたが、その中でもこれはすごいというもので、クロード・モネの「ルーアン大聖堂」というのがあります。有名ですが、この作品は同じ構図で何枚も制作されていますが、それぞれが時間帯によって光や影などの様子が違います。画面いっぱいの建築物の迫力が迫ってくるのが好きです。思わぬいい作品を見つけました。

 あとは、ジョルジュ・スーラの「ポール=タン=ベッサンの外港、満潮」、ポール・シニャックの「レ・ザンドリー、河堤」などの点描を見るたびに、補色ってなんだろうって考えてしまいます。誰かごぞんじでしたら教えてください。

 そんな印象派の展覧会でしたが、その日は集中できずにざっと見ただけでした。たぶん私には印象派の作品はすでに飽き飽きしているところが少しあるからでしょうか。コンテンポラリーアートは面白いと思いますので、出来ればそういった展覧会を企画していただきたいものです。東京都美術館の学芸員の方、是非よろしくお願い致します。





 さて、そんなこんなでドラマの方はさーっと目を通す程度になりました。あらすじも先が読めますしね。

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 ミヌは泣きながら別荘から飛び出してきたヘウォンを自宅へ連れ帰る。そして翌日、ヘウォンは亡き父と母にミヌを紹介しようと、2人が通っていた教会ヘミヌを連れて行く。ミヌもヘウォンを連れて実家へ行き、母にヘウォンを正式に紹介する。

 一方、チョンジェは、ヘウォンに心臓を提供した人がミヌの恋人のウネだということを知る。ヘウォンは心臓のせいでミヌを好きになったのだと納得したチョンジェは、2人に会いにミヌの実家へ行き、ヘウォンを諦める気はないと告げる。

 折りしも次の日曜日はヘウォンが心臓移植を受けた日。ヘウォンはその日をもうひとつの誕生日として、毎年チョンジェの家族と祝ってきたが、今年はミヌと一日中一緒にいたいと考える。だが、ミヌも忘れていたが、その日はウネの命日だった。ミヌはウネのお墓参りに行かねばならず、夕方までは会えない。

 そこヘチョンジェがやって来て、ヘウォンは今年もチョンジェの家族ともうひとつの誕生日を祝う事になる。だが結局、チョンアが皆の前で「ミヌのためにチョンジェを捨てた」とヘウォンを非難してお祝いどころではなくなる。これでチョンジェの父にもすべてが知れてしまった。

 ヘウォンは途方に暮れながらも、その足で心臓提供者の実家へ向かう。もちろんそこはウネの実家。ヘウォンはウネの父に案内されて、近くの山にあるウネのお墓を参る。そしてそこへミヌがやって来る。
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 お墓参りをするヘウォンを遠くから見つけるミヌという感じでしたが、ビデオを見直していないのでよくわかりません。分からないのに書くというのもなんですが、気合が入っていないので仕様がありません。ごめんなさい。

 どうもウネが心臓提供者ということをヘウォンは知らないままで、ミヌはこのときに気がついたようですね。ちょっと、心配です。
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# by arrive_at | 2007-02-26 20:57 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第11章 重なりあう心

 昨日の春節のパレードはたいへん素晴らしいものでした。小雨が降ったり止んだりの中で、行列の一隊も楽しそうだし、また沿道で見る観光客も楽しそうだし、平日の雨天にもかかわらず、中華街に繰り出す人は多かったのではないでしょうか。


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 獅子舞はとてもカラフルで、そしてとても素早い動きです。シャッターが遅くて画像が流れましたが、近くで見ると本当に迫力と可愛らしさと美しさに目を見張ります。

 私は楽しいことや面白いときには、目を大きく見開いて口を「おー!」というかたちによくします。まるでムンクの叫びじゃないかと言われても仕様がありません。そんな私のリアクションに赤い獅子が襲ってきました。もう、「おー!」から「ぎゃー!」へと叫びも変わります。可愛いんだけど恐ろしい、そんな獅子舞は最高です。思いっきり手ぶれしました(笑)。


