カテゴリ:パリ( 2 )

パリとピアノ

 
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エリック・サティという音楽家についてTV番組を見ています。

 おおっ。なんとパリの街めぐりの映像が、私が歩いて回ったパリの街そのものです。

 同じところだから当たり前と思うかもしれませんが、華やかなパリというよりは、1800年代後半のモンマルトル、音楽家、画家などが集まってパリの頭脳と呼ばれた時代を呼び覚ますような感じです。

 私がパリから帰ってから、暫くはピアノのジャズ演奏のCDを聴いていました。曲はアメリカの分かりにくいものではなくて、スタンダードナンバーをジャズに編曲したものですから分かりやすいです。

 エリック・サティの曲と言えばけだるくて展開もない暗くて静かなイメージですが、それが国際都市パリにはよく似合います。それはニューヨークがやはり現代の国際都市としての深さと広さがあるように、19世紀から世界の文化のトレンドをリードしてきた洗練された街なのでしょうか。

 まあ、TVで再現された自分の記憶からの雰囲気ですから、それこそ思い入れだけです。しかし、セーヌ、シテ島、エッフェル塔、オペラ座、パッサージュなどなどを19世紀を想像しながら散策するのであれば、サティの曲などはぴったりではないでしょうか。

 そういえば、暗いと思っていたACのCMですが、金子みすずの詩「嫌いと言えば嫌いと答える…こだま、それは誰でも…」 の音楽ってサティの曲みたいですね。詳しくないのでどうかはわかりませんが。

 話は変わりますが、地震前に図書館で借りた本があります。

 
パリの秘密
鹿島茂 著
中央公論社 2006年 1900円

 この本はいいですよ。
 パリの秘密といっても、それは怪しい内容ではないのです。というか、著者の19世紀マニアがパリのあちこちをめぐり案内するコラム集ですから、パリの匂いを感じ、過ぎた時代を感じるには大変お勧めの本です。


 さて、音楽は詳しくない私ですが、サティの有名な作品の名前を調べました。

エリック・アルフレッド・レスリ・サティ(1866-1925)

パリ音楽院在学中にピアノ小品『オジーヴ』『ジムノベディ』『グノシエンヌ』などを発表。

 おお、ユトリロのお母ちゃんで有名な芸術たちと浮名をながしたシュザンヌ・バラドンとサティは一緒にいた時もあったのですか。そしてサティはフラれて以降、女性とは付き合わなかったとか。あのバラドンの毒気にやられたのかな。ユトリロは岡本太郎と同じぐらいひどい母親を持ったものですが、かの子とバラドン、どっちがひどい女かは、一体どうなんでしょう。脱線しました。w



 ベル・エポック(Belle Époque 仏:良き時代)とは、厳密な定義ではないが、主に19世紀末から第一次世界大戦勃発(1914年)までのパリが繁栄した華やかな時代、及びその文化を回顧して用いられる言葉である。

 エコール・ド・パリは、「パリ派」の意味で、20世紀前半、各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、ボヘミアン的な生活をしていた画家たちを指す。

 日本人画家では藤田嗣治(1886-1968)などが活躍し、それこそ近代芸術の幕開けといういかにもパリらしい時代だと思います。

 アメリカの作家ヘミングウェイ(1899-1961)もそういった時代をパリで過ごし、大作家への道を歩み始めたというのもなんだか素敵です。

 いや~、余裕があればもう一度行ってみたいところです。

(目がゆるゆる。憧れって遠くで思っているのが花とも思いますが。w)


 
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by arrive_at | 2011-03-20 23:01 | パリ

セーヌ川

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 春のパリ旅行から半年も経ってしまいました。

 旅の季節は冬から春へと変わるあたりで、気温も16℃ぐらいだったと思います。ちょうどパリマラソンと重なりましたから、4月第2週から第3週あたりです。

 今までの海外旅行で一番ぼろっちいホテルに泊まりましたが、それはなにかエコール・ド・パリと呼ばれる外国からきた20世紀前半の芸術家になったような気分です。

 今では21世紀ですから、すでに100年前を追体験するような気分でセーヌ川を見ました。
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by arrive_at | 2010-10-26 09:21 | パリ

CHANEL ROUGE ALLURE 24 EVOCATION


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