冬のソナタ 第18話 運命のいたずら

 韓国の結婚は両家のご両親の許可がないと出来ないようですが、これは二人で勝手に結婚を決めることが出来ないということなのでしょうか。韓国では儒教の教えがいまなお人々の暮らしに影響を与えているそうですが、一体儒教とは何なのでしょう。

 例えば、女性がタバコを吸うのは韓国では大問題のようで、日本の高校生のようにトイレでタバコを吸ったりしているそうです。男性はほとんどが喫煙をするそうです。軍隊に入るということが嫌な人が多いそうで、先輩には尽くし、彼女とは別れ、やさしい母親とは会えないし、つらい2年2ヶ月を過ごす為の憂さ晴らしとも言われているそうです。そして年上の人の許可がないとタバコは吸えないそうです。

 それから酒の飲み方ですが、年上の人が飲むまでは年下は飲めません。飲むときは口を手で押さえ、相手とは違う方向を向いて飲むのだそうです。また、握手ですが、差し出した腕とは別の手で、握手する腕の付け根や胸を押さえます。ちょうど袖口を押さえてお酌する芸奴みたいなものでしょうか。丁寧な挨拶です。

 そもそも儒教というものが何かを私は分かっていません。世界史の中国の国の成り立ちのころまでさかのぼってみます。紀元前5000年頃には稲作がはじまって、紀元前2000年頃に最古の王朝、夏(か)が成立したそうですが、考古学的には紀元前1500年頃に商(しょう)が最初の王朝と言われているそうです。商とは現在は殷(いん)と呼ばれていますが、当時は商といわれ、あきないや商売などの経済活動の元となったと言われます。西周は紀元前1050-771年、東周は紀元前紀元前770-256年で、その時代は特に春秋時代紀元前770-403年と戦国時代は紀元前403-221年に分かれます。

 春秋・戦国時代に孔子を始祖とする儒家が出来ました。そのころは儒家以外にも法家・道家・墨家・兵家・農家・縦横家・陰陽家・名家などがありました。

 儒家は周の封建制度を高く評価し、仁=愛に裏づけられた家族道徳を広めれば天下・国家に平和をもたらすと説いたようです。儒家は哲学・思想を表わし、儒教は宗教としているそうです。

 秦(しん)は紀元前221-207年に始皇帝は焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)という儒家の弾圧をしました。しかし、その時代は長くは続かず、漢帝国は紀元前206年から西暦220年の時に儒学が歴代の専制王朝の公認する学問となったそうです。

 黄河文明が始まって紀元前770年頃に儒学が出来ましたが、インドの仏教よりも前に皇帝による人民支配が始まりました。現在では冠婚葬祭などその影響はついこの前までの日本でも大きな影響があり、また、現在の韓国にもまだまだ影響を与えているようです。

 (世界史A:実教出版、大英博物館日本語版カタログ、Wikipediaを参照)

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 今日のサブタイトルは「運命のいたずら」だそうですが、果たしてそれはどんなことなのでしょうか。



 ユジンとチュンサンは二人だけで教会で結婚式を挙げています。そこにサンヒョクが現れてユジンを連れ去って行きます。チュンサンは追わないのですが。

 ユジンはチュンサンと兄妹らしいということをまだ知りません。チュンサンはサンヒョクと話をします。
 「君さえ見逃してくれれば、ユジンとどこか遠いところに逃げてしまいたいって言ったら、君、どうする。僕らを行かせてくれるか?」

 ミヒは結婚に反対のままです。本当の理由はチュンサンには話しませんが、母親が息子のチュンサンを思い通りにさせようと、彼女と別れるように脅します。

 思いつめた様子のチュンサンですが、ユジンと会って海に行こうと誘います。「いろいろと面倒なことがあって、でも、心配するようなことじゃないよ。」

 海で楽しい一時を過ごす二人です。ユジンは二人の思い出をたくさん作ろうと写真を撮ったり、10年分を取り戻すかのようにいろんな話をします。ユジンにとっては本当に楽しいことでしょう。

 チュンサンは夜の海で一人佇みます。思い出のコイン、二人を写した写真機、そして壊れたポラリスのネックレス、それらを次々と海に投げ入れます。これからの二人の未来を悲観して思い出を残さないようにと涙ながらに捨ててしまいました。

 翌朝目覚めたユジンはチュンサンのいないことに気付きます。外に出るとそこにはサンヒョクが待っていました。チュンサンは黙って去っていったのです。

 サンヒョクの父ジヌはミヒと会いました。

 ジヌ 「昔、ヒョンスが結婚した時を思い出すよ。君はヒョンスが結婚してすぐ川に身投げした。あの夜を覚えているかい。あの後君は逃げるように私の前から去った。だから、てっきりチュンサンは私の子供だと思ったんだ。」

 ミヒ 「昔の話はいいじゃない。あまり聞きたくないわ。」

 ジヌ 「チュンサンはあの時もうお腹にいたのかい?」

 ミヒ 「ジヌ。」

 ジヌの話を肯定も否定もしないミヒの心中はどんなものでしょうか。

 ジヌとサンヒョクはチュンサンとユジンが兄妹だということについて話し合っていますが、そこにサンヒョクの母親が部屋の外で偶然聞いてしまいます。その後、サンヒョクの母親はユジンの家に行ってサンヒョクとの復縁をしないように釘を刺しに行きます。その時にチュンサンとユジンが兄妹だと言ってしまいます。ユジンは知らなかったので驚きます。




 「運命のいたずら」というなら、そのポイントはサンヒョクのお母さんかもしれません。運命とは本人の知らぬところでその筋書きが決められているかのように、黙って背後に迫ってきます。そんなことにも気付かない本人にぽろっと口走る人がいるとしたら、それはいたずら天使の矢が刺さった人でしょう。サンヒョクのお母さんは決め手を出す人ですね。

 親の代からの運命に翻弄されるチュンサンとユジンですが、今後どうなっていくのでしょうか。










 
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by arrive_at | 2007-02-01 13:48 | 冬のソナタ 2007  

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