CHANEL ROUGE ALLURE 24 EVOCATION


by arrive_at

カテゴリ:春のワルツ 2007( 30 )

Spring Waltz#9-2/3

つづきより



 旅での出来事を思い出して、ウニョンも笑いました。

 さて、出発です。しかし、ウニョンは送っていくことが大丈夫かと心配ですが、チェハは君は誰のマネージャーかと聞き、気にせず二人で行くことを促します。


 コンサート会場のフィリップには連絡は無いままですが、イナにはウニョンと一緒に来るという連絡がありました。イナは怒っていますね。嫉妬でしょう。


 途中、車の事故で渋滞に巻き込まれて立ち往生しますが、ウニョンの機転でバイクを借りて会場まで二人で走ることになりました。式服に着替えたチェハとヘルメットをかぶってスクーターの二人乗りで走ります。


 チェハはウニョンがちゃんと運転出来るのかと心配しますが、ウニョンは平気で飛ばします。いいですね。このシチュエーション。「本当に、運転できるの?」「心配ですか?もう、男の癖に度胸無いなぁ。」

 ウニョンはわざとスピードを上げます。

 飛ばしすぎのウニョンに思わず抱きつくチェハです。振り落とされないでね。

 そして、なびくウニョンの髪をそっとハンカチで結わえるのでした。なんだか幸せそうです。


 その頃、会場では気が気でないフィリップとイナでした。

 会場にスクーターで乗りつけ、走りながらヘルメットを脱いでフィリップに投げると、そのままチェハはコンサートの壇上に上がるのでした。



 そんな様子を、イナは嫉妬の目で見ています。

 もちろん、あとでウニョンを激しく責めますが、チェハがかばいます。それがまたイナを嫉妬に駆り立てます。めらめら~。


 責められてへこんでいるウニョンにチェハが声を掛けようとすると、そこにはフィリップがウニョンを守るように励まします。

 「失敗に乾杯!」

 そうして、ウニョンはフィリップの言葉になぐさめられました。


 
 

 
つづく
 
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by arrive_at | 2007-06-22 18:18 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#9-1/3

春のワルツ 第9話 失敗に乾杯


<ネタバレに注意>




 事務所ではイナは会議を始めます。といっても、その側ではウニョンが立ったままです。フィリップがウニョンの紹介をするように促しますが、とても冷たい態度です。事務所のみんなはウニョンに対して優しく挨拶をしますが、イナはイライラしています。

 イナはロードマネージャーが運転する車はパパに買ってもたらったと、チェハに威張ります。さらに、ウニョンにさっきのコンパクトを見せてくれと嫌味を言います。嫉妬ですね。


 作曲中のチェハはウニョンに鉛筆を削らせますが、尖がった鉛筆は楽譜に穴があくと言います。ピアノの掃除中にピアノを少し弾くウニョンに、掃除をしろと入ったけど、ピアノを弾けとは言っていないと冷たくします。作曲に行き詰ったチェハに車でドライブをしたり、食事で気分転換をしたらどうかというウニョンに八つ当たりをします。

 それでも、ウニョンは明るく振舞い、チェハも思わず笑いが出て、一緒に食事に出かけます。


 買い物の荷物持ちをするウニョンは、何て奴だという顔をしながらも、チェハのわがままに付き合っています。仕事はつらいですね。

 ウニョンが飲みものを買いに行っている間に、街角でチェハはガム売りの少年を見かけます。

 少年はガムを売るために、同情を引くように足を引きずって芝居をしていました。その様子は、チェハの昔の生活を思い出させます。その様子を思い出し、涙を流すのでした。

 
 イナの友達のヒジンは新聞記者で、チェハの父親に会ってチェハのことについて質問をします。その質問に苦い顔をするのでした。


 買い物を終えて帰ってきた二人を、チェハの母親が見つけます。なぜか、不審な顔です。


 ピアノ室で作曲をしているチェハを見ながら、ウニョンはチェハの素顔をつくづく眺めます。それは顔ではなく、チェハの仕事振りや人間性ということでしょうか。


 チェハの母親チスクは、名前は違うけれどウニョンということで何か心配しています。父親のミョンフンもスホとあった当時の事を思い出しています。


 ウニョンの手術代に困り、お金の入った鞄を盗んで捕まったスホを、ミョンフンは自分の子だといい、謝って許してもらいました。

 そのスホに、ミョンフンとチスクの子供チェハが無くなったことで、チェハにそっくりなスホを連れて行きたいと言います。子供を亡くしたチスクは、悲しさのあまり2回も手首を切って落ち込んで入院していました。そんなチスクの側にスホを置いてあげたいという気持で一杯のようでした。



