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冬のソナタ 第16話 父の影

 昨日はとても寒くて、本格的な冬の気温でした。

 寒い時期には素晴らしい音楽もいいものです。来日中のイル・ディーヴォ( Discographyの各アルバムをクリックすると視聴できます)というアメリカ、フランス、スイス、スペインの男性4人のユニットのコンサートがあったそうですが、テレビで見ると素晴らしい歌声のようです。声楽科出身の二人もいるそうで、楽しいコンサートだったことでしょう。

 オリコンで1位になった秋川雅史さんの「千の風になって」(視聴できます)は朗々と歌う声が素晴らしく、クラシックで鍛えた喉は人々を魅了してくれます。

 普段はあまりこういった音楽は聴きませんが、たまに声楽家の声を聴くといいなあと思ってしまいます。私のよく聴くものの中にU2の1990-2000ベストというのがあります。アイルランド出身のロックバンドで世界的に数多くのファンを持つグループです。その中に「 Miss Sarajevo 」という曲がありますが、ゆっくりした曲の途中に声楽家の歌声が入ります。これもなかなか良いですよ。

 オペラティックな歌声は普段はあまり耳にしませんが、こうやってちょこっと聴くのがいいのかもしれませんね。

 ミュージカルで「オペラ座の怪人」というのが上演されていましたが、こういったミュージカルでもすこしオペラ調のものは人気が高いと思います。カナダでもオーストラリアでも観そびれた私は、日本での上演を待って2度観に行きましたが、出演者のすばらしい声に魅了されました。オペラは難しそうだけど、これからは少しずつ聴いてみようかなという気になっています。

 寒い季節にみなさんはどんな音楽を聴いているのでしょうか。






 今回はチュンサンのお父さんは誰かという話になりそうです。

 記憶を少しずつ取り戻しているのですが、高校生の時に何故チュンチョンに転校したかということが思い出せないでいます。ユジンは以前にそのことを聞いたことがあるので、父親を探しに来たのだと伝えます。

 サンヒョクは父親のジヌと話をする中で、イ・ミニョンがカン・ジュンサンだということを言います。チュンサンの母親がカン・ミヒという事も分かりジヌは何か考え事をします。

 日本で仕事中のミヒのところへジヌから電話が入ります。

 「まさか、あの子が私の子供だから黙っていたのか?」
 「あの子、私の子なのか?」

 ジヌはミヒの事務所から帰る途中にチュンサンと出会います。そして二人で話すのですが。

 ジヌ 「君は本当にカン・ジュンサンなのか?信じられない。」

 チュンサン 「僕がカン・ジュンサンです。」
  「僕が研究室に訪ねてきたって。それでもしかして、その時に僕、何か父の話をしませんでしたか。」
  「うちの母と親しかったと聞いて、あなたに父のことを聞きにいったのだと思うんです。僕の父親が誰かご存じないですか?」

 チュンサンの父親は亡くなったと聞いたジヌは、いろいろなことが頭をよぎりますが、母親が話したくないことは訊かないほうが良いとチュンサンに言います。

 チュンサンはユジンを誘って夜の散歩をします。手を繋いでユジンの父親のことを訊ねます。父親ってどんなものだろうかと考えるチュンサンは、ユジンと結婚をして子どもたちの良き父親になるという希望でいっぱいです。

 チュンチョンのユジンの実家をミヒは訪ねます。父親は亡くなり、未亡人となったユジンの母親と話をします。ユジンの友達のチュンサンは私の息子だというミヒです。ユジンがサンヒョクと婚約解消をしてチュンサンと付き合っているのを知っているユジンの母親は驚きます。

 



 チュンサンは退院した後、少しずつ記憶を取り戻しながら回復しているようです。そして、自宅に招いて仲たがいした友達とも仲直りしました。チェリンだけはまだ悲しみの中でもがいていますので無理でしたが、それでも会って仲直りをしたいと話をしました。

 徐々にユジンとの結婚を考えて進んでいるようです。

 ところが、サンヒョクの父ジヌとチュンサンの母親ミヒの間には何かあるようです。どうも過去には付き合っていたような話もありますし、チュンサンが自分の子供かどうかを訊ねるあたりは若き日の出来事が何かあるようです。

 また、ミヒはサンヒョクの勤めるラジオ局に仕事で向かいますが、その時にサンヒョクに結納品と結納金を返しに来たユジンの母親が鉢合わせします。ユジンの母親ははっとしますが、それはミヒの存在を前から知っていたかのようでした。ミヒも気付いたようです。

 ミヒはチュンチョンのユジンの母親に会いに行って、何を話すつもりでしょうか…。

 

 いや~、若い二人には未来のことしかありませんが、年老いた親の年代には隠された過去がまとわりつきます。

 人が生きていくということはけっして順調に時が過ぎるとは限りませんね。親の人生にもきっとつらくて苦しい日々があったのでしょうか。それでも、人は耐えて生きていかなければいけません。いえ、そうやって苦しむということが人間に課せられた生きる意味なのでしょうか。

 チェリンがどうしても未練に苦しめられながら、「いつまでも待っているから。見てらっしゃい。」といった言葉は、いつかミヒが発したものと同じかもしれませんね。こういう女性って大成功するのかもしれません。がんばって、チェリン。

 
 いよいよ、父親が誰なのかという核心に近づいてきました。










 
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by arrive_at | 2007-01-30 11:37 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第15話 過去への旅路

 ブログ運営もたいへんです。先週は人気ブログの「がんばれ、生協の白石さん!」のブログが炎上しました。有名になるとその分荒らしが集まりますし、励ましもけなしも含めて今までついたことのないぐらいのコメントで膨れ上がります。読むだけの人もいますから、アクセス数は膨大なものでしょう。サーバーのパンクなどでブログが閉鎖されないようにお祈りします。

 その点、このブログはささやかな運営と人目を引かない内容に終始していますので、今のところ炎上はありません。exciteは管理ページにはアクセス解析がついていまして、曜日ごとの数字が現れます。おかげさまで当初よりはアクセスも増え、この粗末な文章を読んで下さる方にはお礼を申し上げたいと思っています。

 ブログというのはいろいろなタイプがあるようで、これはホームページなどでもそうでしたが、コミュニケーション型と一方的に書きなぐり型があるようです。そもそも個人の発信の場合は自己宣伝(自分自身を売り出す)と自己表現(表現の中味)のどちらに偏るかで傾向が違ってくるようです。

