Spring Waltz#5-1/2

春のワルツ 第5話 ピンク・トラック


<ネタバレに注意>



 インチョン空港でイナはチェハとフィリップの到着を待っていました。しかし、チェハは急用で空港から国立療養院に行ってしまいました。

 チェハは子どもの頃ウニョンをこの病院におんぶして運んだことを思い出します。

 「医療記録申請書」を提出しますが、署名のところにユン・ジェハと書いて消し、イ・スホと書いては消します。どうしても名前がかけないチェハは、生存確認だけでも出来ないかと受付に訊ねます。

 しかし、家族と確認が出来なければ記録は見せてもらうことは出来ないということです。

 

 「明日の朝、病院の正門で会おう。遅れないようにね。」

 子どもの頃、ウニョンが手術をする前日に、スホは病院で出逢った男性と約束をします。

 ウニョンは明日緊急に手術をするということになります。

 「病気が治ったら、ウニョンは一番最初にやりたいことはなあに。」

 「お兄ちゃん、私ね、あの島に行きたい。

  前に行ったおじいちゃんとおばあちゃんがいる島。

  病気が治ったら、お兄ちゃんとお母さんとお兄ちゃんのお父さんと私と4人であの島に住んで  
  みたい。」

 「そうだ。お兄ちゃん、手術のときずっと側にいてよね。」

 「(ねえ、ウニョン。俺、すぐに戻ってくるから。だからさ、絶対に良くなるんだよ。ウニョン。

  絶対に生きてて。生きてまた会うんだ。分かった。)」


 フィリップとイナは滞在先の部屋に着きました。


 病院でウニョンの生存だけは確認できることになったチェハは、また明日病院へ行くことになりました。


 スホはソウルに出てきて父親を探すが、なかなか見つかりません。

 ウニョンを街角に置き去りにして、すぐに戻るからと約束をして父親を探しに行きます。

 残されたウニョンはどこかに行ってしまいます。


 かつての場所に行ったチェハは当時を思い出しています。その近くを現在のウニョンが通り過ぎて行きます。

 友達のミジョンはウニョンと鯛焼きを食べようといいますが。ウニョンは苦手だと言います。


 スホを待つウニョンは鯛焼きやさんで鯛焼きを買おうとします。あまりお金が無いので戸惑っていると、おばさんは鯛焼きを一つくれます。お腹が空いたウニョンはその鯛焼きの端を少しかじります。そして、スホと会って鯛焼きを上げると、スホは心配のあまり、その鯛焼きなんか欲しくないと捨ててしまいます。


 そんな記憶をたどっていると、チェハはピンクのトラックに乗ったウニョンを見つけます。

 タクシーでトラックを追いかけるのですが、夜の街をトラックは走り去ってしまいました。

 オーストリアからついたばかりのチェハは、すぐにウニョンの生死を確認しようとし、そして、オーストリアで出逢った気になる人、ウニョンを見かけて探しますが、それも見失ってしまいました。


 ユン・ジェハ帰国記者会見場ではチェハの到着をイナはいらだちながら待っています。

 会場に現れたチェハは、記者の質問に答えます。

 「これまで韓国の音楽業界からどんな熱烈なラブコールを受けても帰国を断っていたのに、今回はどうしてグリーンミュージックのオファーを受け入れようと決められたのですか。」

 「さっき、フィリップが言ったように自分のルーツを確かめたかったのと、もう一つ、会いたい人がいたからです。」

 「気になりますね。ひょっとして、それは初恋の人ですか?」

 「プライベートな質問は、ちょっと。」


 フィリップはチェハと部屋に戻って、ウニョンに会いたいなといいます。連絡先は分かるのかとチェハは聞きますが、手がかりは手紙だけです。

 クリスタルデザインコンテスト優勝者のウニョンを探すのはコンテストの事務所に訊ねればいいということに気付きます。フィリップはとても会いたいと言います。


 イナは準備したピアノで、チェハにコンクールで優勝した曲を弾いて欲しいと頼みます。

 チェハは子どもの頃のチェハはどんな子だったかとイナに聞きます。

 曲が思い出せないので、イナは「ショパンのスケルツォ2番」といい、チェハは弾き始めます。


 虹の貝殻細工を手にしているところに、チェハの父親から電話がありました。

 父親は、チェハが何故急に韓国行きを決めたのかわかりません。母親も心配しているようです。

 電話を終えたチェハには、誰にも言えない何かを抱えているようです。




 つづく
 


 
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by arrive_at | 2007-05-28 11:07 | 春のワルツ 2007  

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