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 旧正月は中華街の人にとっても楽しみでしょうね。お土産物店で金の豚の貯金箱を買いました。640円ぐらいでしたが、私の部屋のコンピュータのシルバーグレーのインテリアの横でひときわ輝いています。今年は60年に1度の金の豚の年だそうで、日本と同じ「猪」と書いて豚を表わすのだそうです。韓国の干支ももちろん豚でした。

 今日の「豚まん」はなんと500円で、味が本格的でした。その熱々をほおばって市場通りを歩くと、太極拳のCDを売っていたり、「花より男子」の台湾版があったり、アグネスチャンのCDがあったりで、なかなか散策も面白かったのです。いいね~。
 旧正月のイベントは約1ヶ月続くそうです。







 さて、前回の様子からいたたまれなくなったヘウォンが姿を消します。一体どこに行ったのでしょうか。チョンジェもミヌも心配です。



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 家を出たヘウォンは心臓提供者の実家を訪ねる。それまで提供者は男性と思っていたヘウォンは、そこで初めて提供者が女性だったことを知るが、それがミヌの最愛の人ウネだということはまだ知らない。

 ヘウォンがいなくなったことを知ったミヌは、以前偶然ウネの実家のそばで会った時のことを思い出し、その近くの駅にいるヘウォンを発見する。だが、ちょうどそこヘチョンジェが。

 それまで必死で感情を抑えてきたチョンジェだったが、ついに彼の我慢も限界。チョンジェは無理矢理ヘウォンを別荘に連れて行き、何とかしてヘウォンとの仲を修復しようとする。だが、ヘウォンの気持ちはもう完全にチョンジェから離れてしまった。それを思い知らされたチョンジェは、なす術もなく、ひたすら酒を飲み続ける。

 その頃、ミヌも心の葛藤に苦しみ酔いつぶれていた。そしてその翌朝、今度はチョンジェとヘウォン2人の行方がわからなくなったことを知ったミヌは、何があろうと自分はヘウォンのそばにいなくてはいけないと心に決め、チョンアから2人の居場所を聞き出すと、車を飛ばして別荘に向かう。

 そして彼が別荘に着いたちょうどその時、チョンジェに乱暴されそうになった直後のヘウォンが泣きながら飛び出してくる。状況を察したミヌは、もう絶対に離さないとヘウォンを抱きしめる。
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 前回はチョンアが壊れましたが、今回はチョンジェがすごい壊れ方をします。このぼんぼんの壊れ方で思い出すのは「バリでの出来事」の若社長です。徐々にその壊れっぷりが凄まじくて、その演技の思いっきりの良さにある意味すっきりしたものを感じました。

 しかし、この場合はそれほどでもないので、酔ってヘウォンにどうすればいいのかと弱音を吐きますが、それでもヘウォンに拒絶され、普通にやけになっています。

 それでも、物語の進展は続き、とうとうミヌとヘウォンのこころが繋がるかのように感じられましたが、この先はどうなることでしょうか。
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# by arrive_at | 2007-02-21 11:38 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第10章 ひび割れた気持ち

 この夏の香りというドラマは、冬ソナの信じられない事情とは違って、いくらでも私たちの周りにあるような状況だと思います。

 ヘウォンの場合だと、婚約者がいるのになぜか気になる人が現れます。

 ミヌの場合は、亡くなった恋人が忘れられないはずなのに、突然誰かが気になります。

 チョンジェの場合は、順調な恋愛と婚約という宝物を手にしながら、全てを逃してしまいそうな状況です。

 チョンアの場合は、素直で嘘をつかないという性格はいいとしても、自己中心的な性格が他人を傷付け、そして自分に跳ね返ってくるという修行の最中です。

 
 私達は誰にでもなる可能性があります。このドラマのような運命が特別かというと、そうでもないと思います。細かい状況は別にしても、恋を失うもの、愛を失くすもの、こころがかき乱されて苦しむもの、どうにも止まらぬ思いのものにいつでも成り得るのです。