 みんなとお友達、お話したい、人の反応が気になる等々のコミュニケーション重視型。

 とりあえず言いたいことを先ず書き、反応があったとしても気にしない、というか人の言うこときかない、悪意ではないのだけど持って生まれた性(さが)故の書きなぐり型とでも言うのでしょうか。良くあります。私のブログは後者です。えぇ、ほとんど人の言うことなんか聞いていません。人の反応も気にしていません(なぜかほとんど無いのですが)。考えもせずに突っ走るようです。

 まあ、そんな性格とはいえ、それでも他人を気にするということはありますので、そこそこのパフォーマンスと無い才能を搾り出すことにしましょう。





 冬のソナタの中で流れる音楽が気になります。やはりサントラCDを一度聞いてみないといけませんね。いつものように主題歌ばかり口ずさんでいても進歩がありません。

 いまだに進歩のない場合は 冬のソナタ 日本語訳 (フラッシュの音量に注意)

 お笑いを求める人は 冬のソナタレビュー#15

 真面目に語るレビューは 冬ソナ通り



 先週末に久しぶりにフィットネススポーツクラブに行ったのですが、そこにはアルバイトの男子学生がいます。その顔がパク・ヨンハさんにそっくりなんですよね。いつもニコニコと明るい人で、スポーツは野球が専門でファーストです。体型はちょっと熊系ですが、その顔といい、目元といい、ヨンハ君です。実の親にも少し似ているかもって言われるそうですが、いいですね~。

 「パク・ヨンハって顔いいのよ、声もいいし、歌も上手いし。でも、役がフラレて、フラレて、フラレる役なのよ~。」といったら、「僕もです~。」
 私だけは応援していますから!






 さて、今にもアメリカに出発しようとしていたミニョンでしたが、突然の事故で入院し、意識が戻らないままにユジンの看病が始まります。

 友達のヨングク、チンスク、チェリン、サンヒョクたちがお見舞いに来てもミニョンはなかなか目覚めませんでした。そのうち、峠も越えたようで、ミニョンはユジンに「ユジン、ユジン」と昔のチュンサンの時の呼び方をします。ユジンは記憶を取り戻しつつあるミニョンを見て喜びます。


 ミニョンは記憶をかすかながら取り戻し、自分がチュンサンだったことが分かります。ユジンも母親のミヒもチュンサンと呼び始めます。

 チェリンは失恋に苦しんで、まだミニョンをチュンサンとは認めませんが、それでも友達たちは泥酔するチェリンを慰め、チュンサンだということを受け止めます。ただし、苦しむ友達やその友情にひびが入ることを恐れ、なぜ今頃現れたのかとチュンサンを責めます。

 サンヒョクはユジンと話し合いをして、自分の気持ちを整理します。婚約解消も自分から両親やユジンの母親に伝え、ユジンを諦めることにしました。

 チュンサンはなかなかはっきりしない記憶を求めて、ユジンと共にチュンチョンに行きます。ユジンから高校時代の思い出話を聞きながら、よみがえらない記憶をそっと追っていきます。

 チュンサンは仕事の途中、車を運転していて道端の子供の仕草からピンク色の手袋を思い出します。実家で探すと、そこには高校時代にユジンと待ち合わせた時に着ていたコートと、そのポケットに入っていた手袋を見つけます。徐々に記憶が戻っているのでしょうか。

 二人が大晦日に待ち合わせをしていたところで、チュンサンはその光景を思い出します。そして、空からは雪が舞い降ります。





 この回は地味です。徐々に記憶を取り戻そうとしているチュンサンと、看病をしたり記憶を取り戻す手伝いをするユジンの展開はほのぼのとした二人の世界のようです。新しい住まいを決め、チュンサンは落ち着いて韓国で自分を取り戻そうとするかのようですが、つかの間の幸せという感じでしょうか。二人でインテリアを決め、部屋を片付けて行くところが幸せそうでもありました。

 まだまだこの先がありますが、冬のソナタは本当の冬のような寒さに耐え、いつ来るとも分からない春を信じ、お互いが離れたままでも信じあいながら希望を持って生きていくという感じです。

 現在の季節とも相まって、春が待ち遠しいですね。




 
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by arrive_at | 2007-01-29 11:21 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第14話 二度目の事故

 仁川(インチョン)空港が出来た年に、私は初めて韓国に旅しました。日本からはほんの数時間で到着する為か、機内食は出なかったと思います。それでも、フライトは楽しいし、外国に到着したという感じで十分ドキドキしました。やはり国際空港は異国の地に着いたという雰囲気がいっぱいで、いいものですね。

 飛行機に乗ったときに飲み物を注文できるのですが、私は思い切ってブラッディー・マリーを頼んだことがあります。確かアメリカ北部への旅だったと思いますが、飛行時間が長いのでフライトをエンジョイしようと工夫してカクテルを注文したのです。しかし、カクテルなんて普段はあまり飲みませんから、出てきたトマトジュースにビックリしました。私はお酒はいけてもトマトジュースは全然いけません。「食わず嫌い王対決」で妻夫木聡さんが苦手なのもトマトジュースでしたが、その気持がよく分かります。赤くて塩辛くてアルコール入りのこってり感は無理です。

 「ウォッカ 45 ml 、カットレモン 1/6個 、トマトジュース 適量 、セロリスティックを添えたり、ウスターソースや塩・コショウ・タバスコなどを添える場合もある。」Wikipedia によると、16世紀にイングランドでプロテスタントを多数迫害したために「血まみれのメアリー」(ブラッディ・メアリー)と恐れられた女王、メアリー・チューダー(メアリー1世)が名前の元とされているそうです。涙の女王チェ・ジウとは違って、有名な女性だったのですね。お見それいたしました。何事も勉強です。

 インチョン空港でこの冬ソナは撮影されたようですが、金浦(キンポ)空港よりも大きくて新しくて、韓国の玄関口としてはたいへん立派です。アジアのハブ空港としても当時は最大ということで、韓国のイメージアップには一役買っているのでしょうか。そしてペ・ヨンジュンさんも冬ソナで一躍有名になり何度となく日本にも来たし、日本のファンが韓国にも押し寄せるようになりました。