 事務所のイナのところに電話があって、コンサート会場にはイナが自分ひとりで行くと連絡があります。いつもそういう習慣なのでイナは了解します。イナはチェハにハンカチをプレゼントしました。


 玄関でイナはウニョンに、チェハを駅まで送り、そのあと事務所で書類整理を命令します。

 ホテルに迎えにいったウニョンは、チェハの荷物を持って駅まで送らせてくれと言います。

 チェハはコンサートには一人で行くという習慣があり、今回もそのつもりだったのでウニョンに送らなくていいと言います。

 
 ウニョンとしては初仕事にやる気満々でしたが、駅まで送るのも出来ないとしたらがっかりだとチェハに言います。チェハはそのがっかりした様子を見ると、少し微笑んで、車に乗り込みます。


 「その習慣は、前回、崩された。」





つづく
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by arrive_at | 2007-06-22 17:24 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#8-2/2

つづきより



 ウニョンはフィリップとロードマネージャーの職を得たことを喜んで、二人でお酒を飲みに行きます。ウニョンが仕事を引き受けたのでフィリップはご機嫌です。

 イナはチェハと食事に行きますが、イナはチェハに対して期待を持っています。私に渡すものはないかと訊ねますが、あっさり、無いとチェハに言われます。


 酔っ払ったフィリップはホテルまでウニョンに送ってもらいますが、酔いつぶれて、エレベーターの前で座り込んでしまい、チェハに部屋まで送ってもらいます。


 ウニョンはホテルの中庭で忘れた靴を探します。雨が降ってきますが、あちこち探しています。その様子をチェハが見つけます。そして、雨に濡れたウニョンに傘を差し掛けます。

 ウニョンはここで脱いだスニーカーを探しますが、チェハは新しいのを買ってあげるといって中に入ろうと腕を引っ張ります。ウニョンは自分の靴が大事なので、木陰を探しますが、やっと見つけることが出来ます。とても嬉しそうです。チェハの一緒に喜んでくれています。

 チェハは二人だけの時にコンパクトを渡します。割れていたコンパクトを新しいものに代えて、渡しました。ウニョンはロードマネージャーになったことと、コンパクトをもらったことにお礼を言います。

 そんな時、偶然にチェハのお母さんがその二人の様子を見てしまいました。とても気にしているようです。


 翌朝、出勤したウニョンは、先ず化粧直しをしますが、その時に使っているコンパクトをイナが見つけます。

 余談ですが、化粧室にはモネの絵が飾ってありました。先日、国立新美術館でモネ展を見たばかりなので、反応しました(笑)。

 イナはチェハとウニョンの立ち話を聞いてしまいます。自分にではなくて、ウニョンへのプレゼントだったのですね。






 
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by arrive_at | 2007-06-22 17:05 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#8-1/2

春のワルツ 第8話 ロードマネージャー


<ネタバレに注意>




 フィリップとウニョンの仲の良いところを見て、思わず目をそむけてしまったチェハです。


 ウニョンは、靴をもらったのは断ると失礼かと思ったからだとフィリップに言います。う~ん、儒教の国だけありますね。それでも気を悪くしないのは、フィリップの恋の力なんでしょうか。

 結局、二人は気まずさを乗り越え、腹ペコなので食事に行くことにします。

 
 チェハの両親と、イナの父親と、チェハの4人でレストランで食事をしています。そこにフィリップとウニョンが食事をしに来たので、チェハは驚きますし、ウニョンはどうしたらいいのか分からないような気分になります。

 (適当な表現が分からないので、だいたいで書いていきます。あしからず。)


 ウニョンの家ではお父さんが来て、みんなで食事をしています。ウニョンには知らせていないので、食事中にウニョンの電話が鳴ります。


 チェハは食事中にナイフの使い方が変わったことをイナのお父さんに指摘されます。左利きがいつの間にか右利きになったのです。


 チェハはウニョンとすれ違ったときに、コンパクトを渡そうとしましたが、どうも落としたようです。チェハはちょっと気まずそうです。

 そして、ウェイターが落とし物のコンパクトを席に持ってくると、それは僕のですとチェハが受け取ります。


 ウニョンは家に戻り、フィリップはホテルのバーでチェハとイナに会います。昨日はどこに行っていたかとイナに訊ねられると、フィリップは島の名前を答えられないけど、ミュージックビデオを撮るにはいいところだと答えます。