 人の気持というものは、自分の経験から共感するものであり、また、想像力というもので他人の痛みを感じることもできます。共感している人は多いんじゃないでしょうか。






 さて、二人だけの世界を嬉しく思う二人は、あとで現実の事情の複雑さに苦しむことになります。しかし、運命というものはたぶんあるのでしょうね。


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 チョンアは「親友でありながら自分の好きな人を奪った」とヘウォンに怒りをあらわにする。そんなチョンアに「今回は目をつぷろう」というチョンジェ。しかしチョンアはヘウォンを許そうとせず、1人ソウルに帰っていく。

 チョンジェもすぐにヘウォンを連れてソウルヘ戻り、リゾートの仕事を辞めるようヘウォンに告げる。だがヘウォンを全く責めず、僕が頼りないせいだとまで言うチョンジェの態度に、ますますいたたまれなくなるヘウォンだった。

 後日、ヘウォンはチョンアに呼び出され、兄と別れてくれと言われる。罪悪感に苦しんでいたヘウォンは、さっそくチョンジェを呼び出し、別れ話を切り出す。しかし、チョンジェは絶対にヘウォンと別れようとはしない。

 そんな時、チョンジェの父の誕生日会を兼ねた夕食会が開かれ、ヘウォンもその席に呼ばれる。もちろんチョンジェの両親はまだ何も知らない。しかし我慢できなくなったチョンアが、ヘウォンはチョンジェと別れるつもりだと言ってしまう。ショックを受ける両親だったが、無理に理由を聞くこともなく、ヘウォンはいつまでも私たちの大事な娘だと言ってくれる。

 だがその直後、チョンジェとチョンアの口論を聞いた母が、ヘウォンがミヌを好きであることを知り倒れてしまう。すぐ病院に担ぎ込まれ大事に至らなかったが、ヘウォンはチョンアに追い返され、会わせてもらうこともできない。

 翌朝、ヘウォンはジャンミに置手紙をし、リゾートヘ向かう。そしてプロポーズの小部屋でミヌに別れの挨拶をすると、リゾートを去っていく。その直後、ジャンミからデプンに、ヘウォンが家を出て行ったと連絡が入る。
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 「ひび割れた気持ち」というのなら、先ずはチョンアの気持は救いようのないほどの痛手だったことでしょう。特に友達が自分の大好きな人を好きだということを知ったら、それは気も狂わんばかりのご乱心状態に絶対になりますよね。

 そんなときは変に気持を押さえつけずに、ワァーッと表に出した方がいいには違いないけど、それでも周りの人をどうしても傷つけてしまうのが悲しいところです。

 今日はチョンアが大主役ということで。





 ところで、春節のパレードですが、雨天中止となっており、本日は小雨です。ホームページには14時30分に開催か中止かの決定がされるそうです。私はこの時間まで待っていました。

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本日の「祝舞遊行」について
『祝舞遊行』は現在小雨が降っておりますが、予定通り4時に山下町公園をスタート致します。途中、雨の状況によりコース・隊列等縮小されることもありますのでご了承下さい。

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 もう、アジアが私を呼んでいま~す。すぐ出かけますので、では。
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# by arrive_at | 2007-02-20 14:48 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第9章 断ちきれぬ未練

 最近はアジアの国々というだけで、何故だか興味が湧いてきます。

 週末は横浜中華街の春節を楽しんできました。2月18日は春節当日で旧暦元旦でもあります。慶祝獅子舞が午後4時から行われました。

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・Aグループ:善隣門→玄武門→延平門→地久門→關帝廟→市場通り門(関帝廟通り側)
・Bグループ:朱雀門→媽祖廟→天長門→朝陽門→市場通り門(大通り側)→善隣門
各牌楼にて約20分の獅子舞演舞を行います。
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 上記日程はホームページに掲載されています。

 18日当日に出掛けたのはいいのですが、おっちょこちょいの私はこの獅子舞がパレードだと思い込んでいましたので、あとでたいへんなことになっていました。

 普通に根岸線に乗って石川町駅で降り、延平門(西)からチャイナタウンに行きました。横浜チャイナタウンマップガイドをリンクしましたが、これを確認していくのはとても大事です。だって、門だけでも10あるのですから、地図を持っていくか、人に説明してもらってもどの方向の門がなんという名前かは知っておいたほうが身のためですって。