 ペ・ヨンジュンさんの人気は今でもたいしたもので、今日のニュースでは、ペ・ヨンジュンさんの2005年の所得が329億ウォン(約42億4000万円)に上ったと所属会社が25日明らかにしたそうです。うち97億5000万ウォンを所得税として納付し、韓国メディアは芸能人でトップの納付額だと伝えています。収入の9割は日本での売り上げや日本企業との契約によるもので、日本での根強い人気を見せつけた結果となったようです。(スポーツ報知より)

 また、サンリオは25日、韓国の人気俳優ペ・ヨンジュンのキャラクター商品を開発、販売するライセンス契約を、韓国企業と結ぶことで基本合意したと発表しました。契約するのは、ヨン様の肖像権を持つメディアコンテンツ企業キーイースト。ヨン様自身が筆頭株主で、日本国内でも肖像やキャラクターを使用したコンテンツ事業を手掛けているそうです。

 ヨンさまの海外輸出はとどまるところを知りません。アメリカのハリウッドスターが100億円以上の所得があるというのは分かりますが、この42億円という結果を見ても、気前良く輸入して日本円をバンバンと支払うというこの国の経済力に、ある意味誇りを感じます。




 さて、ミニョンは自分がチュンサンであることを知りますが、記憶がないという状況に仕様がないとアメリカに戻ることを決心しました。サンヒョクにそのことを伝えますが、ユジンには教えていません。

 ユジンはポラリスで仕事をかたずけているとチョンアにミニョンがアメリカに行くことを聞きます。ミニョンの手紙を読むと、ミニョンはチュンサンであることが分かり、記憶が戻ったのではないかと思い空港に探しに行きます。

 ミニョンとユジンは再び空港で会うのですが、二人はホテルで夜を明かします。ユジンが目覚めると手紙と共にミニョンは行ってしまいます。急いでホテルを出てミニョンを見つけますが、道路を横切る時にトラックが迫ってきます。

 ミニョンはユジンを助けますが、ミニョンは車にはねられ入院し危篤状態になります。

 病院でユジンは看病をしますが、そこにカン・ミヒが現れます。ミヒは仕事で忙しいのでユジンに看病を任せます。

 ミニョンは意識を取り戻しますが、チュンサンの時の記憶が徐々に戻ります。「ユジン、ユジン」とチュンサンの時の呼び方でユジンを呼びます。





 病院に駆けつけたチェリンはユジンにひどいことをいいますが、ユジンも負けていません。チュンサンを10年間も思い続けたのですから、目の前の弱っている人を見守っていたいのでしょう。

 チェリンはサンヒョクを呼びつけますが、酒を飲んで泥酔しています。このチェリンの壊れっぷりはたいしたものです。韓国ドラマ「オール・イン」の時は美しくて強いお嬢様が似あう役でしたが、失恋で苦しむ様子は体当たり演技です。サンヒョクも失恋のつらさをよく分かっていますので、子供のように泣きながら苦しむ気持がよくわかるのでしょう。泣き崩れるチェリンはなかなかいい感じです。チェリン、強くなってください。

 ユジンはミニョンを看病するのですが、ものが喉を通らないほど心配し悲しむのですが、一生懸命ごはんを食べて強くなろうとします。人が強くなるというのは、ただ悲しんでいるだけではなく努力をしないと出来ないものなのでしょうね。ユジンも強くなってください。

 母親であるミヒは愛する息子とその恋人を受け入れるのは難しいことでしょう。しかし、取り乱して騒がなかったことにホッとしました。大人は残酷で、冷酷で、自分本位の行動に責任を持たないといけません。たとえそれが本当のことを隠すことになっても維持しなければいけないことがあるのでしょうね。

 女性の三人三様の様子は、年齢や経験によってその気持がよく分かることでしょう。これを理解するのはこちらサイドの問題でしょうね。

 



 
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by arrive_at | 2007-01-26 11:41 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第13話 追憶

 たいていの人は真実を知ると驚きますが、問題はその真実を受け入れるか、または、何事もなかったかのようにいつものように過ごすか、それは人として大きく悩むことでしょう。

 このレビューを書いていて私もある真実を見つけました。

 日本語の吹き替えのなかで、本人もまた周りの人もミニョンのことを「ミニヨンさん」と呼んでいます。そのことには前々から気付いてはいたのですが、今まで知っていても知らないふりをしていました。

 果たして、ミニョンはミニヨンなのか、これから私はどうすればいいのか、しばらく悩んでいましたが、やはり何事もなかったように過ごしていくことにしましょう。






 ミニョンはチュンチョンの家に行き、ミヒと話をします。

 本当の記憶を返してほしいというミニョンに、ミヒは寂しそうだったチュンサンに幸せを感じさせたかったと話します。母親を憎む高校生のチュンサンが事故で記憶をなくしたときに違う記憶を植えつけることで、明るく生きるミニョンとして生きて行ってくれることを望んだそうです。

 自分の部屋で高校生の時のユジンからの手紙や、チュンサンがユジンに送るテープの試し取りのメッセージを聴いて、ミニョンが知らないチュンサンの実像を想像します。

 ミニョンは会社に戻り仕事を整理してアメリカに旅立つことにします。キム次長は驚きますが、ミニョンは決心しているようです。

 サンヒョクにミニョンは会いに行き、アメリカに戻って二度と韓国には帰らないと伝えます。チュンサンを諦めミニョンの記憶の中で生きていくことにすると言います。

 ミニョンの言動を思い返し、ユジンはミニョンを訪ねます。ミニョンは自分の部屋で荷物の整理をしていますが、その部屋の前でミニョンに会おうかどうしようかと躊躇するユジンです。





 いよいよミニョンは自分自身のことで決心したようです。チェリンに挨拶に行った時に偶然ウエディングドレスのユジンに会いますが、その時に、ミニョンはユジンにチュンサンとミニョンを愛してしていたのかと質問をしました。ユジンははっきりと、チュンサンを愛し、また別にミニョンを愛したと答えます。

 気持ちの整理をして正直に語るユジンは成長しましたね。ちょっとは大人になってきました~(笑)。








 
 
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by arrive_at | 2007-01-25 11:49 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第12話 10年前の真実

 冬ソナを見終わって、すぐに上野公園に出かけました。

 現在、東京国立博物館では「悠久の美-中国国家博物館名品展」が開催されています。新石器時代は紀元前4500年頃、陶器の彩陶瓶(さいとうびん)や玉石でできた玉龍などがあります。二里頭文化・商時代には紀元前16世紀の方鼎(かなえ・てい)、鉞(まさかり・えつ)などの青銅のものが出ています。

