チェオクの剣 第2話「生い立ち」 その4

 その3の続きです。


ネタバレにご注意!
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 話が前後するが、葬儀屋コッチの所に単身で乗り込んだチェオクが、水浴びをし、盗人マ・チェクチ夫婦を懲らしめ、土砂降りの中を家に帰ると、その雨の中をユンが待っていた。ユンは思いつめたようにチェオクに修練場に来るようにいい、自ら木刀を選び、チェオクには真剣での稽古をつけるのだった。

 雨の降りしきる草原を飛び交いながら戦う二人。ユンの木刀がチェオクの肩を突く。
 「私がどのような過ちを犯したというのです」とチェオクはたずねる。ユンは「それも分からんのか。偽金は取り戻せても、一度失くした命は取り戻せぬのだぞ。おまえは殺されるところだった。母親と兄を見つける前に己が死んでいたかもしれない。その様な勝手な振る舞いをするのならここにいるまでもない。出て行け」。

 その厳しさの中にはチェオクの身を案じるユンの切ない気持ちがあふれている。
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チェオクの無謀さを心配しながら雨の中を待つユン。さらにユンを慕う長官の娘ナニ。














お互いに惹かれあう気持ちを心に押し留め、「大儀の為に戦う」というために修練を積む二人。お互いに刃を向け合うというシーンは運命を感じさせるものがあります。






























 ユンはチェオクが危険を冒して死ぬところだったというのが許せないと言い、草原を去って行きます。チェオクは、「ナニお嬢様と早く結婚なさいませ」と言い、二人の引き合う心とは裏腹に、自己抑制と自己犠牲を表してしまうのも、身分の違いゆえなのでしょうか。許されない愛に惹かれる心と相手に献身することが矛盾しながらもお互いの心を苦しめているようです。大人になればなるほど切ない胸の内です。



 第2話は「生い立ち」というサブタイトルのとおり、チェヒとチェムの逃亡という運命からはじまって、7歳のチェヒが仕える家にはユンがおり、その二人が修行に出されていくという、成長の過程が描かれていました。

 身分制度が厳しく、また、武官というような職に就く為に厳しい修行に耐えるユンとそれを見守り共に成長していくチェヒのひたむきさが心を揺さぶります。

 大人になって、立場を重んじながらも、相手への深い思いを胸にしまっている様子がこれまたジーンときますが、いよいよ現在の厳しい状況が始まります。




 















 さて、本日のベストショットは、ユンとチェオクが雪山で修行中の、大きくなってからのものです。まだ、厳しい仕事に就く前の、苦悩のない純粋な二人の笑顔でしょうか。



(今日に限って、何だか長編になりました。次回からは当分画像はありません。)
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by arrive_at | 2006-07-15 23:38 | チェオクの剣

CHANEL ROUGE ALLURE 24 EVOCATION


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