 メインストリートの始まる善隣門についたところですごい人だかりです。爆竹の音とその火薬の匂いが立ちこめていて、人垣は何重にも重なり、通行が不可能なほどに混雑しています。

 その方向には進めないので右に曲がり長安道から地久門に向かいました。しかし、地久門ではすでに人垣がしっかり出来ていて入り込めそうもありません。仕方なく、重慶飯店別館前の歩道に並んでいました。そこはパレードがあるとしたら通り道ですから、最前列を確保することは大事です。

 しかし、30分経っても40分経っても爆竹や囃子の音すら聞こえてきません。だんだん周りの人たちも去っていき、隣の小学生の女の子を連れたご家族と相談していました。「どうも、おかしい」。ということで、私が意を決して重慶飯店に入っていき、受付の蝶ネクタイのお兄さんに尋ねました。「ちょっとお伺いしたいのですが。ここで待っている意味ってありますでしょうか?」。もう、どういえばいいのか分からず、この質問でしかありませんでした。

 主語がなくて質問をしたものですから、答えはやはり主語がありません。「延平門は5時、地久門は5時半にあります。」と、何かがあることとその時間が分かりました。とにかく、ここで待つにはどうも情報不足すぎてどうしようもありません。こうなったら賑わっている方向に向かって様子を見ながら近付いていくという作戦がよさそうです。

 隣の人たちと別れて、私達は大混雑の関帝廟の前に突入、脱出後、次の天長門の混雑に着きました。ここでやっと獅子舞の踊り手と獅子の頭部を切り離して移動しているところを見ることができました。残念ながら獅子舞は終わったところだったのです。

 その後、朝陽門近くのChinatown 80という横浜中華街インフォメーションセンターで、今年の春節のプログラムを手に入れることが出来ました。催し物の日程や時間、場所が分かります。今日の楽しみにしていたパレードは『祝舞遊行』というそうで、20日(火)午後4時から5時半だそうです。今年は火曜日だったんですね~。

 闇雲に動き回った結果、催し物の種類と名前がややこしいですが、石川町駅で見かけたポスターに載っていた通りの日程でした。よく見なかった私のバカ~。

 帰りはメインストリートを中華菓子のお土産を買い、チャーシューマン1個260円を食べながら、夕暮れの街並みで怪しげに揺れる燈花と呼ばれるぼんぼりの景色を楽しみました。火曜日はもちろんリベンジです。



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 さて、物語は最初の山での出会いと同じように、台風のために船が出港しない島でミヌとヘウォンが足止めをされるという、天候による事情で戻れないという出来事になります。偶然は二人の見方か、神のご意思か、ワンパターンの原作の事情かな~。

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 島から帰れなくなり途方に暮れていたヘウォンだが、心配して来てくれたミヌを何故来たのかと責め、あえてミヌとは別々の行動をとる。しかしミヌは民家にお金を払ってヘウォンを泊めてくれるよう頼んでくれていた。それを知ったヘウォンは、急いでミヌを探し、素直にお礼を言う。

 一方、ヘウォンを心配するチョンジェたちだが、救助船も出ず、どうすることも出来ない。チョンアは急に姿を消したミヌのことも心配だ。あいにくヘウォンもミヌも携帯が壊れたままで連絡すら取れない。

 そこヘミヌからデプンに電話が入る。ミヌが島にいることを知ったデプンは、チョンジェとチョンアに知られては大変と、ミヌはカラー・リゾートに戻ったと嘘をつく。その後、ヘウォンからチョンジェに宿が見つかったと連絡があり、チョンジェたちもひとまず安心する。