 この展覧会には一つも仏像がありません。ブッダは紀元前400年頃から紀元前480年頃に実在したそうです。ブッダの死後およそ5~600年過ぎたころから仏像が作られるようになりました。その間は無仏像時代といわれています。中国の仏像はインドのものを真似ているので、3~4世紀ごろに仏教自体よりも遅れて仏像が作られたといわれています。今回の展覧会は仏教よりもはるか前ですから、黄河文明についてよくわかると思います。

 私が自分で仏像に興味があるとわかったのは韓国のキョンジュにある石窟庵(ソックラム)の仏像を見てからです。新羅仏教美術の最高峰といわれ、石窟寺院として石を積み重ねた部屋の中に美しい容姿の仏像がありました。日本の大仏殿のどってりした仏様とは違い、釈迦如来像はすっきりした顔立ちと首から肩にかけての美しいラインは中性的というか、要するに日本のよりハンサムという感じです(ちょっと思い込み満載です)。もちろん世界遺産です。

 慶洲国立博物館では、「半跏思惟像(はんかしいぞう)」がありましたが、これは京都の「広隆寺」のとよく似ていて、朝鮮から渡ってきたといわれているそうですが、たいへん美しい像です。どうも日本に渡ってきてから作られた仏像は不細工という感じでしょうか。仏様すみません。

 中国も朝鮮も日本も同祖同根とよく言われますが、歴史からいくと3万年前まで大陸がくっついていたころから行き来があり、その後日本列島は大陸との間に亀裂が入ったそうで、6千年前ぐらいに日本海が広がり今のような地形になったたようです。国の歴史は紀元1世紀ぐらいからだそうで、それまでは国土などの意識はなかったようです。

 現在は「近くても他人」のようなアジアですが、「悠久(永遠)の美」を誇るアジアの品々は今でも言葉少なに私達に何かを伝えようとしているのでしょうか。

 なが~い前置きになりました。ごめんなさい。





 過去の時代は謎に包まれ、考古学者や歴史研究家などが一生懸命に真実を見つけようと苦労しています。

 さて、ミニョンも過去の真実を探す為にかなり苦労しているようです。はたして隠された真実は暴いていいものなのでしょうか。ちょっと心配です。

 

  ミニョンにタクシーをとめてもらってユジンは帰りますが、二人は何も会話をしませんでした。お互いに距離を置くように努めているようです。

 ミニョンはキム次長と酒を飲んでいるときに精神科の治療方法としてセラピーを受けることを勧められますが、心のひどい傷を受けた時に催眠療法として新しい記憶を植えつけるという方法があることを知ります。ミニョンは自分がピアノを弾いたことがないのに手が勝手に弾きはじめたことを思い出し、自分が昔のことを覚えていないことに疑問を感じます。

 サンヒョクとユジンはチュンチョンのユジンの父親の墓参りに行きます。その日は父親の誕生日で墓には誰かが墓参りをしていました。

 カン・ミヒは今でも誕生日は忘れることができないと墓に話しかけます。「あなたを許せない」と謎の言葉を言います。ミヒはユジンの父親を良く知っているようです。

 カン・ミヒがミニョンの母親だということを知ったサンヒョクは母校でチュンサンの生徒名簿を調べます。しかし、その前に誰かが調べに来ていました。

 ミニョンはチュンサンのことを調べ、チュンサンが高校時代に住んでいた住所を訪ね、その家にいきます。覚えのない家ですが、そこにミヒが現れました。

 ミヒはその家を飛び出していくミニョンを追いかけますが、とてもつらそうな表情になります。

 ミニョンは湖に行きますが偶然にユジンと出会います。

 「ユジンさん、僕、変ですよね。本当に変なんです。」

 「もしも、僕が…」

  ミヒの写真がチュンサン家にあったことに疑問を持ち、「僕は誰なんだ」とミヒを問い詰めます。「僕がチュンサンだっていうの?」

 ミニョンはアン医師に会い、湖で溺れた後記憶をなくし、母親のたっての願いでイ・ミニョンとしての記憶を植えつけたことを知ります。そして、チュンサンの家で高校時代のチュンサンの写真を見つけ考え込みます。

 ヨングク、チンスク、チェリン、サンヒョクが集まった席でミニョンはチュンサンの葬式に誰か行ったのかとききます。みんなはその当時のことを思い出して、チュンサンが本当に死んだかどうかを疑問に思います。

 その場を出たミニョンは外でユジンに会います。

 「僕は誰なんです。言ってください。ユジンさん、僕はチュンサンです。」




 
 いよいよミニョンは自分の過去の断片を一つ一つ拾い始め、それはジグソーパズルをはめていくような、そんな状況になってきました。




 



 
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by arrive_at | 2007-01-24 21:37 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第11話 偽り

 目がうすうす 今晩こ ひじゅん 久留須を ターボ~。覚えましたか。

 ドラマもいよいよ半分を過ぎました。今月いっぱいはこのまま突っ走りましょう(笑)。

 今朝はTVKの「saku saku」で平井堅さんの「哀歌 エレジー」が流れていました。映画「愛の流刑地(るけいち)」は渡辺淳一原作だそうですが、たぶんドロドロ物語でしょうね。映画はそんな感じですが、主題歌を歌う平井堅さんはいつも素敵なポップな曲です。しかし、今回は全然感じの違う曲なので面白いなあと思います。意外性がありますね。

 平井堅さんの意外性はこの曲だけではありません。大学は横浜市立大学商学部を卒業しています。単純に学歴の高さに驚いているのですが、これはB'zの稲葉さんの横浜国立大学教育学部数学科を卒業したのと同じように、専攻とは関係なく自分の進路を進んで成功しているというところがすごいなあと感じてしまいます。

 先週、センター試験があったばかりで受験生の人には羨ましい国公立ですが、入るに難しく、出るに難しく、そしてその後の人生はもっと難しいのでしょうね。これからも素晴らしいミュージシャン活動をしていただきたいものです。




 さて、今回は地味な展開です。じわじわとミニョンの出生の秘密に迫ってくるようで、そして、よみがえった愛のなかでもだえ苦しむサンヒョクの心中はまさに「愛の流刑地」かな~とどうしてもチャチャを入れてしまいます。