 ウニョンは家に帰りますが、スニーカーを持って帰るのを忘れました。ミジョンにはフィリップとの旅がどうだったかがとても気にかかります。ミジョンはウニョンに彼を好きにならないようにと念を押して寝てしまいます。ウニョンも今晩はなんだか嬉しそうです。

 チェハのほうは、今日のウニョンとフィリップの様子を思い出すと眠れそうにありません。


 翌日、チェハは服を片付けようとしてコンパクトが落ちたのを拾い、物思いにふけります。フィリップがどこにいるのかと、トレーニングジムやあちこちを探します。


 ウニョンのお父さんとお母さんが、マルチ商法に引っかかったことでお金に困っているということについて夫婦喧嘩をします。そこに、やくざが数人やってきて、店の中で暴れます。サンウもやくざにたてつきますが、ウニョンを連れて行こうとするところにチェハが現れます。

 チェハが荒くれ男達に殴りかかろうとするときに、ウニョンが大事な手を守って引き止めます。どうも最悪な状況のときにばかり出会うようで、ウニョンは落ち込むし、チェハは話すきっかけが出来ずに、コンパクトをポケットから出してため息をつきます。


 ウニョンはトラックの店を閉めようとし、ミジョンに人のためにいつも振り回される不幸を背負うことを咎め、ウニョンの人生を嘆きます。それでもウニョンには、このおばが手術後の自分を引き取ってくれたことへの恩を考えると、なんとしても役立ちたいと思います。


 事務所ではロードマネージャーの募集についてを検討しています。

 チェハは、深く悩んでいるようです。助けの必要な人から、助けを断れたということについて、例え話でイナにアドバイスを求めますが、イナは割りきった考え方のようです。


 ウニョンは銀行でお金を工面しようと駆けずり回りますが、断られます。家に帰るとお母さんが寝込んでいますが、ウニョンはお母さんを優しくなぐさめます。

 ミジョンはウニョンに、嫌な奴にお金を借りればいいと言います。ユン・ジェハが支援したがっていたので、この際、頭を下げてお金を借りて、ちゃんと返せばいいのではないかとミジョンは言います。
 
 そこに、サンウが友達にお金を貸してくれといって貸さないので殴ったようだけど、相手の親が示談金を要求していると分かります。警察に出向くとお母さんは本当に困っていました。

 ウニョンは意を決して、チェハにお金を借りに行きます。必死です。


 チェハは楽譜に没頭していますが、ウニョンは何とか話をしようと努力しています。しかし、チェハを前にすると何も言えなくなってしまいます。そんな様子を見て、チェハも何か考え事をしています。きっと、困っているウニョンに、どうやって手を差し伸べればいいのか分からないのでしょう。

 チェハはイナにロードマネージャーが決まっていないことを確認します。

 フィリップもウニョンをどうやって助けるかを考えていますが、ウニョンに仕事を見つけてあげるためにイナに提案をします。イナはあまり乗り気ではないようですが、それでも、フィリップはウニョンをがんばって推薦します。フィリップの得意の説得が成功して、ウニョンにロードマネージャーの仕事が決まります。



つづく
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by arrive_at | 2007-06-22 15:59 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#7-3/3

つづきより



 ソウルの母はヤンスンと言って、ヘソンの姉妹です。おばさんに当たるのですね。そして、その息子のサンウとミジョンとウニョンは暮らしています。

 朝からヤンスンはサンウと話をしながら朝食を食べています。ミジョンはゆっくりと起きてきて、ウニョンから連絡があって、夕方には戻るということを聞きます。ミジョンも一緒にチョンサン島に帰りたかったと言いますが、それは田舎に帰ることが目的ではなくて、フィリップが島に行っているからです。とても嬉しそうに話します。

 ヤンスンはサンウに、「ねえ、フィリップって誰よ?」と聞きますが、サンウにとってはどうでもよくって、「そんなこと聞くなよ。フィリップだか、フィルムだか。」とうんざりした様子で答えます。