 翌朝、嵐はすっかりおさまった。しかしヘウォンは予定していた朝の船では帰らず、午後の船の時間までミヌと島で過ごす事を選ぶ。迎えに行ったチョンジェは、たぶん寝坊したのだろうとチョンアたちに話すが、内心、嫌な予感がしていた。リゾートに電話をし、ミヌが戻っていないことを知ってますます不安を募らせるチョンジェ。そしてチョンアも、ミヌにボートを貸したという船乗りの話から、ミヌがヘウォンを追って島に渡ったことを知ってしまう。

 島では、ミヌとヘウォンが2人だけの幸せな時を過ごしていた。ミヌはウネを交通事故で亡くした話をし、ヘウォンはこれ以上悲しい恋はしないでほしいとミヌに告げる。だが今のままで十分幸せだと言うミヌ。

 やがて、船の時間が迫ると、ヘウォンは様々な思いを込めてミヌの頬にくちづけをし、島から去る。チョンジェとチョンアは、それぞれの複雑な思いを胸にヘウォンを迎えに行く。チョンジェは無事でよかったと優しく迎えるが、チョンアは島でずっとミヌと一緒だったヘウォンに怒りを爆発させる。

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 最後はチョンアがヘウォンの頬を叩きましたね。そうなると思っていました。

 やっと真実にチョンアは近付いてきました。お嬢様で何不足なく暮らすチョンアにはミヌがヘウォンを好きだということは受け入れられないでしょう。

 失恋です。

 失恋で打ちのめされたあと、人間は強く立ち上がるのです。お金持ちでも貧乏でも、心を鍛えるのは経験ですものね。その点ではお兄さんのチョンジェも同じことでしょうね。泣いて、そして立ち上がっていただきたいものです。
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# by arrive_at | 2007-02-20 13:29 | 夏の香り 2007  

夏の香り 第8章 逃避の果てに

 ドラマが進んでいくうちに、その物語の面白さが日本人の私にも十分伝わって来るのですが、これは韓国の作品だったのでしたね。
 ミヌの遠慮がちな「愛」とチョンジェの積極的な「愛」の違いが、その民族の習慣や風俗などとあいまって、じっくりと伝わります。日本人とよく似た感じを受けるのは、やはり古代中国から伝わった儒教の影響が、韓国にも日本にも浸透しているからでしょうか。

 やはりアジアの東側に位置する日本は、その中国大陸の影響は大きいし、また、大陸が繋がっていたころに民族が移動しながら生きてきたという証かもしれません。遠い昔は兄弟だったのでしょう。

 私は昨年から太極拳を習い始めましたが、中国、ランチョウ(蘭洲)出身の先生に習っています。ここはシルクロードのあるところで、ペルシャから中国の古都シーアン(西安)に向かう中国中央部にあるそうです。
 この先生のお顔が、韓国ドラマ「復活」に出てくるウナにそっくりなんですね。ウナが結婚して高校生ぐらいの子供を持つお母さんになったような感じです。顔立ちが似ているので何民族かということをみんなで話していましたら、中国には56の民族があるそうです。そして、ご自分はたぶん漢民族だろうとおっしゃっていました。

 そういえば、在日韓国人のお友達が以前に、「韓国人はすごい美人か、すごいブスか、両極端よ」と、冗談交じりに話していました。そんな…。友達の顔を見て納得するのも申し訳ないですが。(彼女はカルーセル麻紀風の美人です。笑)

 中国と韓国と日本は近くて遠い国ですが、それでもなにか親しみを感じるのです。私としては現在の国同士の位置関係よりも、もっと人間らしい付き合いを大事にしたいものです。

 明日は2007年2月18日、横浜中華街も旧正月で賑わいます。午後4時からの獅子舞や中国の時代劇の王様に扮した行列を見ることが出来ます。昨年の1月29日も日曜日でしたが、今年も日曜日と重なり大勢の人でごった返すと思いますが、おしくらまんじゅうでも戦える体制で出かけるつもりです(笑)。






 「夏の香り」の出演者の紹介です。

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 前回はチョンジェの宣戦布告とチョンアのせつない片思いの告白が迫力ありましたが、ヘウォンのこころの揺らぎと、ミヌの一途な愛にはなす術がありません。