 ユジンとよりを戻したサンヒョクは両親に結婚したら二人で留学をするつもりだと伝えます。ユジンも同席しましたが、そんなことは聞いていませんでした。暴走しています。

 ピアニストのカン・ミヒにキム・ジヌが会いに来ます。「父さん?」とサンヒョクが声を掛けますが、それに振り返ったカン・ミヒはジヌの顔を見て驚きます。

 ユジンへの想いに悩むミニョンは休暇をとって別荘に行きます。近くの湖で地元のおじさんにチュンサンという子供が溺れたのを助けたという話を聞きます。驚くミニョン。

 ジヌはミヒと話をしているときにミヒには息子がいるということを知り、「息子がいたのか。」と驚きます。
 「もしかして、カン・ジュンサンという子を知らないか。カン・ジュンサンという子が十年前に私を訪ねてきてね、君の事を私に聞いてきたんだ。その後すぐに事故で死んだんだらしいんだが、ひょっとして、あの子が君の息子かと思ったんだ。」

 ミヒは演奏後に倒れてしまいます。アン医師に診てもらうと「何かの強いストレスがあったのかもしれない」と言います。ミニョンはその時にアメリカ時代を知るアン先生に「母の子は僕一人なんでしょうか。僕は本当にアメリカで育ったんでしょうか」と質問します。何かしっくりしません。

 バーで一人たたずむミニョンに、チェリンは心配します。「僕のことはほっといてくれ」というミニョンを放っておける訳ではありません。チェリンはとても心配しています。

 ミニョンは自分のことで悩みながら、ユジンの家の前までいきます。サンヒョクと別れて部屋に戻るユジンの姿を遠くから見つめるだけです。

 ミニョンの母親であるミヒは息子の質問に驚きながらも答えます。「知らない。初めて聞いたけど、いったいどういう人?」

 ミニョンを気遣うチェリンの頼みで、ユジンはミニョンに会いに行きます。ユジンはもらったネックレスを返すつもりでミニョンに会います。ミニョンはユジンとあえて嬉しいのですが、ユジンは状況的にもミニョンに愛想を振り撒くことはしません。サンヒョクとの約束を守っています。本心では二人はつらいことでしょう。

 ミニョンとユジンは横断歩道の前で話をします。壊れた信号機の前でいつまでも信号の変わるのを待つのですが、ユジンは一人で車がやってくる歩道を渡っていってしまいます。ポラリスのネックレスを手にしながら見送るミニョンです。

 サンヒョクとユジンが帰る途中、チョンアからユジンにお酒を飲まないかと電話があります。ユジンは断りますが、急にサンヒョクが行こうと言います。チョンアやキム次長はユジンが来ないのでつまらないのかミニョンを呼び出します。

 そこに二人が現れたので飲んでいた三人は驚きます。愛のキューピッドになり損ねたチョンアとキム次長ですが、何とも間の悪い瞬間です。

 店を出る二人ですが、サンヒョクはユジンに嘘をついたと責めます。昨日ユジンがミニョンと会っていたのを知っているサンヒョクは嫉妬のあまりユジンを置いて車で帰っていきます。

 タクシーを拾おうとユジンは道端で身を乗り出しますが、車が多くて危険なところでユジンの腕を取る人がいました。ミニョンです。




 珍しくレビューを書きました。今日はどうしたのでしょう(笑)。



 
 ミニョンの中に膨らむ疑惑とユジンへの想い。自分の本当の気持ちを封印してサンヒョクのために結婚を承諾したユジン。

 ユジンというより理不尽な展開です。









 

 
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by arrive_at | 2007-01-23 10:58 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第10話 決断

 週末が過ぎるといろいろなニュースが飛び込んできます。宮崎県の知事選にそのまんま東さんが当選しました。その経歴を見ると、42歳で早稲田大学2部に入学をし、さらに1部への編入をし、地方自治についての勉強を始めたそうです。遅咲きという感じがしないわけでもありませんが、その努力が実りついに県知事という役職を手に入れたわけで、いよいよこれから手腕が問われるところです。頑張っていただきたいと思います。

 私は週末は大きな書店に行き、雑誌コーナーでペ・ヨンジュンさんの経歴について書れたものをぱらぱらと読みました。この人もやや遅咲きというか、レールを引かれたなかでとんとん拍子というわけではありませんでした。ソウルに生まれ、小学校3年生で父親の牧場経営が始まりソウルを離れます。5年生でソウルに戻り、韓国でも有名な中学校に進みます。高校時代は勉強から離れ、若者らしくいろいろなことをしたそうですが、大学進学は人気のある建築科への受験を失敗し、翌年は法学部の受験にも失敗します。
 その後演劇を目指す集団で演劇の勉強をしますが、その集団も解散してしまうようです。映画のデビュー作は端役で話題にも上らなかったそうです。 冬のソナタで一躍有名になってから今日の人気が彼を韓国を代表するスターに押し上げたという感じですが、それまでの道のりは順風満帆というわけではなかったようです。

 人の人生を垣間見ると、やはり人生にシナリオはないようです。ただ、諦めないで前に向かって進むことで、日の目を見る日がやってくることもあるということでしょうか。生きている限りパーフェクトということはありません。その人にとっての歩んだ道のりは良くも悪くもそのひとオリジナルの人生です。そういったがんばる姿をまわりは見守る以外にありません。これからも歩みを止めないで頂きたいと思います。





 さて、第10話はミニョンの母親が登場してきました。一見天涯孤独なように見えるミニョンでしたが母親がいました。その最も近しい人の行動が観ている側にも何かありそうだと予感させます。


 ミニョンの別荘にユジンと到着すると母親がいました。忙しい人で、すぐにソウルに戻っていきます。

 ミニョンはユジンをソウルの自宅に送り届けます。ソウルではヨングクやチンスク、そしてサンヒョクがユジンに会いに来ます。サンヒョクはユジンとの結婚を一方的に発表したことでユジンが苦しんでいることを知りません。サンヒョクにとっては結婚こそが大事なのであって、それを断られたということを受け入れられないままに、ユジンをなじります。

 ミニョンはソウルの母を訪ねます。母は少し沈んだ様子の息子に話しかけます。

 「彼女、チュンチョン時代に僕にそっくりな人を好きだったんだけど、死んだんだって。」

 そのミニョンの言葉に母親は慌てますが、その様子をミニョンは不思議に思います。

 ユジンはサンヒョクにもらった指輪を外し、心を決めたようにスキー場の現場に戻ります。ミニョンはもう戻らないかと思ったユジンが来たことで、ホッとしたようです。雪の中を歩きながら、ミニョンはユジンに雪のかたまりをプレゼントだといって軽く投げます。そのかたまりを拾ったユジンは遊びだと思ってミニョンに投げ返します。そのかたまりを探すミニョン。「本当にプレゼントだよ、失くすところだった」といってもう一度投げて渡します。