 部屋で、ウニョンはコンパクトをホテルの事件で無くしたことを思い出します。


 「まだ使えたのにな~。」


 帰りのバスで、フィリプはウニョンの肩にもたれかかって寝ています。しかし、どうも寝ているフリのようですが。幸せそうなので、それでいいのでしょう。


 空港ではチェハの両親が到着しますが、チェハとイナが出迎えます。


 タクシーでホテルについたフィリップは、玄関でウニョンを待たせます。そこにチェハの両親とチェハとイナが到着します。

 両親をイナから紹介され、ウニョンは「パク・ウニョンです。」と挨拶をします。

 あとで、イナの友達かと訊ねられますが、イナはフィリップの友達だと説明します。


 両親の部屋は豪華で、金持ちのイナの祖父のコネで素晴らしい部屋を用意したようです。

 部屋の案内をしている途中に、チェハは部屋から出て行きます。そして、玄関にいたウニョンに会いに行きますが、いません。

 
 その頃、フィリップは中庭でウニョンに靴のサイズを直して、履かせています。ウニョンも再三のプレゼントに心を開いたのか、とても嬉しそうです。

 
 「ぴったり?

  気に入った?」


 フィリップとしては、ウニョンが喜ぶのが何よりなのでしょう。

 ウニョンのことが大好きなフィリップはウニョンを抱きしめます。

 ちょうどコンパクトを渡そうとしていたチェハですが、その様子を遠くから見てしまって、とても残念な様子です。


 親友の好きな人を自分も好きになってしまって、そんな男心って、どんなのでしょうか。








 
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by arrive_at | 2007-06-22 11:34 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#7-2/3

つづきより



 ミジョンはトラックの店番をしながら、フィリップへ電話をする真似をして遊んでいます。そこに、本物のフィリップが現れ、ウニョンの居場所を聞きます。

 「ウニョンはどこ?」

 「ウニョンはお母さんに会いに行きました。」

 「お母さん?」


 フィリップは、ウニョンはお母さんと今一緒に住んでいることを知っていますので、不思議そうな顔をします。


 その頃、ウニョンは長距離バスに乗ってソウルから故郷に向かっていました。

 
 激しくピアノを弾くチェハ。なんだかイライラしています。

 イナから食事に誘われてチェハは出かけますが、途中でデパートの化粧品売り場でウニョンの持っていたものと同じコンパクトを買います。それをイナと友達に見られてしまいます。

 イナは、てっきり自分への贈り物だと無邪気に喜んでいますが、チェハの表情はたいへん重苦しそうです。


 ウニョンがチョンサン島に着くと、そこにはなんと飛行機で先回りしたフィリップがいました。

 お墓参りに一緒に行ったフィリップは、ウニョンの本当のお母さんはすでに亡くなっているということを知ります。

 ウニョンは母親が亡くなってしまって寂しいのですね。いろいろ嫌なことが重なって、本当は
一人で泣きに来たんだけど、フィリップが一緒なので残念ながら泣けないようです。でも、ウニョンは理解者のフィリップと一緒なので少し心強いでしょうね。

 フィリップも韓国という故郷を感じているのでしょうか。島の夕日と海の見える景色が心を慰めます。


 ウニョンは母親の友達だったヘスンを訪ね、そのおばさんから慰められます。ヘスンはやはりチョンテとスホ親子のせいでウニョンも母親もひどい目に会ったと、今でもその理不尽な人生を思い返し嘆きます。

 ヘスンはミジョンのお母さんですね。 


 チェハはイナとドライブしていますが、イナの思いは空回りしているようです。チェハは何か思いつめているような様子で、上の空で話を聞いています。


 ウニョンとフィリップは夕方の海を見ながら、丘の上で話をしています。フィリップはウニョンの肩をなかなか抱けません。ウニョンは困ったように少し避けています。


 ソウルの海苔巻きの店では、面倒を起すお父さんが帰ってきて、お母さんは嘆いています。


 島ではフェリーに乗り遅れたウニョンとフィリップですが、どうするのでしょうか。

 「イナ、今日は帰れない。」

 フィリップは携帯電話の電池切れで、ウニョンの携帯電話を借りて、チェハに今日は帰れないと連絡をします。


 ユン・ジェハと久しぶりに会う同級生たちは、チェハに昔の面影を見出せません。カナダで死んだと思われていて、音信不通だったことをチェハは認めます。みんなで楽しく再会し、イナはご満悦のようです。


 島の宿でウニョンとフィリップは隣り合わせの部屋になります。窓から出て、二人は指相撲をしたりしてのんびりと夜空や波の音を楽しみます。フィリップの幸せそうな顔が印象的です。


 その頃、チェハは自分の部屋で酒を飲んでいますが、イナから電話があります。電話を切ったあと、そういえば、フィリップがウニョンの携帯を借りて電話をしてきたのを思い出し、チェハは夜遅くウニョンに電話をかけます。


 「寝てた?

