CHANEL ROUGE ALLURE 24 EVOCATION


by arrive_at

カテゴリ:四月の雪( 3 )

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この映画のDVDには、音声による監督と撮影監督の対談が入っています。ストーリーに沿って、その撮影の様子や困ったこと、俳優の様子などを思い出しながら語っていくので、現場の人しか分からないことなどもいろいろと知ることができました。

 例えば、主役の二人はお酒を飲むと顔が赤くなるそうですが、それでも、本番前からお酒を飲んで演技をしたなど、現場の事情を映画の側面から語っています。

 この映画の評価については、一般人のブログなどを見ると、私が書いたものとよく似ていて、それほどすごいとは感じられなかったそうです。しかし、この監督対談や映画紹介の解説を追っていくと、韓国ドラマの人気や俳優の人気以外にもっと映画としてのストーリー性や雰囲気、表現のデリケートさなどを作品に込めて作るという作業の大変さが伝わってきました。

 先ずは、ペ・ヨンジュンさんのインタビュー記事から抜粋です。この作品の特徴が出ていると思います。

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ぺ・ヨンジュン『四月の雪』単独インタビュー

■演技のスタイルを変えた
Q:今回の記者会見で「『四月の雪』は今までで一番大変だったと話していましたが……監督の注文で一番大変だったのは?

わたしは今まで、演じる人物をあらかじめ計算し準備してから撮影に入るという形をとっていました。ところが、今回はそんな事前準備を一切しないで、演じる人物になりきるという演技の形をとったのです。つまり、撮影が始まるとわたしは、主人公のインスになりました。インス本人としてすべてを表現しなければならなかったのです。ですから、監督からの注文が特別大変だったというようなことはなく、「演じる人物になりきる」こと自体が大変でした。



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■入院するほどなりきった
Q:あまりみごとにインスになりきっていたので、わたしはペ・ヨンジュンさんが本当に不倫をしてしまったのではないかと錯覚してしまいました。

(笑)ええ、わたしはインスそのものでした。それで、ペ・ヨンジュンに戻っても精神的に苦しくなってしまいました。もちろん撮影中は辛く、撮影が終わってからもインスから抜け出せなくなってしまい、とうとう入院までしてしまいました。


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■情熱的な恋愛は経験済み
Q:映画の途中、ヒロインのソヨンがインスに会うためにおしゃれをします。「あっ!ソヨンは恋に落ちたな」って思いました。でも、この時点ではインスはソヨンに惹かれてはいたけれど、まだ愛には至っていなかったように感じたんですが……。

読みが鋭いですね。インスは妻を信じていたし、とても愛していました。インスはわたしと同じように、不倫というものを許せない人でした。それなのに、ソヨンに惹かれていく自分をどうすることもできない。それでいて、その気持ちを愛だとは認めたくなかったのです。
きっとインスは今まで「情熱的な恋愛」をしてこなかったんだと思いますよ。


Q:ペ・ヨンジュンさんはいかがですか?

わたしは情熱的な恋愛をしましたよ(笑)。 この作品の中で不倫を体験し、愛や人生、裏切りさえも理解できるようになりました。


Q:「不倫の恋」に落ちてしまう役を演じられて、撮影前と今とでは人生観や結婚観、女性観は変わりましたか?

わたしはこれまでいつも自分の中に枠を作って演技をしてきました。そして人生さえその枠の中にはめこもうとしてきました。そんなわたしがこの作品を通してその枠を取り払えた。人生や愛についての理解の幅が広がったのです。だからこそ、今まで以上に『信じられる女性』とめぐり会いたいと思うようになったのです。お互いが信じて一生過ごせる『最後の愛』にめぐり合いたいと。

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 次に、作品のストーリーと映画の宣伝です。公開されたのは2005年9月ですから、昨年の今頃でした。

ネタバレにご注意!


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イントロダクション

深く、静かに、揺れる男女の想い
新たな“ラブストーリー”の傑作が生まれます。
この秋、アジア各国で公開される待望の話題作『四月の雪』。
韓国を代表する男優ペ・ヨンジュンと韓国映画の宝石と呼ばれる女優ソン・イェジン。『八月のクリスマス』『春の日は過ぎゆく』と日本人の心に響くラブストーリーの傑作を撮り続ける名匠ホ・ジノ監督によって、ふたりは、新たな愛の色をスクリーンに焼き付けます。様々な“ラブストーリー”で愛を表現してきたペ・ヨンジュンとソン・イェジンが、こらえ切れない男女の心の揺れを、静かに、そして深く描き出してゆきます。

男の帰りを待つ女。女の帰りを待つ男。
ある日、互いの伴侶の事故の知らせが、ふたりを引き逢わせる。見知らぬ街、永遠のように長い時間、そして知らされる、信じていた者の悲しい嘘。絶望の淵に立たされたふたりはやがて、互いの傷を癒すかのように惹かれ合っていく。それが、決して積もることのない四月の雪のように、はかない恋だと知りながら……。

撮影は2月4日から開始され、6月18日にクランクアップ。それまでの5か月間、映画のために用意されたセットのような寂寥(せきりょう)感のある韓国東海岸の三陟(サムチョク)市のロケや、韓国の人気アーティストが出演する実際の野外コンサートでの撮影などが話題となりました。
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 その他の記事「四月の雪 徹底解説」