 その雪の中には星のネックレスが入っていて、ユジンは喜びます。北極星はいつも同じところで光っています。たとえ道に迷ったとしてもその星を探し必ず帰ってくるようにというミニョンからのメッセージでしょう。

 ユジンのところにヨングクから電話があり、サンヒョクが心を患い、仕事をやめ入院しているということを伝えます。しかし、ユジンはそんなサンヒョクを心配しながらも会わないでおこうと思っています。

 悩むユジンを見かねたミニョンは病院へ送ります。

 「逃げてちゃだめだ。ユジンさんが戻るまで僕はここで待っています。」

 「ユジンさん、ポラリスを見失わないで。帰り道は必ず見つけてくださいね。もしも帰ってくるのがずっと後になっても、見つけられますよね。」

 「戻ってきます。必ず帰ってきます。」

 病院のサンヒョクは衰弱していますが、ユジンの前では気丈なことを言います。しかし、すぐに容態が悪くなり、サンヒョクの看病をするためにミニョンにそのことを伝え、ユジンは病院に戻ります。






 ユジンの決心とは別にユジンを必要とするサンヒョクの状況が、ミニョンとユジンを引き離してしまいました。しかし、二人はお互いの気持を確かめあいました。厳しい状況です。


 人を好きになるのに理由はないわ、とユジンはチンスクに言いました。感情から発するものに理由なんてないのでしょう。恋愛のなせるわざかもしれません。


 ところで、今まで付き合っていた人と別れるときの言葉はたいへん難しいものです。時の人、そのまんま東さんの元奥さんは「ついていけません。」と言ったとか。
 ユジンの場合はサンヒョクに言うとしたら「ついていきません。」ということでしょうか。

 この二つの言葉の違いは、経験と状況が大きく関係あると思います。やはり離婚という大きな局面に立たされると長い年月や今までそしてこれからの生活をかけてでもその言葉をひねり出すという、苦しんだ末の結果ということでしょうか。重みがあります。








 

 
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by arrive_at | 2007-01-22 12:35 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第9話 揺れる心

 DVDレンタル店の韓流コーナーはたくさんの種類のTVドラマが並んでいて、いつも私を楽しませてくれます。どのDVDも「ようこそ、韓流へ」と、俳優の笑顔が私に微笑んでいるので、ついつい勘違いをしてしまいます。

 韓流コーナーの近くには華流コーナーがありますが、これは中華の華を取ったものでしょうか。中国・台湾・香港の映画やTVドラマがこれまた盛り沢山です。

 「インファナル・アフェア」という映画を観たことがありますが、2002年の作品で3部作になっています。主役はアンディー・ラウとトニー・レオンで、脇役にアンソニー・ウォン、若かりし頃の主役はエディソン・チャンとショーン・ユーということで、主役がダブルキャストで4人という豪華な組み合わせで目を見張ります。内容もたいへん面白いものでした。

 この作品はたいへん評判もよく、2006年にはアメリカで「ディパーテッド」という作品でリメイクされました。主役はレオナルド・ディカプリオとマット・デーモン、脇役はジャック・ニコルソンです。

 今朝の「めざましTV」でレオさまにインタビューしていましたが、「この作品はたくさんの人を騙しているわけですが、レオさんは今までに一番大きなウソをついたのはどんなことですか?」という問に、「私はこれまでにどんなウソもついたことがありません」と答えていました。もちろん、すぐに、「これが一番のウソかな…(笑)」と言っていましたが。

 俳優のジョークは爽やかなだけに、つまらなくてもつい許してしまいます~(爆)。





 さて、チェリンがウソをつくたびにまわりの人が振り回され、今度はサンヒョクの母親のところまで出掛けていって何やら企んでいるようです。こういう展開は、ある意味ストーリーのスパイスですね。がんばれ、うそつきチェリン!



 いよいよユジンを巡っての男同士の戦いが始まりました。サンヒョクまでミニョンに挑戦状をたたきつけるようなことを言いに行きます。ちょっと「インファナル・アフェア」みたいでドキドキしますね。

 悩むユジンに分かれ道になったら選択をしなさいというミニョンです。ユジンはサンヒョクもミニョンもどちらも選べないといいますが、それは選択ではなくて放棄だと諭します。ミニョンはユジンの手をとって、わからなくなったときは手を引かれるほうに導かれるのもいいものですよといいます。それも一理ありますね。

 サンヒョクの方はユジンに結婚はできないと切りだされ、あまりのことにテンパッテしまいます。切羽詰っているというか、仕事がらみでユジンとの結婚の予定をライブのステージ上で公表します。

 ユジンも驚くし、見ていたミニョンもショックを受けます。

 もう一度、結婚はできないと言うユジンとサンヒョクは揉めますが、通りかかったミニョンがユジンを責めないでほしいといい、殴るなら俺を殴れと挑発します。サンヒョクは実際は殴らないのですが、そういうことで尚パニックに近いぐらい焦っていきます。どうしてもユジンを手に入れたいと思ってしまうのです。

 ミニョンもユジンに積極的にアプローチするのですが、サンヒョクにはもっと挑戦的なことを言います。これが男の戦いでしょうか。

 男同士の仲良しは基本的にはありえないとある人が言っていました。男は常に自分と他との距離を測り、どちらが優位かを常に意識しているそうです。こういうのって生存に関するDNAあたりの遺伝子レベルの話であり、生物の根本的な宿命のようですね。まあ、いいでしょう。

 ユジンはやっと自分の本当に大事な事に自ら気付き始めたのではないでしょうか。それは、ミニョンの助言によって、人間としての強さを求められ、そして、自ら強くなろうとし始めているように見えます。大人になるために誰もが通る自律自立ってことでしょうね。

 

 えっと、ストーリーに関しては前回は9行でしたが、今回はそれもやめてこちらを参考にしてください。とても詳しく書かれています。
 冬ソナ通り



 しかし、堂々と生きていくのがいいことは良くわかりますが、それだけで大人になったと思っては、まだまだ修行は足りません。

 いやでも大人になったと感じるのは、結婚をし子供を持ち、そしてその子供から裏切られ攻撃され、苦境に立たされた時です。そういうことを経験すると本当の意味で大人といえるのではないでしょうか。お父さん、お母さんの心の中の苦しみは子供を愛するという点では矛盾していないが故に、実際の問題が起きるとそう簡単には納得できませんし、許すこともできません。親も苦しんでいますね。