  ユン・ジェハ。

  フィリップと一緒にいるの?

  いや、君に言いたいことがあって。

  悪かった。

  怒鳴ったこと、それから、君を見るとイライラすると言った事、誤りたくて。

  じゃ、これで。

  じゃあ。」


 ウニョンは、最初、誰からの電話か分からずに戸惑います。電話の相手のチェハに、フィリップと一緒にいるかと聞かれて、隣の部屋にいると答えます。替わりましょうかと訊ねるけど、チェハはいやと答えます。

 チェハは、ウニョンにこの前にフィリップに電話した内容について謝ります。ウニョンはその電話を自分が受けたことを、すでにチェハが知っていることを知ります。

 ウニョンはチェハにホテルで助けてもらったことのお礼を言います。

 わずかな会話でしたが、二人はそれぞれに少しわだかまりが解けたような安心感に、眠りにつきます。


 回想シーンは、ウニョンがスホの父親を訊ね当て、麻雀屋でウニョンをこき使っているところです。ウニョンにはスホを探すにはチョンテに頼るしかなかったのでしょう。そして、チョンテが逃げ出した後は、宿の女将にこき使われて、泣きながら苦労をした思い出を夢で見てしまうウニョンでした。


 


つづく
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by arrive_at | 2007-06-22 10:51 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#7-1/3

春のワルツ 第7話 母の眠る島へ


<ネタバレに注意>




 「急にどうしたんだよ。」

 「出て行け。」

 「ウニョンに謝れよ。」

 「出ろと言っているんだ。」

 「早く謝れ。」

 チェハとフィリップがにらみ合っています。そして、ウニョンは走って部屋を出て行ってしまいます。

 イナが小箱をさわろうとすると、チェハは「さわるな」と小箱を引っ込めてしまいます。チェハは一人にしてくれと言い、イナは呆れてしまいます。

 フィリップがウニョンに追いつくと、チェハのことを謝ります。しかし、ウニョンは急に怒鳴られたことに気分を悪くしてしまいます。イナがチェハが神経質なことを説明し、チェハのものを勝手に触ったウニョンにも責任があると言います。


 部屋に戻ったチェハに、フィリップはウニョンに謝れと迫ります。しかし、反対に嫌味を言います。チェハにはかなり大きな何かがあったのかもしれません。

 チェハの突き放した態度に、フィリップは呆れてしまいます。


 ウニョンはトラックで家に戻りますが、その助手席に置き忘れられたフィリップの携帯電話に、チェハからの電話がありました。それに気付いたウニョンですが、切ってしまいます。

 
 部屋の椅子に座りながら、ただただ苦しい表情のチェハがいます。


 ウニョンはすでに床についていますが、ミジョンは寝入っているのにウニョンはまだ寝付けません。フィリップの携帯電話のマナーモードが鳴り出しました。

 ウニョンはためらった末、受話器を取ります。


 「あのー。」

 「悪かった。

  だけど、彼女を見るとなぜかつらくなって、イライラするんだ。

  失礼なことをしてしまった。

  一番の親友なのに、心から反省している。

  アリスにも伝えて、『済まなかった』って。

  僕には会いたがらないだろうから。

  頼んだぞ。」


 思わぬ人から本心を聞くことになったウニョンですが。



 翌日、ホテルにウニョンはフィリップに会いに来ました。しかし、フィリップは外出中のようです。ウニョンは携帯電話をフロントに預けると、化粧室に行ってスカートのほころびを直しに行きました。

 トイレのゴミ箱に捨てられた財布をフロントに届けに行ったウニョンは、そこで中年のリッチそうな女性に財布泥棒と間違えられました。

 女性はしつこくウニョンを疑い、警察に行こうとウニョンのむなぐらをつかみます。「私のお金はどこなの、出しなさい。」と、ウニョンの鞄の中身を床にぶちまけてしまいます。フロントも「お客様、盗んだ財布を届けに来る泥棒はいませんよ。」とかばいます。