 上記のインタビューや映画紹介などの記事を読み、そして、DVDの監督と撮影監督の話をあわせて聞くと、美しい映像、心の葛藤、デリケートな感じが地味な作品に映りますが、俳優としてはなかなか難しい心理描写の演技だったようで、作品としての完成度は良かったのではないでしょうか。

 また、ペ・ヨンジュンさんの演技力もなかなか素晴らしいもので、悩む男、悩む亭主、悩む恋人という立場になりきっての表現だったように思います。内面を表わすのは演技としても難しいのでしょうね。

 撮影が終わった後でペ・ヨンジュンさんが入院したというのも分かる気がします。ストーリーとしてはパッとはしませんでしたが、じっくりと人間の気持ちの変化を捉えたいい作品でした。


追記: 監督と撮影監督が最後のシーンを見て感想を述べ合うのですが、

 撮影監督 「ラストは自分の妻や夫が不倫をしていたのと同じ景色を二人が見ているところですが、このあとは二人は幸せになるのでしょうか…」

 監督 「それはきっと幸せになるでしょう。」

 撮影監督 「そんなふうには見えないんですが(笑)。」


 雪の降りしきる自動車道を、あてもなく二人は走っていくのですが、「これからどこに行きましょうか」という女に対して、「どこに行きましょう」と答える男の声で終わります。確かに、幸せになるようにも思いますが、普通に考えると不幸を引きずったままになりそうで、撮影監督の感想に近いものを感じました(笑)。
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by arrive_at | 2006-10-25 14:05 | 四月の雪
いや~、昨日のうちに全部見ておけばよかったと思います。

 だって、続きを見ようとチャプターで探していましたが、結局、ラブシーンをもう一度見る羽目になりました。しかも、韓国の儒教とモラルの問題でしょうけど、ハリウッド映画などで大胆なラブシーンに慣れているせいか、この映画の優雅な美しいラブシーンには正直馴染めません。もっとしっかりやるか、全然やらないかどっちかにしてほしいところです。

 しかし、そんな私の意見とは関係なく話は続いていきます。

 事故を起した男と女の、それぞれの配偶者の不倫ですが、悩ましいストーリーです。そして、いよいよ怪我人が目を覚まします。と、途中ですが、そんな状況にもかかわらず、「TAXI NY」というTAXIのパロディ版を見ないといけません。

 はっきり言って「4月の雪」はそれほど大作では無いのではないでしょうか。最後まで見ないうちに、何だか嫌な予感がします。

 とりあえず、中座です。

 はい!再び登場しました。

 さて、続きを見ていますが、ゲッ、またヨンさまのベッドシーンです。これはすごい。いえ、ベッドシーンは全然すごくないのですが、一世風靡のヨンさまのベッドシーンを見せようとする魂胆の映画ということでしょうか。きっとそうに違いない!

 ストーリーはなかなかデリケートで、こんな状況はドキドキするというはずですが、何せ日本中にブームを巻き起こした男優が主役ですから、観客はそんなところに興味を持つとは思えません。まさしくベッドシーンを見たいという需要に対する供給というのが感じられます。要するにそこなんです。

 なんというか、サービスもほどほどじゃないと下品です。

 結局ブツ切れで見終わったのですが、この映画は繊細で美しく、そのキャストも美男美女で正解でした。また、心理描写も大変良くて、静かに考えさせられて良いところがあります。
 
 残念なのは、ヨンさまが余りに大衆化してしまっているので、この作品の良さが引き立ちませんでした。作品発表のタイミングが悪いということでしょうか。人気が出る前か、それとももっと後か、とにかく何かがずれているという気がしました。

 私の印象に残るのは、事故にあった女性が、そのご主人から「あの人は亡くなった」と告げられ、嗚咽がもれ、その病室を後にするご主人という場面です。

 まあ、どういうんでしょうか。私としては珍しい種類の作品を見てしまったという感じです。




 続く
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by arrive_at | 2006-10-25 14:04 | 四月の雪
TSUTAYAの韓流コーナーは素晴らしい勢いで拡張を続けています。DVDは有名な俳優のオンパレードで、お手軽に韓国のドラマが観られます。

 何気なく借りた「四月の雪」ですが、出だしから暗いドラマです。ペ・ヨンジュンが苦しみを抱えて、酒を飲んで泣いています。

 そりゃ演技ですから、泣いたり苦しんだりもいいんですが、メロメロドラマまっしぐらなんでしょうか。

 冬のソナタの時のあの子どもっぽさと、大人になったらこんなに素敵よ~んという演出が面白かったのですが、今回は出だしから冷めた夫婦、そしてその配偶者の浮気と交通事故に直面するという、メチャメチャ地獄のような踏んだり蹴ったりのドラマが始まります。

 しばらく観ていましたが、それほど悲惨でもなく、ちょっとエロいかなというシーンも難なく過ぎ去り、一体どうなってんだ~。

 ということで、DVDの途中ですが、もう寝ます。

 そうそう、ヨン様の眼鏡がポール・スミスだということを確認しました。2万3千円だそうです。なんじゃ、その発見は!




 続く
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by arrive_at | 2006-10-25 14:03 | 四月の雪