 親ばかと簡単にいいますが、親ばかは一朝一夕にはなれないんですよ~。結婚しない若者よ、そういった大人の世界に一歩踏み込む勇気を!(つい、乗りで・・・)


 苦しむユジンを連れて、ミニョンは車で走り出します。追いつけないサンヒョク。

 ミニョンの別荘に着いたとき、そこには久しぶりに会えた喜びでミニョンを抱きしめる母がいました。


 ミニョンを見て、「君は昔私のところに来ていたチュンサンだね。」というサンヒョクの父親と、謎の多いミニョンの母親の登場は、それこそなにかしら大人の事情がありそうです。


 いよいよこれぞ本物の大人の世界が始まろうとしています。
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by arrive_at | 2007-01-19 11:16 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第8話 疑惑

 目がうすうす 今晩こ~。 俳優は顔が命ですね~。

 最近の日本の男優で人気が上がっている人に玉木宏さんがいます。映画「ウォーターボーイズ」の時はやんちゃな坊主頭で、主役の妻夫木くんを引き立てる役でした。どこにでもいるお兄さんという感じでしたが、その後すっきり痩せて伸ばした髪もバッチリ決まってきました。NHKドラマ「氷壁」ではたいへん色気のある鶴田真由さんとの絡みに、正直驚きました。ウォーターボーイズのお兄さんからこんなにぐっと色っぽい役までできるようになったのかと、俳優として進化したのを感じさせます。「のだめカンタービレ」で千秋真一を演じ、今では飛ぶ鳥を落とす勢いです。

 玉木宏さんは14日が27歳の誕生日だそうで、インタビューの中で恋人がいます宣言をしていました。プライベートなインタビューで照れてはいるものの、この人の話は気負いもなく、マイペースで生きているのだという感じを与えました。役者ではないところを世間は注意深く見ています。

 また、もう一人の男優ですが、谷原章介さんも34歳で結婚します発表をしました。見かけからしてモテる、やさしい、おもしろいといろいろな面を兼ね備え、人気が高いのは言うまでもありません。端正な顔立ちと、透き通るようなまなざしにファンの多いことでしょう。この人の素晴らしいところは自然体でしょうか。ものごとを良く知っているし、堂々とぼんぼんらしさを出しています。見掛けがいいからそんな印象なのかとも思いますが、それでも人前で話をする時に自然に出てくるものが実に人間として強いものを感じさせます。

  こういった俳優の外見から来る印象とは別に個人としての印象がフリートークで流れる時に、人間というものがよく観察できます。二人とも見かけの良さはもちろん、そのトークの中に誠実でしっかりした人柄を感じさせます。俳優は役作りをしますが、その役柄を取り払ったときに本当の魅力があるのかということがファンには興味あるところでしょう。

 二人とも強い人間という印象を感じるのですが。

 たとえば、ペ・ヨンジュンさんもこの「冬ソナ」ブームが過熱した時に来日しましたが、その時の真摯な態度、丁寧な言動は誰にもよい印象を与えました。それが作ったものかどうかはわかりませんが、それでも仕事に対してその真面目な態度が人間性を語っていると思います。

 俳優であってもなくても、人間性の良さというのは本人が決めることではありません。たぶん、その時代その環境の中で、相対的に第三者から評価された結果だと思います。それが、ブラウン管やスクリーンを通す仕事をしている人には結果がわかりやすく、また、一般人であればわかりにくいものではないでしょうか。俳優はたいへんな仕事ですね。

 人間の中味を知るという点では、ブログやホームページというのは良く伝わりますね。外見がわからないし匿名性という事もあって、まったく頭の中だけをさらけ出すということになります。文章による表現ですから、それもまた俳優の役作りのように作りこまれたものもあるかもしれません。しかし、それでも人柄が文章に映し出され、PCの画面上にイメージが広がります。

 あ~ぁ、人柄といい、センスといい、イメージといい、これはというものを何一つ備えていない自分を振り返ると、ため息が出ます。

 しかし、どんな人も人間には変わりありません。人間はよそ行きの顔もすれば、わがままな時もあります。落ち込んでいる時も、だらけている時も、情けないほど弱さをさらけ出す時もあります。一つの命はその人の芸術作品でもあると私は思っていますので、毎日堂々と生きていくことが大事ではないかなあと思っていますョ。



 さて、今日も堂々とメロドラマは進行していきます。主人公の二人の関係はどうなっていくのでしょうか。

 


 一晩が明けて、雪山でミニョンがユジンに謝ります。告白は自分の気持ちが楽になるためだけで、相手の気持に配慮していなかったことを謝りました。

 駆けつけたサンヒョクがミニョンに食って掛かりますが、ユジンの心がどこにあるのかということに不安を抱き、ユジンにもひどいことを言います。

 ユジンはそんなサンヒョクを想って謝りにソウルに戻りますがギクシャクしてしまいます。

 サンヒョクの母親の誕生日にユジンは母親からミニョンとの関係を責められますが、そのごたごたの中でサンヒョクはユジンに激しく迫ります。

 ユジンはその勢いに押されて怖くなり逃げ出します。

 そんな悲しい気持の中で、ミニョンが何もいわずユジンを迎えに来ます。


 恋はいつも自分だけの一方通行な思い込みですね。一途な思いを押し付けるだけで、もうそれだけでテンパッテしまいます。それに比べ愛は待つことでしょうか。相手の気持を受け止めて、そして耐えるというものかもしれません。

 恋愛で学ぶべきことは、いかに自分の主観的な気持ちを客観的な目で見られるかということでしょう。そして、大人になれば、それを言葉でわかりやすく表現できるかということでしょうか。

 キム次長がミニョンに心を曝け出したらどうですかという台詞がありますが、これは大人の考え方です。若い時には心が激しく揺れ動き、その苦しさに身もだえしながらも、それを具体的に表現することが下手です。そして、それも年を重ねることでキム次長のように少しは楽になるということを徐々に覚えていくのでしょうか。

 大人の男とは、主観的な気持を抑えつつ自分自身を客観的に見ることができるという、スゴ技を身につけることでしょうか。もっと人間観察を深めていきたいと思います。


 さて、そんな展開の中で、何とも貫禄十分な大人の女が登場しました。

 「チュンサンは元気にしてます?」


  チュ、チュンサン?