 しかし、その女性は運が悪かったと自分勝手なことばかり言って、ウニョンに謝ろうともしません。ウニョンが謝るように言っても「警備が生ぬるいからよ。」と人のせいにしています。

 そこに現れたチェハが大きな声で女性を叱り、女性は誠意の無い態度で「悪うございました。」と吐き捨てるように言って去っていきました。


 濡れ衣を着せられたウニョンは玄関で泣いていますが、チェハは何もしてあげることが出来ません。ちょっと、もどかしいですね。

 チェハが部屋に戻ろうとすると、フロントが呼び止めます。


 「先ほどの女性とはお知り合いでしょうか。

  では、あの方の落し物です。

  ああ、それと、フィリップさんはお連れさまですよね。

  さっきの方がフィリップさんのだと言って、こちらの携帯を。」


 チェハは、昨夜電話にでたのはフィリップでは無くて、フィリップの携帯を持っていたウニョンだったことを悟ります。ウニョンへの気持を話したことを思い出し考えてしまいます。

 ウニョンの落としたファンデーションは割れてしまいました。

 フィリップのところに携帯電話を届け、「アリスが持ってきた。」といって渡しました。

 
 「昨日は本当に悪かった。

  つい、カッとなって。」

 「ウニョンにも謝った?」

 「心配するな。あの子には、ちゃんと謝るから。」

 「僕も悪かった。

  でも、ウニョンへの気持は本物だよ。」

 「電話してみろ。落ち込んでるからな。」



つづく
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by arrive_at | 2007-06-20 22:38 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#6-2/2

つづきより


 マフラーを返して帰ってきたウニョンに、友達のミジョンは聞きます。

 
 「ウニョン、ねえ、彼、何だって?やっぱり会いたくて来たって?」

 「期待するんじゃなかった。

  他のみんなはまだ魔法にかかったままなのに、私だけ解けちゃったみたい。

  黄金の馬車はかぼちゃになり、ドレスは古着に戻っちゃった。」


 ミジョンは「何も無いのに探すわけ無いのに」と言いますが、ウニョンは悲しさのあまりチェハのことを悪く言います。

 
 イナとチェハは小学校に行きます。ユン・ジェハの行っていた学校にはチェハは思い出が無く、イナはそんなことは知らずに教室に入っていきます。そして、思い出に浸っています。

 突然、校庭を走るチェハ。それを、驚いた様子で見るイナ。グランドに倒れこみ仰向けになるチェハにイナは話しかけます。チェハは子どもの頃のことをイナに聞きますが、その頃のチェハは優等生だったようです。


 チェハはイナに、今のままのチェハでいいかと訊ね、今、この瞬間からはじめて出逢ったみたいに一から始めようと言います。


 フィリップはウニョンのトラックの店に来て、店が終わるのを待ちます。

 ウニョンが手作りのお店をやっているので、パペット、指人形をフィリップに作ることを約束します。そして、指人形が出来上がりました。フィリップは嬉しそうです。

 フィリップは店の売上に貢献するように、大きな声で呼び込みをはじめます。若い女性などがアクセサリーを買い求め、フィリップの客さばきのよさでどんどんと商品が売れます。

 店を閉めた二人は、ドライブに出かけます。フィリップは韓国のあちこちに出かけたいのですが、こんなに一度には無理なので、スポーツをすることにします。

 川の近くのバスケットコートで二人は楽しそうに遊びます。


 チェハとイナは、こちらも楽しそうにドライブをしたりショッピングをしたりしています。


 夕立が降ります。


 ウニョンはフィリップとトラックで、チェハはイナとレストランでそれぞれの楽しい会話を楽しみながら食事をします。ウニョンたちはカップラーメンですが。

 フィリップはウニョンの笑顔が自分のおかあさんみたいだと言います。すでに7才の時に他界し、フィリップは寂しそうです。そして、ウニョンもお母さんと小さい時に別れて、今でも会いたいと思い出します。


 フィリップを送ってホテルに来たウニョンは、フィリップにプレゼントを渡したいのでここで待つようにと、ピアノ室に通されます。

 待つ間、ピアノにさわり、その側にあるテーブルの上の小箱を見つけます。その小箱の端に出ている布が気になり、取り上げて中味を見ようと開きかけます。


 チェハとイナは車で帰ってきます。 


 フィリップは、ウニョンにオーストリアのパーティーのときに履いた靴を持って来ました。無理にでもウニョンに履かせたいようで、一生懸命にウニョンを説得します。そして、ついに履かせます。

