Spring Waltz#4-1/2

春のワルツ 第4話 帰郷


<ネタバレに注意>



 コンサートを終えたチェハに会場は拍手の嵐が起きます。

 階段にたたずむウニョンは二度と歌わないと思っていたのに、「いとしのクレメンタイン」
の曲を聴いて悲しくなってしまいます。


 そこにフィリップが現れ、ウニョンを引き止めます。

 「帰るの?」

 「一生懸命話しかけてくれようとするのは嬉しいんですけど、何で馴れ馴れしいの。

  友達じゃないんだから、語尾には『です』を付けるんです。

  帰るんですか?良かったですか?って。分かります?」

 「帰るですか?良かったですか?」

 「あんまり良くなかったですけど、帰るのは当たりです。

  帰ったほうがいいと思って。さよなら。」

 「行かない、で、です。」


 ウニョンはフィリップにパーティーに誘われます。フィリップの車にはウニョンが着るとちょうどいいドレスがありました。
 着替えたウニョンの姿はたいへん美しく、フィリップはその美しさに驚きます。

 ウニョンは気後れしながら、「まあ、いいか。旅行中だし。」と出かけることにします。


 コンサート会場の入口でチェハは誰かを探しているようです。


 パーティー会場でイナはチェハに名刺を渡します。
 チェハはイナが自分に近付いたのは仕事の為だと誤解し、イナに冷たい言葉を投げつけます。

 「グリーンミュージック。僕に近付いたのはこのため?

  はっきり言っとくけど、韓国には行かない。

  CDはもっと興味無いし。

  悪いんだけど、僕は君が覚えているユン・ジェハじゃないから。分かった?」

 チェハの冷たい言葉におろおろするイナでした。


 スピーチをするチェハは、その中で遠い国からきてくれたソン・イナを友達として紹介します。
 突然のことにイナは驚きながらも感動します。


 そこにフリップとウニョンが現れます。

 チェハとイナ、フリップとウニョンが挨拶を交わしますが、ウニョンには何だか居心地が悪いみたいです。

 イナはチェハとウニョンは初対面ねと紹介しますが、ウィーンからザルツブルグに行く列車の中で、ウニョンはチェハにコチジャンをかけてしまって、すでにチェハを知っており、罰の悪い思いでいます。

 そんなことを知らないフィリップは、チェハに

 「僕の彼女」

 「変だと思った。演奏後に消えたから。」

 「知り合った途端、つきまとわれちゃって。」

と、嘘をつきます。フィリップは照れて冗談のつもりでしょう。


 それぞれのカップルはダンスを踊り始めます。ウニョンはフィリップにダンスを教えてもらいながら、楽しそうです。
 それを横で見ながらチェハはウニョンの様子を探ります。 何も知らないウニョンはフィリップと楽しそうに過ごします。


 踊っている途中でウニョンはチェハの視線が気になります。

 その後パートナーチェンジをしますが、ウニョンは戸惑います。

 「たいしたもんだね。」

 「何が?」

 「クリスの前ではアリス。フィリップの前では誰?

  男によって名前を変えるんじゃないの。」

 「あ、そんな。」

 「今度はキムチでもこぼした?

  安心して、フィリップには内緒にしてあげる。」

 チェハのひどい言葉に傷ついたウニョンはその場を立ち去ります。


 会場を出ていくウニョンに、チェハは列車で着替えた熊の絵のセーターを投げつけます。

 「持ってけよ。

  真面目な顔をして男を騙すのが君の趣味なのか?

  僕も騙されるところだった。」

 「騙したのはどっちよ。」

 「でも、君のチョイスは正しかったよ。

  貧乏な音楽家よりは、フィリップのほうがまし。」

 「それ、どういう意味?」

 「でも、勘違いしない方がいいぞ。女なら誰にでも優しそうでいて、フィリップは人を見る目があるんだ。」

 「私だって人を見る目くらいちゃんと持っているわ。

  あなたが嫌い。

  あなたが着てた服なんか、もう要らない。

  返さなくていい。」

と、ウニョンはセーターをチェハに返します。
 チェハはその場でセーターを階段の上から捨ててしまいます。


 ウニョンはチェハと会ったことを愚痴りながら、荷物を持って外を歩いていきます。そこにフィリップが車で追いかけてきます。

 フィリップが話す英語が分からないので、ウニョンは呆れて歩き出しますが、ハイヒールが脱げて転んでしまいます。

 フィリップはウニョンを抱き上げ、車のボンネットに座らせて、ハイヒールを自分の蝶ネクタイを外して結わえます。

 その時に流れる英語の曲が素敵です。


 レストランでイナとチェハはフィリップを待ちます。イナはチェハに会えたことを喜び、二人でいる時間を楽しんでいます。チェハのほうはあまり関心が無いようですが。


 夜遅くホテルについたフィリップは、ウニョンの宿泊を探してきます。ウニョンの差し出す部屋代をフィリップは受け取りますが、その中からコインをいくつかウニョンに戻しフロントに行きます。

 部屋を取ったフィリップに、ウニョンは「まさか、一緒の部屋じゃないよね」と、つぶやきます。

 何か話し足りないフィリップですが、ウニョンは警戒してすぐに部屋に入ってしまいます。


 チェハの部屋に戻ったフィリップは、ウニョンの素敵なことを話します。チェハはウニョンを信じるなと警告しますが、フィリップにとっては楽しいことのようです。



つづく





 
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by arrive_at | 2007-05-19 11:52 | 春のワルツ 2007  

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