 

 
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by arrive_at | 2007-01-18 12:41 | 冬のソナタ 2007  

冬のソナタ 第7話 冬の嵐

 最近はドラマが始まると、「 目がうすうす 今晩こ ひじゅん 久留須を ターボ…  根が お越しプーでマダム…   」と口ずさんでしまいます。これも、ネットの力でしょうか。
 冬のソナタ 日本語訳 (フラッシュの音量に注意)

 そして、冬のソナタのレビューを読むたびに、ユジンの真の目的とチェリンの健気さに噴出しながら、あらすじを追ってしまうのです。
 冬のソナタレビュー#7

 インターネットで「冬のソナタ」のレビューを検索していましたら、はてなでヒットしたものがありますが、ランダムにリンクしてみます。
 hi-suの日記 受験生さんも観ている
 La vita comoda まだ観ていなかった冬ソナ 
 Hatena::番組日記 全部観ているのでしょうか
 sadao-sunの日記 チェオクの剣にもはまっている 
 ブログ「創作八重衣人形」 ヨン様人形
 清く。貧しく。逞しく。 韓国語本格的に勉強中
 毒蛇山荘日記 文藝評論家 冬ソナ現象
 Bookend & more... on はてな パチンコ ②冬のソナタ

 それぞれの人たちがこの冬のソナタを楽しんでいるんですね。私もこれをエントリして頑張ります!




 前回の最後にミニョンとユジンが現場で話をするのですが、ユジンが立ち去る時に何かを落とします。それを拾い上げてミニョンは見るのですが。

 チョンア 「運命の輪。これが理事の運命のカード。」
 ミニョン 「どういう意味なんです?」
 チョンア 「理事の運命の相手が近づいてきているんですよ。」

 チョンアの占いを思い出しながらミニョンはユジンを見ます。そこに材木が倒れ掛かってきて、ユジンがとっさにミニョンを突き飛ばします。

 スロー画面をスロー再生してみましたが、ミニョンは縞々のマフラーなのでまるでハリーポッターにそっくりです(笑)。すみません。

 救急車でユジンは病院に運ばれます。サンヒョクは気が動転し、ミニョンにつかみかかります。

 メロドラマがドロドロするのは男が女に厳しいことを言うところからです。

 サンヒョクは怪我で倒れたユジンに、まだチュンサンのことを思っているのかと問い詰めますし、ミニョンはチェリンにチュンサンの存在を何故黙っていたのかと問い詰めます。

 元気のいい女の嘘は可愛いものですが、男に問い詰められて言葉に詰まる女に救いはありません。この辺がそろそろドロドロしてきた感じですね。

 ユジンの怪我が回復し、ミニョンがユジンを誤解していたことを誤ります。ユジンとしては別に誤解は解けるものだからと、許すという気持ではもともとないようです。やっと二人は話しやすくなったようですね。

 ユジンの母親が倒れたとの知らせに、ミニョンが車で実家に連れて行きます。ユジンの家では妹や母親がチュンサンのようだとミニョンに話します。ミニョンはユジンのことに興味を持ってきたようですね。

 帰りに高校生の時に歩いたという湖のほとりに、ミニョンがユジンを誘います。そこで、ミニョンは過去の人を忘れて、自分を見てほしいと言います。愛の告白ですか。

 知らないとはいえ、ミニョンは過去の自分を忘れて現在の自分と向き合ってほしいとユジンに言うのですが、自分で自分を苦しめることになる台詞ですね。ああ。これはドラマだったので、その方が面白いのですね。なんだか、どツボにはまっていきそうな予感です。

 ここで整理をすると、ミニョン→ユジン→チュンサンですが、チュンサンをライバル視することは、あくまでチュンサン=ミニョンではない前提です。

 今後、自分が過去の自分に嫉妬することで苦しむのかなぁ…。

 人を愛するということを知らないとか、弾けないはずのピアノが勝手に指が動いたとか、記憶喪失の症状とはどんなものなのでしょうか。たいへん医学的に興味を持ってしまいます。

 さて、仕事は順調に進み、ゴンドラに乗って山頂にあるロッジの下見に二人は出掛けます。途中の景色の良さと、ユジンに対する誤解も解け軽くなった気持も重なってミニョンはゴンドラに乗るのも楽しそうです。仕事中も明るいミニョンが復活しました。

 ミニョン 「ああ、そうか。ユジンさんの好きな色は白でしたね。で、好きな季節が冬で。好きな食べ物はなんです?」
 ユジン 「どうしてですか?」
 ミニョン 「別に。ただ、覚えておきたくて。」

 韓国のスキー場も素敵ですね。雪山の楽しさはいったことのある人には大変よくわかることでしょう。そして、雪山の天気もすぐに変わるという事もご存知でしょう。

 帰りのゴンドラが強風で停止したまま、二人はロッジに足止めされます。

 山のふもとではチョンアやキム次長がゴンドラの再開を待ちながら心配をしています。そこに、サンヒョク、ヨングク、チェリン、チンスクがやってくるのですが、その光景はまるで高校時代に合宿先で行方不明になったユジンと捜索しに出かけたチュンサンを待つシーンにそっくりです。

 デジャヴーだったでしょうか、こういったシチュエーション。

 まるで高校生の時のような4人の心配とは関係なく、山頂のロッジではミニョンとユジンがそれぞれの心の中の葛藤に苦しみながら話をしています。

 チュンサンという自分にそっくりな人の面影をいつまでも抱いていないで、ユジンに現実を見るようにミニョンは言います。そして、愛の告白をしました。さすがにミニョンは大人です。

 それでも、チュンサンのことを忘れられないユジンは、目の前でミニョンに「あなたが好きだから。僕があなたを愛しているからです。」といわれ、心は大きく動揺します。

 果たして、ユジンも大人として大きく成長するのでしょうか。



 さて、物語は大人の男と女の心理戦になってきました。ここからはお子ちゃまのような恋愛ゲームではありません。どういう風に自分の気持ちを整理し、そして、明日へ向かって強く生きようとするのかが問われてくるのでしょうか。

 

 



 

 

 
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by arrive_at | 2007-01-17 11:54 | 冬のソナタ 2007