 その時に、弾みで落ちた小箱をウニョンが拾い上げたところに、チェハとイナが戻って来ます。

 
 「ここで何やっているんだ!」


 突然、チェハは怒りとともにその小箱をウニョンから取り上げます。


 その剣幕に驚くウニョン、そして、フィリプとイナ。



















 
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by arrive_at | 2007-06-20 20:44 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#6-1/2

春のワルツ 第6話 謎の小箱


<ネタバレに注意>



 ピアノに向かうチェハは何かを思い出そうとしていたのか、それとも、何かを忘れようとしていたのか、ピアノに突っ伏してしまいました。

 部屋に急いで入ってきたイナは、チェハの肩に手をあて心配します。その手を振りほどくように、チェハは立ち上がります。

 「チェハ」

 「帰っていいかな。オーストリアに帰りたいんだ。」

 「冗談よね。」

 「来るんじゃなかった。」

 「どうしたの。」

 「契約を破棄する時は、どうやって償えばいい。」

 「私のショックを償うのは無理よ。急にどういうこと。

  今度の企画はね、いい加減な思い付きじゃないの。

  簡単には諦められないわ。納得できる理由がないと。」

 「納得できる理由か。突然の怪我というのはどう。」

 「怪我したの。」

 「するしかないんだったら…。」


 チェハは思いつめたように、右手のこぶしでガラス窓を割ろうとしました。

 理由が分からないイナはチェハの頬をぶちますが、チェハはイナにもいえない大きな悩みがあるようです。

 チェハの胸を叩くイナを引き寄せて抱きしめます。


 ウニョンはフィリップをピンクトラックでホテルまで送ってきました。フィリップにコーヒーを誘われますが、今度にしようとウニョンに断られます。しかし、笑顔で別れました。


 イナはチェハを気遣いますが、チェハは「僕の名前を読んでくれ。」と、イナに言います。

 「ユン・ジェハ」


 部屋に戻ったチェハのところにフィリップが来ます。そして、今日は誰に会ったかを当ててと言います。チェハは疲れているようで、椅子に深々と腰掛けています。

 フィリップはウニョンに会ったと言い、チェハは小さくうなずきます。

 フィリップはチェハに、ウニョンを誤解していると言い、チェハは小さくうなずきます。

 フィリップは「あの時、僕、嘘ついた。」と言い、チェハはわずかにうなずきます。

 「本当は、付きまとったのは僕のほう。これからは優しくしてあげて。OK?」

 そして、チェハはかすかにうなづいたようでした。


 
 ウニョンは家に帰りましたが、一緒に住んでいるミジョンにいろいろと聞かれます。ミジョンはフィリップのことも気になりますが、「嫌な奴」のことをウニョンが好きなんじゃないかとからかいます。二人は笑って楽しく騒ぎます。

 
 フィリップは、ホテルの部屋でウニョンの貝殻を見ながら思い出しています。

 ウニョンは部屋で写真を見ながら、ユン・ジェハを思い出しています。

 チェハは「イ・スホ」と言う名前をつぶやいて、物思いにふけっています。


 翌朝は仕事場でアルバム作りの会議が開かれています。


 ウニョンは、デザインコンテストのオフィスでメモを受け取ります。グリーンヒルホテルのユン・ジェハ。


 ウニョンは母親に頼まれてバイクで出前の配達に出かけます。そこはグリーンミュージックのオフィスです。

 ドアを開けざまにぶつかったのはチェハです。靴にコチジャンがかかりました。旅の思い出がよみがえります。それも、失敗の思い出が。

 ウニョンは驚くとともに、ばつの悪い思いをします。

 ウニョンとチェハは二人でテーブルを挟んで座りますが、なんだか居心地が悪そうです。


 「何か?」

 「取ったら。」

 「あー、はい。」

 
 ヘルメットを取りますが、お互いに見合いながらチェハが聞きます。

 
 「子どもの頃、どこに住んでた?」

 「えっ、なんで。」

 「何となく。」

 「ソウルです。」


 ちょっと気まずい感じでしたが、フィリップとイナがコーヒーを入れて持って来ました。偶然の再会にイナは喜びます。そして、お互いに挨拶を交わします。フィリップはウニョンを探し当てたことを面白そうに話します。英語なのでウニョンには分からないのですが。