 WOWOW 「夏の香り」より

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ミヌとヘウォンの気持ちが近づいているのを知りつつ、黙っていたチョンジェだったが、耐え切れなくなった彼はミヌに会い、ヘウォンを忘れるように言う。

ヘウォンと2人きりで避暑に出かけるチョンジェ。そこへミヌとチョンア、デプンとジャンミも合流する。

チョンアの積極的なアプローチを負担に思うミヌだが、ヘウォンはミヌへの思いを断ち切るために、ミヌにチョンアの気持ちに応えてほしいと頼む。

チョンジェからも、チョンアを大事にするよう言われ、戸惑うミヌ。
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 あらすじは簡単にしましたが、物語はなかなか恋愛模様の深いところに差し掛かってきています。

 「逃避の果て」というタイトルは少しオーバーに感じますが、チョンジェやチョンアの積極的なアプローチを考えると、ミヌとヘウォンのこころは二人からやや逃避しかかっているようです。

 ソウルに出張中のチョンジェは電話が不通になり、急いで深夜にリゾートに戻ってきました。そのころ、ミヌとヘウォンは楽しくボートで出かけたり、芝生でビールを飲んで語り合ったり、ダンスを踊って楽しい時間を過ごしていました。そこを帰ったばかりのチョンジェが目撃し、戸惑いと怒りがこみ上げるのは仕方のないことですね。だれだって嫉妬します。

 チョンジェはミヌの事務所で暗い中ミヌを待ちます。もう、チョンジェはすごく深刻ですね。その後、この恋敵同士はなぜか一緒に酒を飲みますが、「ペンダントの思い出を忘れられない」ということが問題だとチクチクと責めます。ミヌは仕事をやめると申し出ますが、チョンジェは断り、それよりもヘウォンへの気持をあきらめて欲しいと言います。

 でも、それがあきらめられないのが恋であり、愛なのでしょうね~。

 チョンジェはヘウォンと二人で避暑地へでかけようと言います。リゾートホテルのリサーチを兼ねて旅行に行くことにしますが、海のそばでバカンスを過ごすということの意味は、、、。

 「分かっているよな、その意味は。」とデプンはミヌに二人が出かけたことを話しますが、ミヌはこころが落ち着かない様子です。

 チョンアはデプンやジャンミと共に仕事だからとミヌを誘って、二人のいる避暑地に出かけます。

 思わぬことに避暑地では6人が一緒に過ごすことになり、男女に分かれて二部屋で泊まることになります。夜、チョンアから告白をされるミヌですが、ミヌのこころはチョンアにはありません。チョンアは必死で迫りますが。

 チョンアの純粋な恋というのがすごくよく分かります。つ、つらい~。チョンアは恋に溺れていますね。なかなか素直な娘です。

 ヘウォンに説得されてチョンアの気持を受け入れるようにいわれますが、ミヌは「あなたは自分の気持ちを抑えられますか?」と反対に問いかけます。

 それにしても、女の子同士は恋敵が同じ部屋でも何となく納まる感じですが、男同士で何もいわずにライバル心をメラメラと燃やしているのはどうなんでしょうか。やはり男と生まれた以上、敵を倒すというのが本能でしょう。そういった点では紳士的なチョンジェでさえも「居心地悪いでしょう?」ともらします。「こうなるとは思いませんでした。」と答えるミヌも本心はどうなんでしょうか。苦しむよりも、堂々と体を張って戦っていただいても私的にはOKですが。

 心臓手術の痕が気になって泳げないヘウォンは島に渡って散策をします。帰りの船は台風の影響で出ないことになり、ヘウォンは島に取り残されます。みんなは心配しますが、ミヌはモーターボートを借りて島に向かいます。

 島の港の桟橋でたたずむヘウォンの前に、モーターボートで駆けつけるミヌ。






 ミヌのヘウォンに対する気持は、もう完全にヒートアップしていますね。

 そして、そのミヌの姿を見つけてドキドキするヘウォンの心臓は…。

 







 
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# by arrive_at | 2007-02-17 09:08 | 夏の香り 2007