 ウニョンは帰る時にチェハを見ます。そして、チェハもちらとウニョンを見ます。


 マフラーを届けようかと考えるウニョンですが、ミジョンは彼が謝ろうとしていると言います。ウニョンはそんなことは無いと思うけど、ため息をつきます。


 チェハはインタビューの途中でも考え事をしているようです。


 ウニョンはグリーンミュージックにマフラーを返しに出かけ、チェハと会います。

 
 ウニョンが話しかけようとするとチェハはさえぎって去ろうとします。ウニョンはチェハに「私を探していたでしょ。何でうちに来たの?」と訊ねますが、チェハの冷たい態度に怒ってしまいます。

 チェハはチェハで、ウニョンに対して高圧的な態度を取ってしまいます。


 泣きながら帰ってくウニョンを車からチェハは見ていました。




 

つづく
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by arrive_at | 2007-06-20 19:39 | 春のワルツ 2007

Spring Waltz#5-2/2

つづきより


 クリスタルデザインコンテストの事務所に出かけたチェハは、ウニョンの住所を教えて欲しいと頼みますが、個人情報は教えられないと断られます。

 しかし、支援をするのならということで、連絡先を書き止め、優勝者に伝えることはできると言います。チェハは連絡先を置いていきます。


 しばらくして、事務所にフィリップが訪れ、ウニョンに会いたいので連絡先を教えてくれるように頼みます。片言の英語で受付の女性を説得します。フィリップのなかなか巧みな説得に、ホンデイ通りでピンクのトラックで雑貨を売っているという情報を教えてしまいます。


 フィリップはついにピンクのトラックを見つけます。そこにはチェハも来ていたのですが、フィリップが訪ねていくところを見て戸惑います。

 ウニョンがトラックから出かけるのを見つけて、チェハは後をつけていきます。

 ウニョンは小さな飲食店に入って、仕事の準備をしますが、チェハもその店に入って行き、店の端の席に腰かけます。ウニョンは注文をとって、弟と話をしながら海苔巻きを作ります。お母さんが帰ってきて、家賃の値上げについて愚痴をこぼします。
 
 その様子を見て、チェハはウニョンには兄弟も親もいないことを思い出します。


 急にチェハは店を出て行ってしまいますが、青いマフラーが残されていました。ウニョンは店を出てマフラーを渡そうとお客さんを探しますが、遠くから振り返ったのはチェハだと気が付きました。


 「ウニョンは死んだ、手術は失敗したんだ。」

 子どもの頃、遠い異国の地でそう父親に聞かされたチェハは、 なす術もなく悲しみます。

 「お気の毒に、手術の後遺症で亡くなったようですね。」

 病院でも、ウニョンが亡くなったと聞かされて肩を落とすチェハでした。


 ウニョンは店からトラックに戻る途中、露天で商売をする人の取り締まりを見つけ、慌ててミジョンに逃げるようにと知らせます。
 ミジョンはフィリップに手伝ってもらい、商品をトラックに積みます。そして、トラックはウニョンの運転で走り出しました。

 公園で止まると、後ろの荷台からはフィリップが降りてきます。車酔いをしながら、フラフラと降りてくるフィリップを見てウニョンは驚きます。ミジョンも何だかフィリップに好意を持っているようです。

 フィリップがビジネスで韓国に来たということを知って、チェハも来ていたことが分かります。さっき店に来た人はチェハかもしれません。
 ぼんやりとチェハのことを思い出すウニョンでした。


 ピアノ室で一人お酒を飲みながらチェハはピアノを弾き続けます。

 過去の記憶をたどりながら、またはその思い出を振り払おうとしながら、それでも、ウニョンが死んだということが大きな心の傷として何度もよみがえってきます。


 イナはチェハがピアノを弾いているのを覗いて、そして嬉しそうに確認して、ピアノ室のドアを静かに閉めます。



 と、突然、ピアノの音が断ち切れて、その音に驚きイナはピアノ室を開けます。


 そこには苦悩するチェハがピアノに突っ伏しているのです。

 チェハの苦悩の意味とは一体何でしょう。





 
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by arrive_at | 2007-05-28 11:21 | 春のワルツ 2007